本日18:00から
テレビ東京の
『新ウルトラマン列伝』枠内で放送された
『ウルトラマンX』
第19話「共に生きる」
ライブで観ました。
以下、内容にふれています。
未見の方はご注意ください。
今回は
スパークドールズを実体化し
人間との共存の可能性をはかる実験の
顛末を描いたエピソード。
実験に使われたスパークドールズはゴモラで
実体化したゴモラは大地やアスナと
意思を交流させるのですが
ダークサンダーエナジーの落雷によって
ゴモラが凶暴化し
EXゴモラとなって街を破壊し始める。
大地はXとユナイトして
ゴモラをスパークドールズに戻そうとします。
変身したXが
ゴモラの前に降り立ったときの
下からあおりで撮って
Xが逆さに映るカット
ちょっと面白かったです。
ゴモラを説得しようとするが
通じないので
やむなく
ザナディウム光線を撃とうとすると
突然、Xが消失してしまう。
実は宇宙空間上で
地球の衛星軌道を漂っていた
M1号によって
拉致(?)されてしまったのでした。
拉致されたXが
三角フラスコの中に閉じ込められてしまう
という映像は
ウルトラセブンが
シャドウマンによって
コップの中に閉じ込められてしまう映像を
連想させました。
たぶんリスペクトではないかと思います。
M1号は
いなづま号で宇宙に飛び出した後
地球の衛星軌道に乗ったまま
知能がどんどん発達していったようで
常に地球を監視していたようです。
指をはじいて鳴らすだけで
Xを瞬間移動させて
フラスコに閉じこめたり
宇宙空間にもかかわらず
実験室のような部屋を現出させ
地上の様子をスクリーンのように
映し出してみせたりと
やりたい放題の設定でした(笑)
まるで神のような存在というか
神様だと思えば腑に落ちるわけですが
まあいってみれば
ニュータイプに進化した
というところでしょうかね。
というわけで
今回のエピソードは
ひとつの寓話といえそうです。
Xが拉致されたまま
XiOの面々がゴモラを止めようとし
無理だと分かると
排除しようとする。
人間はいつもこうだ
とM1号はXに説いてましたけど
アスナがゴモラを止めようと必死なのを観て
心を動かされたのか
ゴモラがアスナに光線を浴びせようとする
ギリギリのところで
Xを地上に戻す。
アスナをゴモラの光線から守ったとき
バリアを張っていましたが
なんだ、ウルトラバリア
使えるんじゃんとか思ったり(苦笑)
エクシードエクスラッシュで
ダークサンダーエナジーの影響から
解放されたゴモラは
ザナディウム光線を打てと言わんばかりに
Xの前で無防備に立つ。
大地が泣く泣く光線を撃とうとすると
時間切れでスパークドールズに戻る。
最初、何が起きたのかと思いましたが
もともと
3分間しか実体化できない
という設定なのでした。
今回は
アスナがゴモラと対峙して
何度も何度も吹き飛ばされる
というシークエンスが印象的でした。
イメージ的には
美女と野獣といったところでしょうか。
かなり派手に吹っ飛んでましたが
吹っ飛んで叩き付けられるところは
スタントでしょうか、やっぱり。
そうであっても
今日もアスナは凛々しく
凛々しい中にも女性らしさが感じられて
魅力的でした。
今回は結局、大地もXも
何の役にも立ってないわけですが
こういう感じの話って
初期のウルトラには
割とあったような気がします。
(もっとも今回の大地のように
やめろーっ! と
ただただ叫ぶだけというのは
やや興ざめではありましたが……)
それに
プロの防衛部隊のメンバーとして
今回のアスナのような心の動きは
どうかと思いますし
街を破壊した責任は
誰がどう取るんだと
突っ込みたくもなりますけど
セブンや帰りマン系ならともかく
初代マン系なら
まあいっかーという感じで。
怪獣と共に生きることがテーマでしたが
怪獣と「共存」というよりは
怪獣のペット化というふうに
見えなくもないところもありました。
『ウルトラマンギンガS』の
シェパードンなんかも
そうでしたね。
怪獣との「共存」ということでは
根源破滅生命体からの攻撃に対して
地球怪獣たちもウルトラマンと共闘するという
『ウルトラマンガイア』でしたっけ
あの最終回の方が、個人的には
「共存」のイメージに
ぴったりのような気がします。
今回のエピソードを観た小さいお友だちは
どういう影響を受けたのか
将来どういう大人になるのか
ちょっと楽しみだったりしたり。
そういえば今回
大地の怪獣ラボはお休みで
小さいお友だちが投稿してきた
ユナイト変身ポーズの写真が
何枚か紹介されました。
さすがにこれは
ソフト化される時には
入らないよなあ。
それとも入るのかな?
次回はいよいよネクサスと共闘。
どういう理屈をつけて
ネクサスを登場させるのか
興味津々です。

●訂正(翌日4:05ごろの)
M1号の登場する
『ウルトラQ』第10話
「地底超特急西へ」を観直して
当の地底超特急の名称を
「はやぶさ号」と勘違いしてましたので
正しく「いなづま号」と修正しました。
テレビ東京の
『新ウルトラマン列伝』枠内で放送された
『ウルトラマンX』
第19話「共に生きる」
ライブで観ました。
以下、内容にふれています。
未見の方はご注意ください。
今回は
スパークドールズを実体化し
人間との共存の可能性をはかる実験の
顛末を描いたエピソード。
実験に使われたスパークドールズはゴモラで
実体化したゴモラは大地やアスナと
意思を交流させるのですが
ダークサンダーエナジーの落雷によって
ゴモラが凶暴化し
EXゴモラとなって街を破壊し始める。
大地はXとユナイトして
ゴモラをスパークドールズに戻そうとします。
変身したXが
ゴモラの前に降り立ったときの
下からあおりで撮って
Xが逆さに映るカット
ちょっと面白かったです。
ゴモラを説得しようとするが
通じないので
やむなく
ザナディウム光線を撃とうとすると
突然、Xが消失してしまう。
実は宇宙空間上で
地球の衛星軌道を漂っていた
M1号によって
拉致(?)されてしまったのでした。
拉致されたXが
三角フラスコの中に閉じ込められてしまう
という映像は
ウルトラセブンが
シャドウマンによって
コップの中に閉じ込められてしまう映像を
連想させました。
たぶんリスペクトではないかと思います。
M1号は
いなづま号で宇宙に飛び出した後
地球の衛星軌道に乗ったまま
知能がどんどん発達していったようで
常に地球を監視していたようです。
指をはじいて鳴らすだけで
Xを瞬間移動させて
フラスコに閉じこめたり
宇宙空間にもかかわらず
実験室のような部屋を現出させ
地上の様子をスクリーンのように
映し出してみせたりと
やりたい放題の設定でした(笑)
まるで神のような存在というか
神様だと思えば腑に落ちるわけですが
まあいってみれば
ニュータイプに進化した
というところでしょうかね。
というわけで
今回のエピソードは
ひとつの寓話といえそうです。
Xが拉致されたまま
XiOの面々がゴモラを止めようとし
無理だと分かると
排除しようとする。
人間はいつもこうだ
とM1号はXに説いてましたけど
アスナがゴモラを止めようと必死なのを観て
心を動かされたのか
ゴモラがアスナに光線を浴びせようとする
ギリギリのところで
Xを地上に戻す。
アスナをゴモラの光線から守ったとき
バリアを張っていましたが
なんだ、ウルトラバリア
使えるんじゃんとか思ったり(苦笑)
エクシードエクスラッシュで
ダークサンダーエナジーの影響から
解放されたゴモラは
ザナディウム光線を打てと言わんばかりに
Xの前で無防備に立つ。
大地が泣く泣く光線を撃とうとすると
時間切れでスパークドールズに戻る。
最初、何が起きたのかと思いましたが
もともと
3分間しか実体化できない
という設定なのでした。
今回は
アスナがゴモラと対峙して
何度も何度も吹き飛ばされる
というシークエンスが印象的でした。
イメージ的には
美女と野獣といったところでしょうか。
かなり派手に吹っ飛んでましたが
吹っ飛んで叩き付けられるところは
スタントでしょうか、やっぱり。
そうであっても
今日もアスナは凛々しく
凛々しい中にも女性らしさが感じられて
魅力的でした。
今回は結局、大地もXも
何の役にも立ってないわけですが
こういう感じの話って
初期のウルトラには
割とあったような気がします。
(もっとも今回の大地のように
やめろーっ! と
ただただ叫ぶだけというのは
やや興ざめではありましたが……)
それに
プロの防衛部隊のメンバーとして
今回のアスナのような心の動きは
どうかと思いますし
街を破壊した責任は
誰がどう取るんだと
突っ込みたくもなりますけど
セブンや帰りマン系ならともかく
初代マン系なら
まあいっかーという感じで。
怪獣と共に生きることがテーマでしたが
怪獣と「共存」というよりは
怪獣のペット化というふうに
見えなくもないところもありました。
『ウルトラマンギンガS』の
シェパードンなんかも
そうでしたね。
怪獣との「共存」ということでは
根源破滅生命体からの攻撃に対して
地球怪獣たちもウルトラマンと共闘するという
『ウルトラマンガイア』でしたっけ
あの最終回の方が、個人的には
「共存」のイメージに
ぴったりのような気がします。
今回のエピソードを観た小さいお友だちは
どういう影響を受けたのか
将来どういう大人になるのか
ちょっと楽しみだったりしたり。
そういえば今回
大地の怪獣ラボはお休みで
小さいお友だちが投稿してきた
ユナイト変身ポーズの写真が
何枚か紹介されました。
さすがにこれは
ソフト化される時には
入らないよなあ。
それとも入るのかな?
次回はいよいよネクサスと共闘。
どういう理屈をつけて
ネクサスを登場させるのか
興味津々です。

●訂正(翌日4:05ごろの)
M1号の登場する
『ウルトラQ』第10話
「地底超特急西へ」を観直して
当の地底超特急の名称を
「はやぶさ号」と勘違いしてましたので
正しく「いなづま号」と修正しました。