以前、陳美齢こと
アグネス・チャンが主演の
映画『田園』のサントラ盤
『愛人那裡去尋找』(1976)の
限定復刻版を
Amazon で注文したと書きました

その時にも書いた通り
honto では取り扱いがなく
HMV からは
完売/廃盤の通知が来たので
運が良ければ手に入るかもと
ダメ元で注文したのですが
無事、入手することができ
本日、夏期講習から帰ってきたら
届いていました。

陳美齢『愛人那裡去尋找』(復黒版)
(The Life Records Ltd./New Century Workshop
 NCFA15-2VD、2014.7.14)

上記のデータは
Amazon にアップされているものを
基にしています。

これも先に紹介した
『will the circle game be unbroken』
復刻版も、ジャケ裏をよくよく見たら
New Century Workshop との
共同ライセンスとなっています。

写真の歌詞カードは
レコードのジャケ裏を
レイアウトを少し変えて
印刷したものです。

復刻版の紙ジャケ裏の方は
明らかに文字を打ち直していて
(オリジナルは明朝体。
 復刻版はゴチック体。
 歌詞カードもゴチック体です)
非常にクリアカットなので
充分読めますけどね。


その
『will the circle game be unbroken』
同様、
『愛人那裡去尋找』のジャケにも
番号がふってありました。

陳美齢『愛人那裡去尋找』(復黒版)部分

上の写真で分かる通り
こちらは「0136」でしたが、
こうなると
『will the circle game be unbroken』の
「0002」が
余計すごく感じられます。


音はすごくいいです。

『will the circle game be unbroken』は
いまいちクリアさに欠けている
気がしていましたので
これにはびっくり。

たぶん、手持ちのレコードよりも
いいと思います。
(当たり前か【苦笑】)

これは音源が
映画用かそうでないかの
違いによるのかもしれません。

確認のため、もう一度
『will the circle game be unbroken』
復刻版を
聴き直してみよう。


『愛人那裡去尋找』の1曲目が
タイトル曲の「愛人那裡去尋找」で
Ah というスキャットで始まります。

何だか昔のサスペンス映画の
不安を表現するスキャットみたいで
これはアグネス自身の歌唱を
重ね録りしたのではないと思いますが
それだけに、いきなり聴くと
びっくりさせられますよ(苦笑)


先にも書いた通り
原盤のB面が
すべて監督で共演者(たぶん)の
劉家昌の歌唱です。

だから
アグネスのファン以外には
お勧めしませんけど
昔からのファンで
香港時代の映画のサントラ
持ってないよ~という方には
おススメです。


それにしても
honto や HMV では
なぜ買えなかったのか……。

謎です。


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