金曜日、25:23から
テレビ東京で放映の
『牙狼〈GARO〉-GOLD STORM- 翔』
第12話「絆」
ライブで観ました。

というか、ライブでは
最初の数分、観そこなったんですが
そこは録画で補いまして。f^_^;

以下、ストーリーに
ちょっとふれています。
未見の方はご注意ください。




前回、ガルドと同じ檻の中にいた
ゾンビみたいな奴は
前田健が演じてたんですね。びっくり。

水の属性のホラーでしたが
でも、なんために
ガルドと同じ檻の中にいたのか
今ひとつよく分かりませんでした。

罠なのだとしても
どういう罠なのか、分からない……。

こういう出る必要のない
というか
ガルドを助けにきた流牙と莉杏と戦う
という意味では
出てくる必然性はありますけど
ガルドと同じ檻にいる必然性が
よく分からないので
次回へのサスペンスを
高めるためだけだと思われ
そういうキャラの使い方は
あまり好きにはなれません。


あと、そのホラーが
水の属性であることは
ちょっと戦えばすぐに分かるのですから
莉杏が「ここは私に任せて」と言って
一人で戦おうとしたときは
すぐにでも
凍らせるのかと思ったんですが
これもかなり引っぱってました。

対策が分かり切っているのに
それに、法術で
すぐに解決できるはずなのに
引っぱり続けるのが
納得できませんでした。


ガルドの妹ハルナが
魔導具の人形を通して
襲いかかってくるホラーを目にして
恐怖のあまり悲鳴をあげる。

それを見てリュメが
「それが魔戒騎士の見ている世界」
なのだと教え諭す。

「それでも流牙さんは
 いつも笑っているんですね」
とハルナが答え
「それが道外流牙という男だよ」
とリュメが受ける
という、やりとりがありました。

でも、いっちゃなんですが
前にも書きましたけど
今シリーズでは流牙は笑顔を
視聴者には
ほとんど見せてくれてません。

笑ってねーじゃないかと
思わずツッコんじゃいました。(^^ゞ


あと、妹のお守りを手に
ガルドを責めさいなむジンガ、
悪(わる)の演技が冴えてましたけど
妹のお守りがジンガの手にある
にもかかわらず
宝剣の場所がジンガは知らないらしい
ということから
ジンガのハッタリだと
気づくべきじゃないかとも思ったり。

ガルドが気づかないあたりは
これは経験の浅さだと
考えるべきなんでしょうか。

それとも
妹が宝剣を隠したまま
捕まってしまい
隠し場所を話していない
と考えたわけでしょうか。

でも、ジンガの言葉で
妹が無事だと気づいても良かった。

宝剣は妹が持っていると
言ってしまうと
それはそれでマズい
と思って言わなかったのなら
まだいいんですけど
どうもそんな感じではなかった。

こういうふうに感じるのは
ミステリなどを
読み過ぎてるせいかもしれませんが
もう少し、手筋の読み合いというか
駆け引きなんかで
サスペンスを高めても
良かったように思います。


結局、今回のエピソードは
流牙とガルドとの
和解(?)が中心なわけです。

それにそっていうなら
今回のシナリオには
人としてなら信じてやってもいいが
でも、やっぱり魔戒騎士は嫌いだとか
お前みたいな生意気な魔戒法師は嫌いだけど
人形を作ったお前のことは嫌いじゃないとか
そういう印象的な台詞のやりとりがあり
それはそれで
上手いなあと思うんですけどね。

「もう、素直じゃないんだから」
と魔導具の人形に言わせる演出も
なかなか良かったです。


とまあ、もろもろ書いてきましたが
流牙とジンガの殺陣
なかでも
相手の太刀を鞘で受ける
という立ち回りは
なかなか観応えがありました。

なんか、演舞みたいでしたけど(笑)


二人が立ち回りをする直前に
「仲間だと言うのか、この男を」
とジンガに言われた流牙が
「仲間でなくても人を守る。
 それが魔戒騎士だ」
と答えるやりとりがあり
ちょっと感じ入りました。

テロリストの人質になった国民の救出を
最優先の課題にしなかった
どこぞの政府与党とは大違いだと
つくづく思った次第です。

以前リツィートした
masanorinaito さんの言葉を
もじっていうなら
自己責任で命の危険に晒されたのだとしても
それが自国の国民であれば
選り好みせず救出に最大の努力を払う
それが国家の責任
ということです。


それにしても、ガルドの
炎の法術(?)も効かないジンガ
強すぎでは?(苦笑)


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