『帰って来たつばめ』

(徳間ジャパン 7JAS-33、1985.6.25)

 

先週、採点済み答案を届けに行った帰りに

横浜のレコファンで見つけました。

 

アグネスが

1980年に台湾で録音した

「帰来的燕子」の日本語版

……という扱いでいいのかな。

 

作詞は喜多條忠と表記されてますが

実質的には訳詞なのではないでしょうか。

 

作曲はアグネス自身です。

 

 

Another Side に収録された

「手のひらの愛」は

明治チェルシーのCMソング。

 

この曲は

以前、こちらのブログでも紹介した

『明治チェルシーの唄』という

オムニバスCDに収録されています。

 

「帰って来たつばめ」の方は

CD音源だと

2002年の12月に出た

『アグネス・チャン CD・BOX』でしか

聴けないのではないかと思います。

 

 

その『CD・BOX』のライナーに

シングル盤のジャケットが

モノクロで掲げられているのですけど

なぜか本盤のみダブル・ジャケット。

 

なんでかなあと思っていた

……というのはウソで

この記事を書くために見直したら

そうなっていることに気づいたのですが f^_^;

今回レコードを入手して

なぜなのかが分かりました。

 

2ツ折りジャケットだったのですね。

 

『帰って来たつばめ』ジャケ全開

 

てことは、このレコード

両A面という扱いになるのかな?

 

 

ジャケットの内側には

1985年4月に

北京の首都体育館で行なわれた

チャリティー・コンサートの

2回目の公演の時の写真が

載っています。

 

『帰って来たつばめ』ジャケ内側

 

このコンサートの前に

母親の故郷である貴州を

初めて訪れていて

その様子がNHKで

『帰ってきたツバメ

 〜アグネス・チャンのルーツ〜』

というタイトルで放送されました。

 

自分もその特番は観ていて

最後に北京でのコンサートの模様が

映っていた記憶があります。

 

 

台湾で吹き込んだ

「帰来的燕子」は

残念ながら未入手。

 

そちらもいつか

手に入れることができるでしょうか。

 

 

ちなみに、アグネスは

今回紹介したレコードが出る前年

国際青年年を記念した

平和シンポジウムの論文募集に

本名で投じて特別賞を受賞しています。

 

その論文は

『歌で平和を…。』というタイトルで

日本でも本になっているんですが

そちらについては記事を改めて

紹介することにします。

 
 
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