12月8日(水)18:00から
テレビ東京の
『新ウルトラマン列伝』枠内で
放送された
『ウルトラマンX』
第20話「絆 -Unite-」
先にも書いた通り
当日は所用で出かけていたので
録画で観ました。
感想は後日に、と書いておきながら
次の放送の直前になるまで
ずれ込んでしまったのは
いろいろと含蓄に富んでいて
ササッと書き流せなかったためでも
あったりなかったり。(^^;ゞ
以下、ストーリーにふれています。
未見の方はご注意ください。
今回は
ウルトラマンネクサスと
共演を果たす回でしたが
Xとネクサスを
どうやって絡ませるのか
と思っていたら
橘副隊長が変身するという
まさかの展開には
驚かされました。
今回に限って
副隊長も前線に出る理由が
今ひとつよく分かりませんでしたけど。
ネクサスに変身した副隊長は
東京のスペースビーストを倒したあと
娘たちが怪獣に襲われている
カナダへと飛び
当地に現われていたベムラーと戦います。
ネクサスがベムラーと戦う
という構図や
カナダへと向かう際の
ネクサスの視点からの飛行シーンと
そのスピード感など
そしてスペースビーストが現われた現場が
新宿である点も含めて
(最後の、大地と副隊長のシーンでは
都庁ビルが映りこんでいましたので)
明らかに
テレビ・シリーズに先行する劇場版の
『ULTRAAMAN』(2004)を
意識している感じでした。
オープニング・テロップで
川久保拓司の名前が眼に入ったので
てっきり狐門が登場して
変身するものとばかり思ってました。
川久保が演じたのは
橘副隊長の夫・祥吾でしたけど
カナダに飛んだネクサスと
ファーストコンタクトした際の
川久保の表情は
非常に印象的でした。
ネクサスが妻だと気づいたかのような
あるいは
ネクサスとの再会を喜ぶかのような感じ。
スペースビーストは
人間の恐怖を餌にしているという設定。
カナダで怪獣に襲われている娘の恐怖が
通信機を通じて新宿の現場に伝わり
スペースビーストが反応して
橘を襲おうとするという展開は
なかなか見事でした。
今回は大地が
駆除か捕獲かの判断を下す
というシーンがあり
これまでのXにはないハードさでしたが
その一方で
ネクサスの1エピソードとしてみても
遜色のないハードさ
という感じでもありました。
あと、今回は
普通の人間が
いきなりウルトラマンになったことへの
変身する者自身や
周囲の人間のとまどい
というテーマが伏在していて
それもXらしからぬハードさですね
副隊長は
家族を優先させて
現場を離れた自分を未熟だといい
命令違反から処分を望む。
話を聞いた隊長は
次に同じことが起こっても同じことをする
そういう顔をしていると言い
副隊長は
命令より娘を守ることを優先し……
副隊長の職務をまっとうできません
と応える。
この阿吽感漂うやりとりも
身震いするほどすごいなあ、と。
身震いするほどすごいといえば
大地と橘との間で
「ウルトラマンになったとき
どんな気持でしたか」
「やるべきことがある、できることがある
そんな確信だけ抱えてた気がする。
ウルトラマンになるって
その使命を背負うことなのかもしれない。
でもそれは
人として生きることも同じね」
と、やりとりを交わす場面もそうで
さりげなく
「人として生きることも同じ」
と入れるのが素晴しい。
メッセージとしてはベタなんだけど
ウルトラマンという作品を介在させると
普通に心に響くのだから
不思議なものです。
副隊長がネクサスに変身するときの
エボルトラスターを振りかざすポーズは
見事に決ってましたねえ。
カッコいい。
メタフィールドを張るネクサス
懐かしくもカッコよかったです。
ネクサスは
いちおう、本放送時、観てました。
それまでのウルトラ・シリーズに比べると
あまりにも世界観が違っていましたが
それに違和感を覚えていたのか
それとも、いいと思っていたのか
今となっては記憶の彼方です。
ただ、今回のような形で見せられると
デュナミストという言葉や
エボルトラスターが発する心拍音や
ネクサスのデザインは
シルエットのフォルムが
従来のウルトラマンではないものを
目指したという雑誌記事などを思い出し
ひと味違った
いい作品だったのかなあ
とも思えてきました。
当時、マイミクの猫神博士が
ダークメフィストがガード下に立ち
顧問と対峙するシーンを観て
これくらいの高さがいちばん怖い
とブログに書いてらしたのを
今でも、ふとした拍子に
思い出したりします。
うーん
DVDやらムックやら
買っておけばよかったかなあ。
次回、
というより明日ですが
いよいよ最終章に突入のようですね。
大地とアスナの関係に
どういう決着をつけるのか
気になるところです。
ただ、明日は所用があって
ライブでは観られそうにありません。
ちょっと残念なりー。(´・ω・`)

テレビ東京の
『新ウルトラマン列伝』枠内で
放送された
『ウルトラマンX』
第20話「絆 -Unite-」
先にも書いた通り
当日は所用で出かけていたので
録画で観ました。
感想は後日に、と書いておきながら
次の放送の直前になるまで
ずれ込んでしまったのは
いろいろと含蓄に富んでいて
ササッと書き流せなかったためでも
あったりなかったり。(^^;ゞ
以下、ストーリーにふれています。
未見の方はご注意ください。
今回は
ウルトラマンネクサスと
共演を果たす回でしたが
Xとネクサスを
どうやって絡ませるのか
と思っていたら
橘副隊長が変身するという
まさかの展開には
驚かされました。
今回に限って
副隊長も前線に出る理由が
今ひとつよく分かりませんでしたけど。
ネクサスに変身した副隊長は
東京のスペースビーストを倒したあと
娘たちが怪獣に襲われている
カナダへと飛び
当地に現われていたベムラーと戦います。
ネクサスがベムラーと戦う
という構図や
カナダへと向かう際の
ネクサスの視点からの飛行シーンと
そのスピード感など
そしてスペースビーストが現われた現場が
新宿である点も含めて
(最後の、大地と副隊長のシーンでは
都庁ビルが映りこんでいましたので)
明らかに
テレビ・シリーズに先行する劇場版の
『ULTRAAMAN』(2004)を
意識している感じでした。
オープニング・テロップで
川久保拓司の名前が眼に入ったので
てっきり狐門が登場して
変身するものとばかり思ってました。
川久保が演じたのは
橘副隊長の夫・祥吾でしたけど
カナダに飛んだネクサスと
ファーストコンタクトした際の
川久保の表情は
非常に印象的でした。
ネクサスが妻だと気づいたかのような
あるいは
ネクサスとの再会を喜ぶかのような感じ。
スペースビーストは
人間の恐怖を餌にしているという設定。
カナダで怪獣に襲われている娘の恐怖が
通信機を通じて新宿の現場に伝わり
スペースビーストが反応して
橘を襲おうとするという展開は
なかなか見事でした。
今回は大地が
駆除か捕獲かの判断を下す
というシーンがあり
これまでのXにはないハードさでしたが
その一方で
ネクサスの1エピソードとしてみても
遜色のないハードさ
という感じでもありました。
あと、今回は
普通の人間が
いきなりウルトラマンになったことへの
変身する者自身や
周囲の人間のとまどい
というテーマが伏在していて
それもXらしからぬハードさですね
副隊長は
家族を優先させて
現場を離れた自分を未熟だといい
命令違反から処分を望む。
話を聞いた隊長は
次に同じことが起こっても同じことをする
そういう顔をしていると言い
副隊長は
命令より娘を守ることを優先し……
副隊長の職務をまっとうできません
と応える。
この阿吽感漂うやりとりも
身震いするほどすごいなあ、と。
身震いするほどすごいといえば
大地と橘との間で
「ウルトラマンになったとき
どんな気持でしたか」
「やるべきことがある、できることがある
そんな確信だけ抱えてた気がする。
ウルトラマンになるって
その使命を背負うことなのかもしれない。
でもそれは
人として生きることも同じね」
と、やりとりを交わす場面もそうで
さりげなく
「人として生きることも同じ」
と入れるのが素晴しい。
メッセージとしてはベタなんだけど
ウルトラマンという作品を介在させると
普通に心に響くのだから
不思議なものです。
副隊長がネクサスに変身するときの
エボルトラスターを振りかざすポーズは
見事に決ってましたねえ。
カッコいい。
メタフィールドを張るネクサス
懐かしくもカッコよかったです。
ネクサスは
いちおう、本放送時、観てました。
それまでのウルトラ・シリーズに比べると
あまりにも世界観が違っていましたが
それに違和感を覚えていたのか
それとも、いいと思っていたのか
今となっては記憶の彼方です。
ただ、今回のような形で見せられると
デュナミストという言葉や
エボルトラスターが発する心拍音や
ネクサスのデザインは
シルエットのフォルムが
従来のウルトラマンではないものを
目指したという雑誌記事などを思い出し
ひと味違った
いい作品だったのかなあ
とも思えてきました。
当時、マイミクの猫神博士が
ダークメフィストがガード下に立ち
顧問と対峙するシーンを観て
これくらいの高さがいちばん怖い
とブログに書いてらしたのを
今でも、ふとした拍子に
思い出したりします。
うーん
DVDやらムックやら
買っておけばよかったかなあ。
次回、
というより明日ですが
いよいよ最終章に突入のようですね。
大地とアスナの関係に
どういう決着をつけるのか
気になるところです。
ただ、明日は所用があって
ライブでは観られそうにありません。
ちょっと残念なりー。(´・ω・`)
