
(講談社コミックス デラックス、2015.10.16)
少し前に読み終えました。
本書が出たころは
ちょうど仕事が詰まっていて
買ってはおいたものの
なかなか読めずにいたのでした。
第12巻は
村雨しずかの身体を持ったアマテラスが
村雨良の変身ポーズを真似て
自らも同じ姿に変身し
ZXと対峙する
第11巻のラストの続きから始まります。
SPIRITS の基地で隊員たちを
無意識のうちに? 惨殺したアマテラスが
ツクヨミとなって復活した三影英介によって
連れ去られるまでを描いた前半は
正直いって何が起きているのか
今まで出た巻も含めて
あと何回か読み直さないと
よく分かりません。(^^;ゞ
後半では
オビにも謳われている「幻の魔人」と
ZXとの決戦が描かれます。
オビに「幻の魔人 音速で参戦」とあるのは
仮面ライダーストロンガー放送時
ジェネラルシャドウが呼び寄せた
改造魔人の一人
デルザー軍団の一員として
登場する予定だった
ジェットコンドルです。
ジェットコンドルについては
お恥ずかしいことに
まったく記憶になく
今回、ネットで検索して
そういう怪人がいたのかと
初めて知って驚いている次第です。(^^ゞ
ピクシブ百科事典の
「ジェットコンドル」の項目によれば
裏設定では
『ストロンガー』放送終了後の
スペシャル番組
『全員集合! 7人の仮面ライダー!!』(1976.1.3)
に登場する暗黒大将軍が
ジェットコンドルの人間体
ということになっているようです。
なるほどそれで
今回の『SPIRITS』第12巻の最後が
あれでしたか、と
ようやく納得できる仕掛け。
仕掛けというか(苦笑)
ネット時代のご時世でなければ
ついには分からぬままだったでしょう。
ちなみに検索していると
岩佐陽一編著『仮面ライダー 激闘ファイル』に
ジェットコンドルの設定画が載っている
と書いてあるブログ記事が見つかりました。
それなら持ってる!

(双葉社、2001.12.20)
というわけで見てみたら
確かに載ってました!
それにしても、おかしい。
見ているはずなのに
記憶に残っていないとは……
ま、よくあることですが。( ̄▽ ̄)
今回の巻末インタビューは
風見志郎を演じた宮内洋で
例によって面白い話題が
てんこ盛りでした。
次の第13巻では
変身不能状態だった風見志郎が
いよいよV3として復活する模様。
こりゃあ読み逃すわけにはいきませんね。(^_^)
