(キングレコード GK-364、1979)
先月下旬
春期講習で町田に行った際に
ディスクユニオンで見つけました。
ジンギスカンの原曲については
以前こちらでふれたことがありますが
そのカバーというか
パロディですね。
バオバブ・シンガーズというのは
この盤のために集まった声優たちの
この盤限りのユニット名。
……かと思っていたら
もう1枚
やっぱりジンギスカンのカバーを
出したみたいです。
(Wikipedia 参照)
メンバーは
富田耕生、富山敬、神谷明、三ツ矢雄二、
水島裕、井上和彦、肘付兼太、加藤修、
緒形賢一、山田俊司
小原乃梨子、北浜晴子、吉田理保子、
清水マリ、千々松幸子、野沢雅子の面々。
物故者もいらっしゃいますが
ある世代、年代の視聴者にとっては
懐かしくも豪華な人たちですね。
訳詞はケイ・ふじやま
という人ですけど
2題目以降は自由訳の度合いが高まり
サビになると
各声優が演じたヒーロー
ヒロイン名が連呼されます。
「タイガーマスク、古代進、ウルトラマン」
と並べば、富山敬で
ここに出てくる「ウルトラマン」が
『ザ☆ウルトラマン』(1979〜80)だ
というのは観たたので分かりますけど
(ウルトラマンじゃなくてヒカリ超一郎だろう
というのは措いとくとしてもw)
山田俊司のトニー・ハーケンは
検索しないと分からなかったっす。f^_^;
また、間奏では
ヒーローやヒロインのセリフが
披露されています。
たとえば1題目と2題目の間奏では
「よーし、タクマ、行け!」
「サテライザー、GO!」
「ヤマト、発進!」
という具合。
2題目と3題目の間奏は
「加速装置!」
「減速装置、ずら」(殿馬のセリフ)
「コンバインOK/レーッツ、コンバイン!」
「マハール ターマラ フーランパ」
までは判りましたけど
続くドロンジョのセリフ(たぶん)や
何かの合体シーンの掛け声は
マニアでない悲しさ
出典不詳でした。
これ全部分かる人、ソンケーします。
……とか思っていたら
歌詞が起こされたページを
見つけました。(こちら↓)
http://park8.wakwak.com/~horoko/moskva.html
ソンケーします。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
B面は
冨田耕生と富山敬による
「アバダバハネムーン」で
こちらもカバー。
検索してみたら
原曲は1914年に演奏されており
もっともヒットしたのは
1950年の映画で歌われた
デビー・レイノルズと
カールトン・カーペンター盤だそうで。
YouTube に
その映画『愛の二週間』(1950)の
映像がアップされていたので
貼り付けておきます。
いやあ、タップダンスといい
スウィングしてる歌いぶりといい
いかにもなミュージカル映画の一場面なので
懐かしくも嬉しくなっちゃいます。(^_^)
モンキーとチンパンジーの
イチャツキを歌った
ナンセンス・ソングだそうですけど
男女のデュエットを
男性声優2人で歌うのがミソ
なのかな? ┐(´∀`)┌ヤレヤレ
それにしても、当時
どうしてこれを
カップリングにしたんでしょ。
みんな原曲を知ってたのか
知ってて面白がってたのか
そこらへんが分からず
なんとも、もどかしいもんです。