『タカコさん』1
(ノース・スターズ・ピクチャーズ発行
 徳間書店発売、2016.2.10)

『ワカコ酒』第6巻
同時発売の作品ですが
(その第6巻にはワカコとタカコの
 共演作品も収録されてます)
近所の本屋では見かけなかったかな。

池袋のジュンク堂で買いましたが
新刊コーナーの平積みではなく
ゼノン・コミックスの棚に
1冊きりでした。

もっとも
棚の下の引き出しに
補充分、あるんでしょうけれども。


人よりちょっと耳が良くて
いろんな生活音が聞こえる
タカコさん(26)のお話。

職場はTAMAEという
レストラン&カフェ。

注文通ってるかなという
お客さんの小さいつぶやきも
聞こえるので
その意味では
役に立ってないわけじゃないけど
そういうお話ではありません。

役に立つとか立たないとか
そういう話ではないんです。

普通の人なら聞き過ごす音を
耳にして
想像して
幸せな想像をして
幸せな気分になるという話なのです。

かなりミニマリズム。


タカコさんが
人より背が小さいのも
他のキャラは
比較的リアル・タッチなのに
タカコさんだけ
ワカコ的なデフォルメキャラなのも
愛すべきキャラクター感を
増幅している感じで。

少なくとも自分には
愛らしく感じました。

「うつくしきもの
瓜にかきたるちごの顔」
てな感じに近いかも(笑)


第5話の
予備が気になる話は
共感したなあ。

一人暮らしあるある、な感じで。

自分の場合
たまに
補充するのを
忘れますけどね。(^^ゞ


なにはともあれ
自分にとってはツボな作品でした。

が、これ、書き続けるの
大変そうです。
(ネタが続くのかという意味で)

『ワカコ酒』くらい
続くことを期待します。(^_^)


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