これも昨日
新装開店なったばかりの
オリオン書房で見つけたもの。

『ふしぎの国のアリス 明日をつくる言葉』
(KADOKAWA、2014年11月28日発行)

副題「アリスと読む『シェイクスピア』」


シェイクスピア作品からの引用句集です。

表紙にはでかでかと
Tommorow と書いてあるし
内扉には
Shakespeare's Quotes with Aloce
という英題が載ってますけど
そういう原著があるのかどうかは
知りません。

(ありそうですけどね)


見開きで
右ページが
シェイクスピアの言葉と簡単な解説
左ページが
ディズニーのアリスのセル画
ないし、たまに
ディズニーのアニメに基づくカートゥーン画
という構成。

いちおう映画のストーリーに沿って
セル画やカートゥン画が選ばれているので
ストーリーの場面場面へのコメンタリー
みたいな印象も受けます。


無署名のまえがきによれば
ルイス・キャロルは
『少女のためのシェイクスピア』
という本を作ろうとしたことが
あったのだとか。

調べてみたら
(といっても安井泉編著の
 『ルイス・キャロル ハンドブック』で
 確認してみただけですが【^^ゞ )
確かにそういうことが
あったみたいですね。

また、キャロルはシェイクスピア劇を
よく観ていたようです。

そんなことから
こういう企画が生まれたんでしょうか。


ちなみに、書店では
一緒に並んで
くまのプーさんと読む『論語』
というのも売ってました。

論語……プーさんと論語……うーん。( ̄▽ ̄)

ミスマッチという点では
ものすごく楽しめそうですけど
これが実はA・A・ミルンは
論語を愛読していたんだ
とかいうことだったら
迷わず脱帽ですけどね。(^_^)


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