昨日、立川まで
採点済みの答案を届けに行き
その帰りに寄った
ディスクユニオンで見つけました。

『ゴールデン・Jポップ/ザ・ベスト 太田裕美』
(Sony Music Entertainment
 SRCL-3123~4、1997.11.21)

いやあ、これは探してたんです。

というのも
収録曲に対する
太田裕美自身の「曲目解説」
付いているからでして。

それなりに分量のある文章かと
思っていたら
Twitter 並みの短いコメントだったので
ちょっと拍子抜けでしたけど。


以前こちらのブログで
「ベスト盤の女王」
というコピーの付いた
『ゴールデン☆ベスト 太田裕美』(2011)
というCDを
紹介したことがあります。

そこで
「満月の夜 君んちへ行ったよ」
という曲を知り
それが当方のツボを突いて
ハマってしまったことは
前にも書いた通りです。


だから
こちらのベスト盤を入手しても
「曲目解説」以外は
今さら驚くことはあるまいと
なめてかかって
とりあえず聴いていたのですが
甘かった。( ̄▽ ̄;)

Disc 2 に入っている
「恋のハーフ・ムーン」の
出だしを耳にして
こっ、これはー!
と衝撃を受けてしまいました。

冒頭のメロディーというか
冒頭からいきなりサビなのですけど
その「♪なんとなんとなくハネムーン」
というメロディー
確かに昔、聴いたことがある! と
「脳天から真っ赤に焼けた
鉄串をぶちこまれたような
激しいショック」(by 横溝正史)を
感じたのでした。


他の部分はまったく覚えていないのに
上に引いた冒頭のメロディーだけ
強烈に印象に残っているのですが
なぜなんだろう、気になるー。(> <)

CMに使われたようでもないし
歌謡番組か何かで
聴いたのだと思うんですけど
それが何の番組だったか
まったく思い出せない。

でもこのサウンド
確かに記憶にあるんですよね。


そんなことを考えながら
ライナーを見たら
これが大瀧詠一の作曲・編曲で
なるほどそうかと
腑に落ちたり、びっくりしたり。

太田裕美の大瀧サウンドといえば
「さらばシベリア鉄道」が
よく知られていますし
よくカラオケで
歌ったりしたものでした。


先のベスト盤では
「失恋魔術師」がツボで
何といっても歌詞がすごい。

自分的には「再発見」の1曲でした。

同様に「南風」も
CMでさんざん耳にしたことを
思い出して
懐かしかったものでした。

(今回のベスト盤には
 残念ながら両曲とも未収録)

「恋のハーフ・ムーン」ショックは
そういうのとは、またちょっと
違うんですよねえ。


「満月の夜 君んちへ行ったよ」も
「失恋魔術師」も「南風」も
前回のベスト盤で知った後
カラオケで歌ったりしましたけど
今度は「恋のハーフ・ムーン」に
挑戦してみようかと
秘かに思っています。
(て、書いてるしw)

いやあ
さすがナイアガラ・サウンド
(と、知ったかぶりw)
歌うのが難しそうだけど
いい曲です。(^_^)


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