Wikipedia の

マージョリー・ノエルの項目

竹内まりやが「そよ風にのって」を

カバーしていると

紹介されているのを見て

ちょっとびっくり。

 

さっそく

収録されているアルバム

『Longtime Favorites』を購入して

聴いてみました。

 

竹内まりや『Longtime Favorites』初回盤

(ワーナーミュージック・ジャパン WPCL-10045、2003.10.29)

 

こちらはボーナスCD付きの

初回盤になります。

 

 

自分が歌を唄うことのルーツは

1960年代に培われていた、というわけで

当時、耳にし、レコードに合わせて歌っていた

オールディーズの洋楽を

カバーしたアルバム。

 

曲によって

日本語、英語、イタリア語で

歌い分けられています。

 

収録曲や歌唱言語、

ボーナスCDの内容は

Wikipedia の本盤の項目

ご参照ください。

 

 

で、「そよ風にのって」ですけど

漣健児が書いた本来の歌詞では

「ワゴン」となっているところが

「汽車」と変えられているので

ちょっとびっくり。

 

当ブログで先に紹介した

マージョリー・ノエルが歌う日本語版

同じ変更が加えられているわけです。

 

ライナー・ノートに

「たどたどしい日本語版が可愛らしい

 マージョリーのこの曲は、

 6才年上の姉がよく聴いていたのを

 覚えています」

と書かれているので

あえて日本語版に合わせたのかも。

 

ノエルの日本語盤では

コーラス部分(リフレイン)も

ノエル自身が歌っていましたが

竹内まりやのバージョンの方は、ちゃんと

別にコーラスが付いていますけどね。

 

 

ちなみに

Wikipedia の解説だと

マージョリー・ノエルの日本デビュー盤が

「そよ風にのって」の

日本語盤のように読めますけど

これは誤り、ないし

本盤のライナーの誤読です。

 

当ブログでも紹介済みの

フランス語で歌ったものが

デビュー盤となります。

 

本盤のライナーを読んだだけだと

そう誤解するのも

分からなくはないですけど。

 

そのうち訂正されるかもしれませんが

念のため、注記しておく次第。

 

 

本盤のライナー・ノートからは

60年代に洋楽を受容していた頃の

時代の空気が感じられて

興味深い読み物になっています。

 

サンレモ音楽祭で

伊東ゆかりが振袖を着て歌うのを

テレビで観ていたという証言には

びっくりさせられました。

 

最近になってようやく

『サン・レモのゆかり』(1965)という

アルバムの復刻盤CDを聴いた自分は

当時(1965年)3歳で

ウチにはまだテレビはもちろん

レコード・プレーヤーも

なかった頃ではないかしらん。

 

竹内の実家が

旅館だということも

関係しているのかもしれませんけど

音楽的な環境に

かなり恵まれていたんだなあ

という感じがされたことでした。

 

 

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