先日の Pinokko さんのイベント

ゲストの宍戸留美さんが

Pinokko さんの声と似ている

と話していたエミリー・シモン。

 

いろいろと検索していたら

「désert」と「flowers」という曲の

ビデオクリップを見つけて

たちどころに虜となりました。

 

 

こちらが「désert」のビデオクリップ。

 

 

エミリーが演じる人形の腕が割れて

そこから引き出す植物の茎から花が咲いたり

てんとう虫が這っていたりという

観ていると痛くなるような

グロテスクなんだけど

美しいともいえそうな映像が

インパクトありまくりです。

 

人形の肌の破れを

針で繕うあたりの描写は

いかにもフランスな

ギニョール趣味すら感じます。

 

 

エミリー・シモンの声質は

あえていえば

フレンチ・ロリータ系

ということになりましょうか。

 

フレンチ・ロリータといえば

すぐ連想されるのは

フランス・ギャルの

「夢みるシャンソン人形」ですけど

「désert」の場合

ヌカ人形でこそありませんが

明らかにギャルのイメージを

踏襲しているように思われます。

 

 

そしてこちらが「flowers」のビデオクリップ。

 

 

少女のパペットが実に可愛らしくて

(特に口の動きがいい)

個人的にはこちらの方が好み。

 

今風にいえば

キモカワイイという風に

いうんでしょうか。

 

曲自体も

けだるく歌い上げる感じの

「désert」よりも

「flowers」の方が

なんかドラマチックでいいんじゃね? ( ̄▽ ̄)

 

 

ビデオクリップの出来の良さに驚いて

さっそく両曲の入った中古CDを

Amazon で購入しました。

 

『エミリー・シモン』通常盤

(Rombling RECORDS: RBCS-2136、2005.7.6)

 

販売協力は

ジェネオン エンタテインメント。

 

 

ジャケットのデザインからして

グロテスクな感じで

これは買う人を選びそう。

 

身体に群がっているてんとう虫は

作り物の電飾のようですけどね。

 

 

文字のロゴ・デザインも凝っていて

iのポイントと

eのアクサン(アクセント記号)が

すべて文字の下に付いています。

 

『エミリー・シモン』通常盤(ケース裏)

 

こういうところは実にオシャレ。

 

 

で、購入してから

タスキ(オビ)を眺めていたら、なんと!

 

『エミリー・シモン』通常盤(タスキ)

 

ビデオクリップを収録したDVD付きの

2枚組みが出ていることを知りました。

 

 

幸い、新宿のディスクユニオンに

あることが分かりましたで

先日、国会図書館に行った帰りに寄って

購入した次第です。

 

『エミリー・シモン』初回限定盤

(Rombling RECORDS: RBCS-2140、2005.7.6)

 

ちなみに

同じ日にアグネス・チャンの

台湾盤『燕飛翔』を見つけたのですけど

それはむしろ嬉しい余禄で

本当は『エミリー・シモン』の初回限定盤を

買うために寄るつもりだったのでした。

 

 

上の(あるいは下の)写真でも

お分かりいただける通り

前の所有者がこだわる人だったのか

シュリンクに付いていたシールが

購入時のまま残されてました。

 

『エミリー・シモン』初回限定盤(シュリンク)

 

最初、店頭で見たときは

未開封品かと思ったくらいで

これは嬉しかったなあ。

 

もっとも初回限定盤のシュリンクに

こういうシールが貼ってあったとすると

通常盤にも何らかのシールが

貼られていた可能性は高いわけですけど

こればっかりは幸運に恵まれなければ

出会えますまい。

 

 

なお通常盤も限定盤も

CDの方の内容は同じです。

 

初回限定盤のDVDには

「désert」と「flowers」の

ビデオクリップの他に

「désert」のメイキングと

エミリーへのインタビューが

収録されています。

 

インタビュー映像には

字幕が付いてませんけど

いちおう対訳を載せたライナーが

添付されていますので

対照させながら観る手間を厭わなければ

これで充分かと。

 

というわけで

形のあるものとして

手もとに置いておきたいという

昭和な方には

初回限定盤を入手することを

おススメします。(^_^)

 

 

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