『ケロヨンのうた』テイチク盤・表紙

(テイチクレコード KT-11、1966?)

 

塾の会議で行った

立川のディスクユニオンで

見つけました。

 

リリース年は

どこにも記されてませんので

テレビ放送の初年度にしておきました。

 

 

ケロヨンは

日本テレビ/よみうりテレビ系で

1966年から1970年にかけて放送された

『木馬座アワー』のコーナー

「カエルのぼうけん」の

主人公キャラクターです。

 

原作はケネス・グレアムの

『たのしい川べ(川べにそよ風)』

The Wind in the Willows(1908)で

藤城清治がキャラクター化したものを

木馬座が着ぐるみで演じてました。

 

原作はヒキガエルという設定で

ケロヨンもそれを踏襲していながら

なぜか緑色という。( ̄▽ ̄)

 

 

日本テレビ/よみうりテレビ系列は

自分が子どもの頃の金沢だと

チャンネルがなかったのではないか

と思うのですが

にもかかわらず

ケロヨンのことは記憶にあります。

 

というか

「ケ〜ロヨ〜ン」という言い回しを

よく覚えています。

 

それくらい人口に膾炙していた

ということでしょうか。

 

Wikipedia によれば

『ケロヨンと遊ぼう』という番組が

1971年にTBS系で放送されたことがあり

そちらを観たのかもしれませんけど。

 

劇場映画化もされたようですが

そちらは観たのかどうか

まったく記憶にありません。

 


カップリングは

「木馬の歌」と

「ワン、ツー、スリー、ゴー」で

(ジャケットでは、写真で分かる通り

 「ワン・ツー・スリー・ゴー」表記)

この2曲が一緒に

片面に収まっています。

 

「ケロヨンのうた」は

何となく聴き覚えがありますが

カップリングの方は、どちらも

まったく記憶にありません。(^^ゞ

 

 

ジャケットは絵本仕様で

表紙・裏表紙を入れて全8ページ。

 

『ケロヨンのうた』テイチク盤 pp.2-3

 

『ケロヨンのうた』テイチク盤 pp.4-5

 

『ケロヨンのうた』テイチク盤 pp.6-7

 

最終ページが

レコードを収納するため

スリーブ状になっています。

 

下が裏表紙。

 

『ケロヨンのうた』テイチク盤・裏表紙
 

メインキャラ総登場

という感じですね。

 

 

ケロヨンのレコードには

いろいろな競作盤があるようで

テイチク盤はその内のひとつです。

 

YouTube には

「ケロヨン音頭」とカップリングの

ビクター盤のジャケが

アップされています。

 

 

アレンジは本盤とまったく同じですね。

 

 

なお、本盤収録の楽曲のうち

「ワン、ツー、スリー、ゴー」以外の2曲は

『ケロヨン・ソングブック』(2002)

というCDに収められています。

 

 

トラックが26もあって

いかに当時人気があり

多くの競作盤が作られたかを

偲ばせますけど

なぜ「ワン、ツー、スリー、ゴー」だけ

洩れているのか、分かりません。

 

あるいはCDに収録されている

「自動車マニアのケロヨン君」と

同曲かもしれませんが

レコードでは木馬座児童合唱団

CDでは若草児童合唱団

となっているので

同じ曲であっても

別バージョンと見るべきでしょう。

 

聴き比べてみないと

何ともいえませんが

とりあえず

レコードを買って

まったくの無駄ではなかった

ということで。(^_^)

 

 

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