
(講談社コミックス デラックス、
2015.5.15)
軍艦島編の続き
ガラガランダこと地獄大使の死と
狼男、イカデビルとの戦いが
描かれます。
地獄大使の死に際の言葉や
狼男と2号ライダー
イカデビルと1号ライダー
という組み合わせは
テレビを踏まえたものですね。
軍艦島での戦いを終えた後
村雨良が石倉五郎に言う台詞。
「弱さのない力は
破壊への迷いを
失わせる
だが
それは本当の
強さとはいえない」(p.46)
この場合の「弱さ」は
文脈からして
「人間であった頃への未練」(p.45)
ということになりそうですが
そういった文脈を除いて読んでも
ちょっといい台詞かもしれませんね。
良すぎる気も
ちょっとしますけど(笑)
「かえってくるライダー」の歌詞を
全文掲載したページがあります。
あれは、歌詞は素朴なんだけど
いい歌だった。
それにしても
一文字にフェイントを噛ませた
本郷の、少年に対する振る舞い
今ひとつ意図が分からなかったり。
それにしても、その2。
岩石大首領まで
バダンの手駒ですかい。
スーパーヒーロー大戦系映画での
仮面ライダーJの扱いぐらい
ちょっと違和感あるなあ。
軍艦島編の次は
村雨の姉の姿をした
アマテラスが
SPIRITS 基地で起こす事件が
描かれていきます。
ようやく話が動き出す
……のかな?(苦笑)
巻末には
かつてブラック将軍を演じた
丹羽又三郎へのインタビューが
載ってます。
プロフィール欄を見ていると
『日真名氏飛び出す』(1955~62)に
出ていたことを知り、びっくり!
『お役者文七 花の絵姿』(1966~?)
というテレビ番組があったとは
うかつにも知りませんでした。
(ミステリ・ファンにしか
通用しないネタへの反応で
申し訳ありません【^^ゞ )
いつも巻末に載っている
読者のイラスト・コーナー
なぜか今回はありません。
