
(ビクター音楽産業 VDR-1469、1987.12.19)
少し前に
横浜のディスクユニオンで
見つけました。
タスキ(オビ)に謳われている
オリジナル・スタッフ・ジャンパーの
応募券が付いていないから
なのかどうか
分かりませんけど
めちゃくちゃ安かったです。
同じくタスキ(オビ)に
「これで完璧
未発表ニューバージョン4曲を含む、
すべてが新しい '88年型スーパー・ベスト!!」
と書いてありますが
何が「未発表ニューバージョン」なのか
ライナーのどこにも記されていません。
本アルバムについては
Wikipedia に
項目が立てられており
「未発表ニューバージョン4曲」が
どういう意味で、どの曲なのか
そちらに詳しく書いてあります。
なるほど、と思うと同時に
オリジナル・バージョンが収録されたCDを
探さないとなあと
思ったことでした。
荻野目洋子については
大学院時代の同期生がファンで
ベスト盤を
カセット・テープに録音してもらい
ヘビロテして聴いたという
思い出があります。
そのテープが出てこないんですけど
本盤を聴いているうちに
もしかしたら
これを録音したものかもしれない
と思えてきました。
というのも
シングルカットされておらず
本アルバムのLP盤には未収録の
「D2D」と「NONSTOP DANCER」に
聴き覚えがあり
初めて聴いた気がしないからでして。
その意味では
買うべくして買ったというか
引きがいいなあと
自分を褒めてやりたくなった次第です。
自分が荻野目洋子の曲を耳にする機会は
『ザ・ベストテン』(1978〜89)
ぐらいではなかったか
と思いますけど
そういう人間にとって
本盤収録の楽曲はどれも懐かしく
当方がイメージする限りでの
荻野目洋子らしい1枚
という感じがします。
荻野目洋子入門
という観点から考えても
ちょうど良い1枚かもしれません。
大学院時代の友人のセレクトは
なかなかお見事だったと
今更ながら感心されるのでした。
