11月25日(水)18:00からの
『新ウルトラマン列伝』枠内で放送された
『ウルトラマンギンガS』
第12話「君に会うために」
今回は同じ日にライブがあって
放送時、家にいられなかったので
録画したもので観ました。
以下、やや詳しくストーリーに触れます。
未見の方はご注意ください。
ちなみに、YouTube での無料配信は
本日から始まっています。
ギンガSの公式HPから
公式ブログに飛ぶと観られます。
監督は前回に引き続き
田口清隆。
実相寺リスペクトな映像が
ところどころに見られました。
とはいえ、もともと
オリジナルのメトロン星人を撮ったのが
実相寺昭雄ですからねえ。
Aパートでビクトリーが
インペライザーと戦う場面では
ビルのミラー処理されたガラス窓に
映り込むという演出でしたが
昔、よくあったなあ、という感じで
ちょっと懐かしかったです。
脚本は林壮太郎。
今回の話は何といっても
第1シリーズに登場した
ヒカルの幼なじみ久野千草が
アイドルとしてデビューしており
メトロン星人ジェイスが
彼女を応援していて
ライブ会場でオタ芸を披露する
というところが
見どころでしょう。
アイドル・ブームを利用して
人類を自滅させる計画を立てた
メトロン星人ジェイスは
人間の理性を麻痺させ凶暴化させる
宇宙ケミカルライトを開発し
人間同士の信頼関係を崩壊させ
人類の自滅を導くことを狙った星人は
それをサイリウムに偽装して
アイドル・ヲタクに振らせたが
ドル・ヲタたちは凶暴化せず
逆に星人の方が
アイドルの魅力にハマってしまい
親衛隊のリーダーになってしまった
という設定。
しおつかこうへい演じる
親衛隊リーダーの丹葉が
千草を捕まえた
ガッツ星人ボルストの前に
現われたときのスタイルは
あれはやっぱり
『快傑ズバット』の早川健を
踏まえてますよねえ。
自分も、ズバットは
放送当時、観てませんでしたけど
たぶん、そうではないかと。
小さいお友だちには分からないお遊びを
ぬけぬけと(苦笑)
ヲタ芸なんかは
むしろ分かるのかもしれない
……のかな?(苦笑×2)
ライブハウスのシーンは
内トラ(スタッフなど
関係者によるエキストラ)以外に
一般エキストラを公募して
撮ったんだろうなあ
とか思いながら観てた自分も
ある意味、ヲタかも(苦笑×3)
分かる分からないでいえば
ゾアムルチにモンスライブした
ガッツ星人ボルストと
メトロン星人ジェイスが
巨大化して、夕陽を背景とし
工業地帯で対峙するところも
オリジナルのメトロン星人回の
セブンとメトロン星人との対峙を
踏まえているわけですが
これも観てないと分からない。
それとも、今の子どもたちは
ビデオなどを通して
知っているんでしょうか。
ムルチとメトロン星人の組み合わせは
『ウルトラマンA』の
メトロン星人Jr. 登場回を
意識したもののようですが……
Aパートではビクトリーが
シェパードンセイバーで
あのインペライザーを
一撃の下に倒していたのに
ゾアムルチの猛攻には
ギンガもビクトリーも
ほとんどなす術がないというのは
ちょっと弱すぎでは(苦笑)
そこで千草が歌い始め
それを聴いて元気の出た
メトロン星人ジェイスが
宇宙ケミカルライトのサイリウムを
ヲタ芸風に振り回し
ゾアムルチの動きを止める
という展開がまた……
千草が歌っていたのは
1st シリーズの挿入歌
「ウルトラマンギンガの歌」で
ちょっといいかも、と思ったり。
今回のエピソード、
お話全体としては
ここまでやればウケるだろ
というのが
やや見え透く感じだったのが
いかがなものかと思いました。
もちろんウケはしたのですが
狙いすぎというか
ヲタへの目配せがありすぎるというか
前回のガンQのエピソードほど
素直には感動できなかったというのが
正直なところです。
でも、パロディとして誉めざるを得ない。
この「ざるを得ない」というところに
複雑な心情を
読み取っていただければ
と思いまする。(^^ゞ
次回からは
最終話に向けて
シリアス回が続くようです。
もう少しクールに余裕があれば
前回や今回のような
お遊び回があったのかと思うと
ちょっと残念な気も。

『新ウルトラマン列伝』枠内で放送された
『ウルトラマンギンガS』
第12話「君に会うために」
今回は同じ日にライブがあって
放送時、家にいられなかったので
録画したもので観ました。
以下、やや詳しくストーリーに触れます。
未見の方はご注意ください。
ちなみに、YouTube での無料配信は
本日から始まっています。
ギンガSの公式HPから
公式ブログに飛ぶと観られます。
監督は前回に引き続き
田口清隆。
実相寺リスペクトな映像が
ところどころに見られました。
とはいえ、もともと
オリジナルのメトロン星人を撮ったのが
実相寺昭雄ですからねえ。
Aパートでビクトリーが
インペライザーと戦う場面では
ビルのミラー処理されたガラス窓に
映り込むという演出でしたが
昔、よくあったなあ、という感じで
ちょっと懐かしかったです。
脚本は林壮太郎。
今回の話は何といっても
第1シリーズに登場した
ヒカルの幼なじみ久野千草が
アイドルとしてデビューしており
メトロン星人ジェイスが
彼女を応援していて
ライブ会場でオタ芸を披露する
というところが
見どころでしょう。
アイドル・ブームを利用して
人類を自滅させる計画を立てた
メトロン星人ジェイスは
人間の理性を麻痺させ凶暴化させる
宇宙ケミカルライトを開発し
人間同士の信頼関係を崩壊させ
人類の自滅を導くことを狙った星人は
それをサイリウムに偽装して
アイドル・ヲタクに振らせたが
ドル・ヲタたちは凶暴化せず
逆に星人の方が
アイドルの魅力にハマってしまい
親衛隊のリーダーになってしまった
という設定。
しおつかこうへい演じる
親衛隊リーダーの丹葉が
千草を捕まえた
ガッツ星人ボルストの前に
現われたときのスタイルは
あれはやっぱり
『快傑ズバット』の早川健を
踏まえてますよねえ。
自分も、ズバットは
放送当時、観てませんでしたけど
たぶん、そうではないかと。
小さいお友だちには分からないお遊びを
ぬけぬけと(苦笑)
ヲタ芸なんかは
むしろ分かるのかもしれない
……のかな?(苦笑×2)
ライブハウスのシーンは
内トラ(スタッフなど
関係者によるエキストラ)以外に
一般エキストラを公募して
撮ったんだろうなあ
とか思いながら観てた自分も
ある意味、ヲタかも(苦笑×3)
分かる分からないでいえば
ゾアムルチにモンスライブした
ガッツ星人ボルストと
メトロン星人ジェイスが
巨大化して、夕陽を背景とし
工業地帯で対峙するところも
オリジナルのメトロン星人回の
セブンとメトロン星人との対峙を
踏まえているわけですが
これも観てないと分からない。
それとも、今の子どもたちは
ビデオなどを通して
知っているんでしょうか。
ムルチとメトロン星人の組み合わせは
『ウルトラマンA』の
メトロン星人Jr. 登場回を
意識したもののようですが……
Aパートではビクトリーが
シェパードンセイバーで
あのインペライザーを
一撃の下に倒していたのに
ゾアムルチの猛攻には
ギンガもビクトリーも
ほとんどなす術がないというのは
ちょっと弱すぎでは(苦笑)
そこで千草が歌い始め
それを聴いて元気の出た
メトロン星人ジェイスが
宇宙ケミカルライトのサイリウムを
ヲタ芸風に振り回し
ゾアムルチの動きを止める
という展開がまた……
千草が歌っていたのは
1st シリーズの挿入歌
「ウルトラマンギンガの歌」で
ちょっといいかも、と思ったり。
今回のエピソード、
お話全体としては
ここまでやればウケるだろ
というのが
やや見え透く感じだったのが
いかがなものかと思いました。
もちろんウケはしたのですが
狙いすぎというか
ヲタへの目配せがありすぎるというか
前回のガンQのエピソードほど
素直には感動できなかったというのが
正直なところです。
でも、パロディとして誉めざるを得ない。
この「ざるを得ない」というところに
複雑な心情を
読み取っていただければ
と思いまする。(^^ゞ
次回からは
最終話に向けて
シリアス回が続くようです。
もう少しクールに余裕があれば
前回や今回のような
お遊び回があったのかと思うと
ちょっと残念な気も。
