子門真人『いつになれば』

(キャニオンレコード A-310、1976.9)

 

先日

明治新聞雑誌文庫での

調べものを終えた帰りに寄った

池袋のディスクユニオンで

見つけた1枚です。

 

坂上二郎主演のドラマ

『たぬき先生騒動記』(1976.4〜9)で

スナックの店員役だった子門真人が

弾き語りで歌っていた曲です。

 

当時、中学生だった自分は

そのドラマを観ていましたが

主題歌というより

劇中歌という印象が

強く残ってます。

 

 

『およげ! たいやきくん』(1975)が

大ヒットして

一般的な人気というか

認知度がうなぎ上りだった時期ですね。

 

『およげ! たいやきくん』の

契約が買取だったため

子門真人自身の懐はまったく潤わず

それで自分の曲を出した

ということだったか

どうだったか。

 

そういうことが

まことしやかにいわれていた

記憶があります。

 

(あくまでも記憶。

 実際のところは知りません)

 

 

針を落として聴いてみると

ドラマで歌っていた時の印象よりも

音が少ないというか

エコーがかかっていない感じ。

 

イントロではブラスが鳴っているのに

ヴォーカルに入るとすぐに

ギターと

かすかなドラムスだけになり

あっさりと歌われていきます。

 

覚えていた感じとは

ちょっと違ってて

印象がずいぶんと変わりました。

 

『およげ! たいやきくん』での

歌唱スタイルの印象と

ごっちゃになっていたのかも

しれませんし

劇中では演出か何かで

音を高らかに響かせていたのかも

しれません。

 

こればっかりは

ドラマを観直してみないと

判断がつきませんね。

 

 

こちらがジャケ裏面で

譜面が載っているのがお約束。

 

『いつになれば』歌詞カード面

 

B面の「絵の具箱」は

まったく記憶にございません。(^^ゞ

 

 

歌詞もメロディーラインも

シンプルなので

いまだに鼻唄で歌えたりします。

 

そういうこともあって

懐かしくって購入したのでした。

 

 

ところでこの曲、

CD化されてないのでは

ないかしらん。

 

それとも

テレビドラマの主題歌を集めた

コンピレーション盤とかに

入っているのかなあ。

 

 

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