『サンダーバード 劇場版』2枚組DVD(表)
(20世紀フォックス ホームエンターテイメント ジャパン
 MGBLG-22269、2012.12.19)

たまたま寄った BOOK-OFF で見かけて
1000円切っていたので
何でこんな安いんだ~とか思いながら
購入しました。

発売年月日のデータは Amazon に拠ります。

このダブルシアターパック仕様は
初回限定版だったようです。


『サンダーバード』(1966)は
もともとテレビのシリーズで
自分も子どもの頃に観てます。

ただし、話の内容はまったく覚えてなくて
メカがカッコよかった
という記憶しかありません。

だから、輸送コンテナを積んだ
サンダーバード2号のプラモデルも
買ったような記憶はありますが
今では実家のどこにも影も形もありません。

で、劇場版の方は
まったく観ていませんでした。

長じてから観る機会があれば
観ていたでしょうが
レンタルしてまでというほどでも
なかったんでしょう。

ですから今回初めて観ることになります。

劇場版とテレビ版とでは
設定が若干違うそうですが
そこまでチェックするほどのマニアでもなく
またチェックできるほど
テレビ版を覚えているわけでもないので
あまり気にせず懐かしく観終わりました。


『サンダーバード 劇場版』(1966)は
火星探険ロケットの発射と着陸をサポートする話で
火星のシーンでは「岩蛇」という
(Wikipedia によれば「ガンジャ」と読むらしい。
 英語ではロック・スネーク)
怪獣めいた異生物が出てきて
探検隊を襲うシーンがあるのにびっくり。

怪獣ファンには
よく知られていたのかしらん。

こうした宇宙冒険ものめいた設定は
特典映像に収められている
制作のシルヴィア・アンダーソンの話によれば
アメリカの市場を意識したからのようです。

劇場版第1作のエンディングは
英国ロイヤル海兵隊の楽団が
サンダーバードの主題歌を
演奏するシーンが流れますが
このとき指揮者が第一声で
声を裏返しているのが妙に可笑しい。
それをそのまま残すあたりは
スタッフの洒落なんでしょうか。


そういえば、キャラクター名ですが
ペネロープは原作ではペネロピーと呼ばれ
サンダーバード4号の操縦者
アランの恋人であるミンミンは
ティンティンと呼ばれているのも
今回初めて気づきました。

サンダーバード関連本は
これまで買ってこなかったので
いちいち新鮮な発見があり
驚くと同時に楽しめます。

ちなみに「サンダーバード」ではなく
「サンダバード」と
言っているように聴こえるのも
新鮮でした。


そういえば、オープニングで
サンダーバード各機が効果音と
ナンバーを読み上げる声に乗って
紹介された後
「Thunderbirds Are Go」
(サンダーバード発進せよ)
というナレーションが入りますけど
これを自分は何故か
「Thunderbirds As Go」
と覚えていて(これじゃ意味不明w)
今回「are」だったのか~と
これも今回、初めて気づいたという(苦笑)


それにしても
スーパーマリオネーションはすごい。
人形を操作する糸が
まったく見えません。

これはDVDだからなのかどうか
分かりませんけど
そちらにも感心することしきりでした。


この2年後に作られた
『サンダーバード6号 劇場版』の感想は
また後ほど。


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