昨晩は
宍戸留美さんが出演している
映画『世界の終わりのいずこねこ』を
観てきました、

2011年の秋から
2014年の夏にかけて
「いずこねこ」という
ソロプロジェクトが展開されており
そのプロジェクトでヴォーカルを務める
歌手でアイドルの茉里が
主演を務めた映画が
『世界の終わりのいずこねこ』です。
新宿 K's cinema での
レイトショー上映で
これまでにも何回か
トークショーが開かれたのですが
23日の出演者トークは
ゲストに宍戸留美さんが来る
ということもあり
観にいってきた次第です。
当日は早目に家を出て
16:00ごろ入場券を買いに行ったら
整理番号5番でした。

パンフはなく
代わりに原作コミックがあります
と受付の方に言われ
普通の本屋さんでも売ってますけど
ということでしたが
一緒に渡されたフライヤーには
bookunion で買うと
オリジナル特典で栞がもらえる
ということだったので
その足で bookunion に回って
原作コミックを購入。

それから TSUTAYA に回って
仕事で必要になりそうなDVDを借りてから
上映時間がくるまで
喫茶店で読書。
トークショーの前に
映画本編の上映があったのですが
本編上映の前に、竹内監督の撮った
うみのてのライブ映像が流れました。
K's cinema のイベントページによると
渋谷WWW でのライブで歌われた
「NEW(NU)CLEAR, NEW(NO)FUTURE」
という曲だそうです。
この映像の一部が
本編の中で使われていて
ああ、それでか、と思ったのですが
別の日は別の映像が流れたようなので
これは、たまたまだったのでしょう。
ですが、本編上映前に
「NEW(NU)CLEAR, NEW(NO)FUTURE」の
映像が流れたことで
本編の内容とリンクし
映画本編から約25年前の
東京の現実にふれたことに
結果的にはなったわけで
ちょっとトクした感じで。
事前に情報を仕入れなかったので
本編に出てくる役者は
宍戸留美を除いて
すべて知らない人たちばかり。
宍戸さんの妹分
蝦名恵は分かったけど。
主役の茉里さんは
最初、イケてない感じの
配信アイドルでもある
女子高生でしたが
最後に廃工場で歌う場面は
さすがの貫禄というか
イケてる感が出てました。
ちなみにこの廃工場
上映後のトークにおける監督の話では
茨城県の北の方にあるそうで
(特撮でもお馴染みの
高萩市の製紙工場跡地でしょう)
レンタル料がかかるのだとか。
今回、クラウドファンディングで
資金が集って
借りることができたのだそうです。
イツ子の友人
スウ子を演じた蒼波純は
黒髪ロングのみならず
独特の存在感を出していて
ツボでした。
講談社主催の
女性アイドルオーディション
ミスiDの2014グランプリなのだとか。
当年とって13歳と知って
びっくり。
このスウ子が
メットかぶって
「反対」と書かれたプラカード持って
人けのない商店街に立っているという
ヴィジュアルは印象的だし
クールなキャラなのも
ツボなのでした。
映画の舞台は
2035年の関西新東京市。
2011年に「東京パンデミック」という
大災害が起きて東京は壊滅。
一部の人間は木星に移住。
そうでない人々は
大阪に東京の町並みを復元した
関西新東京市に住んでおり
配給のネコ缶を食べて生きていた。
そして
10年後に関西新東京市に隕石が落下する
という木星通信社の予測のもと
人々は滅亡に慣らされながら
日常を過ごしている。
そんな世界に生きている
女子高生たちと教師、
イツ子とその家族を描いた
いわゆるセカイ系のSF映画です。
アイドル映画でもあるようですが
上にも書いた通り
出てくる女子高生を演じるアイドルを
自分は、みんな知らないので
アイドル映画を観ている感じは
しませんでした。
ちなみに
パンデミック後に生まれた子供たちは
角が生えたりネコ耳が生えたり
額に第3の目があったり
胸から3本目の手が生えていたり
なんらかの障害を持っています。
リアルにエグい感じではありませんが
明らかに原発事故を踏まえてますね。
ちなみに、主人公のイツ子は
ネコの尻尾が生えているという設定。
でも、友人のスウ子は
どこも問題がなさそうでした(笑)
エヴァンゲリオンに原発事故を足して
2で割ったような世界観で
P・K・ディック原作映画を
思わせるようなところもあり
設定自体には
あまり新鮮さを感じませんでした。
面白かったのは
いわゆる弾幕といわれるコメントが
イツ子が配信中に流れるカット。
カットといっても
トークショーでの監督の話では
長回しだったようですけど。
配信中にノイズが入ったり
両親が姿を見せて静止したり
というあたり
映像の中の映像表現という意味では
メタな趣向で好みだし
妙なリアリズムを感じさせました。
ありがちといえばありがちですが
映像作品であることを
うまく活かした面白さだと
思った次第です。
本編上映後22:45ごろから
トークショーが始まりました。
ゲストは
イツ子の母親役で出演した
宍戸さんの他に
イツ子の父親役で出演した
映画監督でもある
いまおかしんじさん。
他に竹内道宏監督が登壇し
MCは企画の直井卓俊さんでした。
映画のシーンにこめられた
監督の意図が話されたりして
興味深いトーク内容でしたが
まだ公開中であることを鑑みて
(K's cinema では今月27日まで。
以降、順次全国で公開される模様)
以下、宍戸さんの発現をメインに
レポしていきます。
なお、録音に基づくものでなく
手書きのメモと記憶に基づくものなので
当方の聞き間違い
勘違いがあるかもしれません。
以上もろもろ、ご了承ください。
宍戸さんは実写作品には
出られたりしたことありますか
というMCからの質問に
実写作品はちょこちょこと
やらせてもらってますが
母親役は初めてだと話してました。
監督によれば
アイドルという文脈から
この方からこの子が生まれた
ということを考えて
キャスティングしたそうで
並んでると本当に
お母さんとお子さんという感じに見え
成功だったのではないか
と話してました。
それを聞いて宍戸さん
インディーズ・アイドルの流れができてて
最後のライブの配信を
母親が自宅で観ているシーンは
先輩が後輩を観ている感じだと
笑って話してました。
宍戸さん、さらに
今回観るのが2回目だったそうで
1度観てるのに印象が変わるし
イツ子のライブの弾幕の文字も
全部読みたいと思ったりする
それと
いまおか監督演じるパパが
病弱という設定で台詞がない分
全部私が話す長ゼリフになってて
驚いたのだとか。
MCから出された
明日死ぬ(地球が滅亡する)としたら
という質問に対しては
近くのスーパー銭湯に行く
露天になってるんですよ
と答えた宍戸さん、
自分が満足した状態で死にたい
自分の快楽に浸っていたい
自分の快楽で終わりたい
と話してました。
ちなみに、いまいしんじ監督は
なら自分はアユ釣りかな
いや、家族といるかな、と言い
竹内監督は
独り者なので
インターネットしてるような
気がして、と苦笑して言ったあと
だから映画の描写は
自分にとっては
かなりリアルなシチュエーションなんだ
と話してました。
撮影中のエピソードを聞かれて
お手伝いに来るスタッフがたくさんいて
映画好きな人が集ってるんだなと思った
(今まで自分が関わったのは)
大メジャーか
監督と役者とカメラマンの3人か
という両極端な映画で
こういうの初めてだったので
印象に残ったと答えてました。
ちなみに監督は
蝦名恵さん演じる
ニュースキャスターの脇で
解説者として
声だけ出演されてたそうですが
それが訛ってたと指摘した宍戸さん。
これはダメ出しというわけではなく
演技指導のときも訛ってて
だから現場では、ほのぼのとした
と話してました。
また、演技に入る前
役者が待機する部屋は
冷房がキンキンに効いていて
現場に出ると暑くて
その温度差に
どこにいればいいんだ
と思ったのだそうです。
最後に一言ずつ
とMCに振られて
いまおか監督は
「(役者体験は)おもしろかったです」と
ほんとに一言で済ませてました(笑)
宍戸さんは
映画を通して茉里ちゃんと出会って
ほんとにママと娘みたいになりました
(メルアドを交換したのだそうです)
宍戸留美のアイドル時代の
映画があったら(作られたら)
茉里ちゃんにやってほしいですね
と話してました。
竹内監督は
なるべく現代を思わせるように
しようとしたと言い
今は、配信も
立ち入れない区域もあるし
現代もSFだなあと思う
と話してました。
そんな感じで23:15ごろ終了。
ロビーに出たら
津田大介さんの姿を見かけました。
ネットTV『Oil in Life』で
宍戸さんと一緒に
MCやってますもんね。
宍戸さんに色紙を渡して
サインもらっている方がいました。
「はいはーい」と言って
クラスメートに気さくにサインする
おんぷちゃんを連想したり。f^_^
自分も何か持ってくれば良かった
と思いながら劇場を後にしたのでした。
コミック本にサインしてもらえば
良かったかしらん
帰る道すがら気づいたのですが
それも、ねえ。( ´(ェ)`)
以上、長文乱文深謝。

宍戸留美さんが出演している
映画『世界の終わりのいずこねこ』を
観てきました、

2011年の秋から
2014年の夏にかけて
「いずこねこ」という
ソロプロジェクトが展開されており
そのプロジェクトでヴォーカルを務める
歌手でアイドルの茉里が
主演を務めた映画が
『世界の終わりのいずこねこ』です。
新宿 K's cinema での
レイトショー上映で
これまでにも何回か
トークショーが開かれたのですが
23日の出演者トークは
ゲストに宍戸留美さんが来る
ということもあり
観にいってきた次第です。
当日は早目に家を出て
16:00ごろ入場券を買いに行ったら
整理番号5番でした。

パンフはなく
代わりに原作コミックがあります
と受付の方に言われ
普通の本屋さんでも売ってますけど
ということでしたが
一緒に渡されたフライヤーには
bookunion で買うと
オリジナル特典で栞がもらえる
ということだったので
その足で bookunion に回って
原作コミックを購入。

それから TSUTAYA に回って
仕事で必要になりそうなDVDを借りてから
上映時間がくるまで
喫茶店で読書。
トークショーの前に
映画本編の上映があったのですが
本編上映の前に、竹内監督の撮った
うみのてのライブ映像が流れました。
K's cinema のイベントページによると
渋谷WWW でのライブで歌われた
「NEW(NU)CLEAR, NEW(NO)FUTURE」
という曲だそうです。
この映像の一部が
本編の中で使われていて
ああ、それでか、と思ったのですが
別の日は別の映像が流れたようなので
これは、たまたまだったのでしょう。
ですが、本編上映前に
「NEW(NU)CLEAR, NEW(NO)FUTURE」の
映像が流れたことで
本編の内容とリンクし
映画本編から約25年前の
東京の現実にふれたことに
結果的にはなったわけで
ちょっとトクした感じで。
事前に情報を仕入れなかったので
本編に出てくる役者は
宍戸留美を除いて
すべて知らない人たちばかり。
宍戸さんの妹分
蝦名恵は分かったけど。
主役の茉里さんは
最初、イケてない感じの
配信アイドルでもある
女子高生でしたが
最後に廃工場で歌う場面は
さすがの貫禄というか
イケてる感が出てました。
ちなみにこの廃工場
上映後のトークにおける監督の話では
茨城県の北の方にあるそうで
(特撮でもお馴染みの
高萩市の製紙工場跡地でしょう)
レンタル料がかかるのだとか。
今回、クラウドファンディングで
資金が集って
借りることができたのだそうです。
イツ子の友人
スウ子を演じた蒼波純は
黒髪ロングのみならず
独特の存在感を出していて
ツボでした。
講談社主催の
女性アイドルオーディション
ミスiDの2014グランプリなのだとか。
当年とって13歳と知って
びっくり。
このスウ子が
メットかぶって
「反対」と書かれたプラカード持って
人けのない商店街に立っているという
ヴィジュアルは印象的だし
クールなキャラなのも
ツボなのでした。
映画の舞台は
2035年の関西新東京市。
2011年に「東京パンデミック」という
大災害が起きて東京は壊滅。
一部の人間は木星に移住。
そうでない人々は
大阪に東京の町並みを復元した
関西新東京市に住んでおり
配給のネコ缶を食べて生きていた。
そして
10年後に関西新東京市に隕石が落下する
という木星通信社の予測のもと
人々は滅亡に慣らされながら
日常を過ごしている。
そんな世界に生きている
女子高生たちと教師、
イツ子とその家族を描いた
いわゆるセカイ系のSF映画です。
アイドル映画でもあるようですが
上にも書いた通り
出てくる女子高生を演じるアイドルを
自分は、みんな知らないので
アイドル映画を観ている感じは
しませんでした。
ちなみに
パンデミック後に生まれた子供たちは
角が生えたりネコ耳が生えたり
額に第3の目があったり
胸から3本目の手が生えていたり
なんらかの障害を持っています。
リアルにエグい感じではありませんが
明らかに原発事故を踏まえてますね。
ちなみに、主人公のイツ子は
ネコの尻尾が生えているという設定。
でも、友人のスウ子は
どこも問題がなさそうでした(笑)
エヴァンゲリオンに原発事故を足して
2で割ったような世界観で
P・K・ディック原作映画を
思わせるようなところもあり
設定自体には
あまり新鮮さを感じませんでした。
面白かったのは
いわゆる弾幕といわれるコメントが
イツ子が配信中に流れるカット。
カットといっても
トークショーでの監督の話では
長回しだったようですけど。
配信中にノイズが入ったり
両親が姿を見せて静止したり
というあたり
映像の中の映像表現という意味では
メタな趣向で好みだし
妙なリアリズムを感じさせました。
ありがちといえばありがちですが
映像作品であることを
うまく活かした面白さだと
思った次第です。
本編上映後22:45ごろから
トークショーが始まりました。
ゲストは
イツ子の母親役で出演した
宍戸さんの他に
イツ子の父親役で出演した
映画監督でもある
いまおかしんじさん。
他に竹内道宏監督が登壇し
MCは企画の直井卓俊さんでした。
映画のシーンにこめられた
監督の意図が話されたりして
興味深いトーク内容でしたが
まだ公開中であることを鑑みて
(K's cinema では今月27日まで。
以降、順次全国で公開される模様)
以下、宍戸さんの発現をメインに
レポしていきます。
なお、録音に基づくものでなく
手書きのメモと記憶に基づくものなので
当方の聞き間違い
勘違いがあるかもしれません。
以上もろもろ、ご了承ください。
宍戸さんは実写作品には
出られたりしたことありますか
というMCからの質問に
実写作品はちょこちょこと
やらせてもらってますが
母親役は初めてだと話してました。
監督によれば
アイドルという文脈から
この方からこの子が生まれた
ということを考えて
キャスティングしたそうで
並んでると本当に
お母さんとお子さんという感じに見え
成功だったのではないか
と話してました。
それを聞いて宍戸さん
インディーズ・アイドルの流れができてて
最後のライブの配信を
母親が自宅で観ているシーンは
先輩が後輩を観ている感じだと
笑って話してました。
宍戸さん、さらに
今回観るのが2回目だったそうで
1度観てるのに印象が変わるし
イツ子のライブの弾幕の文字も
全部読みたいと思ったりする
それと
いまおか監督演じるパパが
病弱という設定で台詞がない分
全部私が話す長ゼリフになってて
驚いたのだとか。
MCから出された
明日死ぬ(地球が滅亡する)としたら
という質問に対しては
近くのスーパー銭湯に行く
露天になってるんですよ
と答えた宍戸さん、
自分が満足した状態で死にたい
自分の快楽に浸っていたい
自分の快楽で終わりたい
と話してました。
ちなみに、いまいしんじ監督は
なら自分はアユ釣りかな
いや、家族といるかな、と言い
竹内監督は
独り者なので
インターネットしてるような
気がして、と苦笑して言ったあと
だから映画の描写は
自分にとっては
かなりリアルなシチュエーションなんだ
と話してました。
撮影中のエピソードを聞かれて
お手伝いに来るスタッフがたくさんいて
映画好きな人が集ってるんだなと思った
(今まで自分が関わったのは)
大メジャーか
監督と役者とカメラマンの3人か
という両極端な映画で
こういうの初めてだったので
印象に残ったと答えてました。
ちなみに監督は
蝦名恵さん演じる
ニュースキャスターの脇で
解説者として
声だけ出演されてたそうですが
それが訛ってたと指摘した宍戸さん。
これはダメ出しというわけではなく
演技指導のときも訛ってて
だから現場では、ほのぼのとした
と話してました。
また、演技に入る前
役者が待機する部屋は
冷房がキンキンに効いていて
現場に出ると暑くて
その温度差に
どこにいればいいんだ
と思ったのだそうです。
最後に一言ずつ
とMCに振られて
いまおか監督は
「(役者体験は)おもしろかったです」と
ほんとに一言で済ませてました(笑)
宍戸さんは
映画を通して茉里ちゃんと出会って
ほんとにママと娘みたいになりました
(メルアドを交換したのだそうです)
宍戸留美のアイドル時代の
映画があったら(作られたら)
茉里ちゃんにやってほしいですね
と話してました。
竹内監督は
なるべく現代を思わせるように
しようとしたと言い
今は、配信も
立ち入れない区域もあるし
現代もSFだなあと思う
と話してました。
そんな感じで23:15ごろ終了。
ロビーに出たら
津田大介さんの姿を見かけました。
ネットTV『Oil in Life』で
宍戸さんと一緒に
MCやってますもんね。
宍戸さんに色紙を渡して
サインもらっている方がいました。
「はいはーい」と言って
クラスメートに気さくにサインする
おんぷちゃんを連想したり。f^_^
自分も何か持ってくれば良かった
と思いながら劇場を後にしたのでした。
コミック本にサインしてもらえば
良かったかしらん
帰る道すがら気づいたのですが
それも、ねえ。( ´(ェ)`)
以上、長文乱文深謝。
