以前、こちらのブログで
ピアニストの青柳いづみこに
バロックの鍵盤曲を弾いたCDがある
と書いたことがあって
それが『やさしい訴え』だったことは
前の記事の通りです。
そのCDのライナーで
クープランを弾いたCDがあると知って
クープランはあまり好きじゃないんだけど
とか思いながら
ついつい探してしまうのが
性[さが]でして。( ̄▽ ̄)
そうして
神保町のディスクユニオンで見つけたのが
今回紹介する1枚です。
新譜でも買えるんですが
例によって
ついつい中古で探してしまいました。f^_^;

(ライヴノーツ製作、ナミ・レコード発売
WWCC-7316、1998.5.25)
長くなるので
ブログのタイトルでは省略しましたが
サブタイトルは
「ドビュッシー、クープラン作品集」です。
フランソワ・クープラン(大クープラン)の
クラブサン曲集・第3巻から
「葦」を含む
第13組曲の全曲と
第14組曲に含まれる
「恋の夜うぐいす」を収録。
それと
ドビュッシーの
ベルガマスク関係の曲を
カップリングした1枚です。
ベルガマスクというのは
北イタリア、ベルガモ地方発祥の
仮面劇ないし舞踊曲のことで
ドビュッシーはそれに由来した曲を
何曲か残しているんですね。
いちばん有名なのは
その名もずばり
『ベルガマスク組曲』ですけど
この出版譜を出す際に
いろいろあったらしくて
本来含まれるはずだった曲が
省かれたとかどうとかいう
事情があるようです。
その事情についての
研究成果にのっとって
本盤では
本来入るはずだった曲が
演奏されたりしているので
上では「ベルガマスク関係」と
書いたわけです。
個人的には
クープランはどんなものかと思って
購入したわけですが
「葦」は良かったけれど
全体的に、ぽわんとしており
そのぽわんとしているところこそ
まさにクープランなのかもしれませんが
ラモーを聴いたあとだと
今イチな感じでした。
これは録音のせいかもしれませんね。
使用楽器は
どこにも書いてなくて
(たぶんスタンウェイだと思いますけど)
そこらへんも
印象の悪さに与っているかも。
ただ、ドビュッシーを聴いた時は
ちょっと驚かされました。
「2つのアラベスク」で
その最初の曲を聞いた途端に
ああ、これは
懐かしのラジオ番組
『新日鐵アワー 音楽の森』の
オープニング曲だあ
と思った次第です。
金沢の実家にいた時
よく聴いていたものですが
Wikipedia の記事によると
FM東京製作だそうで。
うーん
ということは
FMで聴いてたんだろうか。
あと
「月の光」を
聴いたことあります。
これは
どこで、どういう機会に聴いたのか
まったく覚えてませんけど。
青柳いづみこが
ライナーで書いているように
本盤のドビュッシーの曲が
クラヴサンのように聴こえるかどうかは
自分の耳だと
よく判断がつきません。
ただ
自分に合わなさそうに思ってた
ドビュッシーですが
上記の2曲を聴いて
ちょっと親しみがわいた次第です。
クラシックって
難しい感じがしますけど
耳慣れたものだと親しみがわく
そういうもんだと思います。
だから
義務教育での
音楽鑑賞の時間とか
大事だなあと
この年になって
つくづく思う次第ですが
これはまた別の話。

ピアニストの青柳いづみこに
バロックの鍵盤曲を弾いたCDがある
と書いたことがあって
それが『やさしい訴え』だったことは
前の記事の通りです。
そのCDのライナーで
クープランを弾いたCDがあると知って
クープランはあまり好きじゃないんだけど
とか思いながら
ついつい探してしまうのが
性[さが]でして。( ̄▽ ̄)
そうして
神保町のディスクユニオンで見つけたのが
今回紹介する1枚です。
新譜でも買えるんですが
例によって
ついつい中古で探してしまいました。f^_^;

(ライヴノーツ製作、ナミ・レコード発売
WWCC-7316、1998.5.25)
長くなるので
ブログのタイトルでは省略しましたが
サブタイトルは
「ドビュッシー、クープラン作品集」です。
フランソワ・クープラン(大クープラン)の
クラブサン曲集・第3巻から
「葦」を含む
第13組曲の全曲と
第14組曲に含まれる
「恋の夜うぐいす」を収録。
それと
ドビュッシーの
ベルガマスク関係の曲を
カップリングした1枚です。
ベルガマスクというのは
北イタリア、ベルガモ地方発祥の
仮面劇ないし舞踊曲のことで
ドビュッシーはそれに由来した曲を
何曲か残しているんですね。
いちばん有名なのは
その名もずばり
『ベルガマスク組曲』ですけど
この出版譜を出す際に
いろいろあったらしくて
本来含まれるはずだった曲が
省かれたとかどうとかいう
事情があるようです。
その事情についての
研究成果にのっとって
本盤では
本来入るはずだった曲が
演奏されたりしているので
上では「ベルガマスク関係」と
書いたわけです。
個人的には
クープランはどんなものかと思って
購入したわけですが
「葦」は良かったけれど
全体的に、ぽわんとしており
そのぽわんとしているところこそ
まさにクープランなのかもしれませんが
ラモーを聴いたあとだと
今イチな感じでした。
これは録音のせいかもしれませんね。
使用楽器は
どこにも書いてなくて
(たぶんスタンウェイだと思いますけど)
そこらへんも
印象の悪さに与っているかも。
ただ、ドビュッシーを聴いた時は
ちょっと驚かされました。
「2つのアラベスク」で
その最初の曲を聞いた途端に
ああ、これは
懐かしのラジオ番組
『新日鐵アワー 音楽の森』の
オープニング曲だあ
と思った次第です。
金沢の実家にいた時
よく聴いていたものですが
Wikipedia の記事によると
FM東京製作だそうで。
うーん
ということは
FMで聴いてたんだろうか。
あと
「月の光」を
聴いたことあります。
これは
どこで、どういう機会に聴いたのか
まったく覚えてませんけど。
青柳いづみこが
ライナーで書いているように
本盤のドビュッシーの曲が
クラヴサンのように聴こえるかどうかは
自分の耳だと
よく判断がつきません。
ただ
自分に合わなさそうに思ってた
ドビュッシーですが
上記の2曲を聴いて
ちょっと親しみがわいた次第です。
クラシックって
難しい感じがしますけど
耳慣れたものだと親しみがわく
そういうもんだと思います。
だから
義務教育での
音楽鑑賞の時間とか
大事だなあと
この年になって
つくづく思う次第ですが
これはまた別の話。
