アントニオ・ヴィヴァルディの『四季』は
日本人がもっとも愛好するバロック音楽で
録音も星の数ほど出ています(たぶん)。
自分も何枚か
古楽器演奏盤を持ってますが
クラシックのマニアではない
一般的な音楽愛好者の支持を
最も得ているのが
イ・ムジチ合奏団による演奏でしょう。
といっても一般的には
イ・ムジチといっても
何それ誰それ
のレベルかもしれません。
ヴィヴァルディの『四季』の
旋律自体は知っていても
(耳にして、ああ、とは思っても)
演奏者までは意識しませんからね。
これをお読みのあなたが
イ・ムジチぐらい知ってるよ
という方なら
ごめんなさい、ですけど。
自分についていえば
イ・ムジチを
イ・ムジチとして知ったのは
前にも紹介したことのある
皆川達夫の
『ルネサンス・バロック名曲名盤100』

(音楽之友社 ON BOOKS、1992.2.10)
を読んでからです。
イ・ムジチが常に、そして今も
12人という小編成だということを
今回初めて知ったくらいですし。f^_^;
それはともかく
そのイ・ムジチが
現在までに残した
ヴィヴァルディの『四季』の
6種類の録音をすべて収めたBOXが
今回紹介する『イ・ムジチの《四季》』です。

(ユニヴァーサル ミュージック
UCCD-4826/31、2013.10.9)
こちらは
立川のディスクユニオンで
見つけました。
要するに中古盤です。
買おうかどうか
いちおう迷いはしたものの
イ・ムジチの『四季』なら
やっぱり押さえとかなくちゃと思って
買った次第です。
今まで押さえとかなかったのかい!
とツッコまれそうですけど
そこは、よしなに。σ(^_^;)
6種類のディスクは
初出当時の
オリジナル・ジャケット仕様で
収められています。
もっとも
5、6枚目は
最初からCDで出たので
紙ジャケ仕様で復刻されると
ちょっと間が抜けた感じが
しなくもないんですけど。
(特にジャケ背面が)

(左:CD1、右:CD2)
1枚目(1955年録音)は
モノラル録音のためもあってか
ペタッとした印象。
でも、昭和30年ごろは
こういう音だったんだなあ
という感じで興味深いです。
2枚目(1959年録音)は
全体的にゆっくりめ。
あと
ステレオ録音になって
音が遠くなったなあという感じ。
だが「夏」の3楽章はすごい。
この乱れ振りは何なんだ!
という感じで。
「秋」の第1楽章なんて
6分近くあって
6種類の中では一番長いです。
次の3枚目については
ちょっと長くなりますので
また次回に。

日本人がもっとも愛好するバロック音楽で
録音も星の数ほど出ています(たぶん)。
自分も何枚か
古楽器演奏盤を持ってますが
クラシックのマニアではない
一般的な音楽愛好者の支持を
最も得ているのが
イ・ムジチ合奏団による演奏でしょう。
といっても一般的には
イ・ムジチといっても
何それ誰それ
のレベルかもしれません。
ヴィヴァルディの『四季』の
旋律自体は知っていても
(耳にして、ああ、とは思っても)
演奏者までは意識しませんからね。
これをお読みのあなたが
イ・ムジチぐらい知ってるよ
という方なら
ごめんなさい、ですけど。
自分についていえば
イ・ムジチを
イ・ムジチとして知ったのは
前にも紹介したことのある
皆川達夫の
『ルネサンス・バロック名曲名盤100』

(音楽之友社 ON BOOKS、1992.2.10)
を読んでからです。
イ・ムジチが常に、そして今も
12人という小編成だということを
今回初めて知ったくらいですし。f^_^;
それはともかく
そのイ・ムジチが
現在までに残した
ヴィヴァルディの『四季』の
6種類の録音をすべて収めたBOXが
今回紹介する『イ・ムジチの《四季》』です。

(ユニヴァーサル ミュージック
UCCD-4826/31、2013.10.9)
こちらは
立川のディスクユニオンで
見つけました。
要するに中古盤です。
買おうかどうか
いちおう迷いはしたものの
イ・ムジチの『四季』なら
やっぱり押さえとかなくちゃと思って
買った次第です。
今まで押さえとかなかったのかい!
とツッコまれそうですけど
そこは、よしなに。σ(^_^;)
6種類のディスクは
初出当時の
オリジナル・ジャケット仕様で
収められています。
もっとも
5、6枚目は
最初からCDで出たので
紙ジャケ仕様で復刻されると
ちょっと間が抜けた感じが
しなくもないんですけど。
(特にジャケ背面が)

(左:CD1、右:CD2)
1枚目(1955年録音)は
モノラル録音のためもあってか
ペタッとした印象。
でも、昭和30年ごろは
こういう音だったんだなあ
という感じで興味深いです。
2枚目(1959年録音)は
全体的にゆっくりめ。
あと
ステレオ録音になって
音が遠くなったなあという感じ。
だが「夏」の3楽章はすごい。
この乱れ振りは何なんだ!
という感じで。
「秋」の第1楽章なんて
6分近くあって
6種類の中では一番長いです。
次の3枚目については
ちょっと長くなりますので
また次回に。
