(ワーナー・パイオニア L-1144W、1973.7)
本日8月20日は
アグネス・チャンの誕生日。
というわけで
久しぶりにシングル盤を
ターンテーブルに載せました。
本盤を選んだのは
自分が初めて買った
(というか買ってもらった)
アグネスのレコードだからです。
買った理由は単純で
第15回日本レコード大賞新人賞に
選ばれたからでした。
たぶん、年が明けて
1974年になってから
買いにいったのではないか
と思います。
というのも
最優秀新人賞を受賞した
桜田淳子の
『わたしの青い鳥』(1973.8)は
売り切れていて
代わりに『花物語』(1973.11)を
買ったという
記憶があるからです。
山口百恵の
『禁じられた遊び』(1973.11)も
一緒に買ったのを覚えています。
結局、その後
今日に至るまで
購入し続けるようになったのは
アグネスだったわけでして。
B面は「山鳩」という曲です。
「私に 翼があったら
青空 あの森
お前と 一緒にとび立つ
故郷(ふるさと) めざして」
というフレーズを
今の自分が聴くと
当時のアグネスの心情を
踏まえているのかなあ
とか思ったりもしたり。
両面とも
作詞は安井かずみで
作曲は
つい先だって亡くなった
平尾昌晃、
編曲は馬飼野俊一です。
「草原の輝き」はイントロで
旋律が微妙に揺らぐ
感じのするところがあって
聴くたびに不思議に思うんですけど
何か狙いがあったのかしらん。
こちらがジャケ裏の歌詞カード。
例によって楽譜付き。
Wikipedia によれば
本曲が
翌年の春の甲子園で
入場行進曲になったことや
タイトルは
エリア・カザンの映画に
由来すると書かれていますけど
後者については知りませんでした。
典拠は何なんでしょうね。
なお、本曲は後に
『草原の輝き2005』として
セルフカバーされました。
なぜか、そちらはいまだに
聴いてなかったりします。(^^ゞ