自宅FAXの調子が悪いので
コンビニまで行って
ファックスして来ました。
そしたら雑誌コーナーの棚に
でかでかと表紙を飾る
ウルトラマンの姿が眼に入りました。

(毎日新聞出版、95巻16号)
昨日29日が発売日だったようで
タイミングが良かったですね。
5ページの
カラーグラビアだけでなく
本文ページに
比較的充実した
特集記事が載っていたので
購入した次第です。
誕生50周年大特集!
と銘打った
「ウルトラマンがニッポンを変える!」
というのが特集名。
金城哲夫に関する記事(4頁)
50年も愛され続けた理由の考察(1頁)
全39話視聴率ランキング(1頁)
黒部進・桜井浩子・高橋健介による
ホンネ座談会(4頁)
名場面&語録集(2頁)
ウルトラ聖地探訪マニュアル(2頁)
あと、表紙を描いた
開田裕治へのインタビューが
後半のグラビアページに
1頁載っていますので
お見逃しなきよう。
金城哲夫についての記事では
ウルトラマンには
地球人=ヤマトンチュ
宇宙人=ウチナンチュ
という、よく知られた図式や
『ウルトラセブン』の
「ノンマルトの使者」には
沖縄人としての複雑な想いが
託されているという
これまたよく知られた解釈が
紹介されています。
ただし、それはは
「金城を偶像化する俗説」
ではないかということを
当時のスタッフの証言に基づいて
示していこうという姿勢で
記事が書かれているように
感じられました。
確かに当時のスタッフからすれば
そのように論じられる金城哲夫は
自分たちが知っている金城哲夫と
大きく異なるように感じられても
仕方ないとは思います。
が、それに対して
自分たちの知っている金城像が
本当の金城哲夫だと言われると
やや違和感を覚えます。
個人的には
先に紹介したような解釈は
作品の読みとしては鋭いと
思っています。
作り手の意識とは別に
無意識のうちに
内(沖縄)と外(本土)の対立が
出てしまうということも
考えられるでしょう。
問題なのは
鋭い読みだからといって
それが真実であると
信憑してしまい
それ以外の解釈や事実を
いっさい受けつけないという
姿勢なのではないでしょうか。
その意味では
当時のスタッフの証言を元に
〈こちらが真実の姿〉的な
書き方をすることも
一種の偶像化と
変わらないのではないかと思います。
正しいか正しくないか
という二項対立に陥って
抜け出すことができなくなることこそ
『ウルトラマン』という番組が
突きつけていたものだと思うと
(他の記事からは
そういう主旨も感じられるだけに)
金城哲夫についての記事は
ちょっと皮肉なものを
感じてしまいますね。
記事の書き手には
正しさを競う思いなど
毛頭ないのかもしれませんけどね。
あくまでも
記事を読んだかぎりでの
個人的な印象です。
面白かった、というか
興味深かったのは
黒部進・桜井浩子・高橋健介による
座談会でしたけど
記事ページのタイトルを見てびっくり。
「ウルトラマンに学ぶ共生の心」
というタイトル(リード?)の後に
「上」と付いてました。
え~次号も買わなくちゃならないの~?
ズルイ~、という感じで(苦笑)
発売は4月5日(火)のようです。
忘れないようにしないと。
その他に
阿木燿子と本谷有希子の対談と
長岡弘樹へのインタビューが
載っていて
小説好きとしては
ちょっとトクした感じ。(^_^)
本谷有希子が石川県出身なのは
文学的な完成度云々を
とりあえずは抜きにして
ミーハー的な愛郷心を
そそられていたのでした。(^^ゞ

コンビニまで行って
ファックスして来ました。
そしたら雑誌コーナーの棚に
でかでかと表紙を飾る
ウルトラマンの姿が眼に入りました。

(毎日新聞出版、95巻16号)
昨日29日が発売日だったようで
タイミングが良かったですね。
5ページの
カラーグラビアだけでなく
本文ページに
比較的充実した
特集記事が載っていたので
購入した次第です。
誕生50周年大特集!
と銘打った
「ウルトラマンがニッポンを変える!」
というのが特集名。
金城哲夫に関する記事(4頁)
50年も愛され続けた理由の考察(1頁)
全39話視聴率ランキング(1頁)
黒部進・桜井浩子・高橋健介による
ホンネ座談会(4頁)
名場面&語録集(2頁)
ウルトラ聖地探訪マニュアル(2頁)
あと、表紙を描いた
開田裕治へのインタビューが
後半のグラビアページに
1頁載っていますので
お見逃しなきよう。
金城哲夫についての記事では
ウルトラマンには
地球人=ヤマトンチュ
宇宙人=ウチナンチュ
という、よく知られた図式や
『ウルトラセブン』の
「ノンマルトの使者」には
沖縄人としての複雑な想いが
託されているという
これまたよく知られた解釈が
紹介されています。
ただし、それはは
「金城を偶像化する俗説」
ではないかということを
当時のスタッフの証言に基づいて
示していこうという姿勢で
記事が書かれているように
感じられました。
確かに当時のスタッフからすれば
そのように論じられる金城哲夫は
自分たちが知っている金城哲夫と
大きく異なるように感じられても
仕方ないとは思います。
が、それに対して
自分たちの知っている金城像が
本当の金城哲夫だと言われると
やや違和感を覚えます。
個人的には
先に紹介したような解釈は
作品の読みとしては鋭いと
思っています。
作り手の意識とは別に
無意識のうちに
内(沖縄)と外(本土)の対立が
出てしまうということも
考えられるでしょう。
問題なのは
鋭い読みだからといって
それが真実であると
信憑してしまい
それ以外の解釈や事実を
いっさい受けつけないという
姿勢なのではないでしょうか。
その意味では
当時のスタッフの証言を元に
〈こちらが真実の姿〉的な
書き方をすることも
一種の偶像化と
変わらないのではないかと思います。
正しいか正しくないか
という二項対立に陥って
抜け出すことができなくなることこそ
『ウルトラマン』という番組が
突きつけていたものだと思うと
(他の記事からは
そういう主旨も感じられるだけに)
金城哲夫についての記事は
ちょっと皮肉なものを
感じてしまいますね。
記事の書き手には
正しさを競う思いなど
毛頭ないのかもしれませんけどね。
あくまでも
記事を読んだかぎりでの
個人的な印象です。
面白かった、というか
興味深かったのは
黒部進・桜井浩子・高橋健介による
座談会でしたけど
記事ページのタイトルを見てびっくり。
「ウルトラマンに学ぶ共生の心」
というタイトル(リード?)の後に
「上」と付いてました。
え~次号も買わなくちゃならないの~?
ズルイ~、という感じで(苦笑)
発売は4月5日(火)のようです。
忘れないようにしないと。
その他に
阿木燿子と本谷有希子の対談と
長岡弘樹へのインタビューが
載っていて
小説好きとしては
ちょっとトクした感じ。(^_^)
本谷有希子が石川県出身なのは
文学的な完成度云々を
とりあえずは抜きにして
ミーハー的な愛郷心を
そそられていたのでした。(^^ゞ
