もうずいぶんと
日にちが経ってしまいましたが
11月24日(日)は
高田馬場にあるライブハウス
四谷天窓に行ってきました。
Ticori's fairground のライブが
あるということで。

以下、遅ればせの感想レポート
その3、最終回です。


第3部 セッション

2ヴァーカルに
ギター、キーボード、パーカス
という編成でのセッションでした。

以下、セット・リスト。
カッコ内は
オリジナルのアーティスト名です。

01.delfina(オノマトピア)
02.Time after Time(シンディ・ローパー)
03.You and I(Ticori's fairground)
En.Swallowtail Butterfly ~あいのうた~(YEN TOWN BAND)

En はアンコールの略語ですが
この表記はケイコさんのブログから、
カッコいいので、拝借しました。


第二部終了後、
オノマトピアのサポーターである
「愉快な仲間たち」がはけて
Ticori's のお二人が入る間
オノマトの3人が残って
有限さんがつなぎのMCを初めて
Ticori's のCDも
買っていっていただけると
とか言ってらっしゃいました。

ケイコさんが
「ティコリ~ン」とコールして(笑)
知香さんと岳人さんが入場したあとの
MCでのやりとり。

有「どうでした今日は」
知「あの……」
知香さんのマイクのラインが入ってなくて
岳「すごく盛り上がって良かったと思います」
知「楽しかったです。
 緊張しましたけど、やっぱり(笑)」
有「緊張した?」
知「はい。オノマトさんの前に
 盛り上げれるかどうか(笑)」
岳「いろんな、他のアーティストとね
 やることも少ないので」
知「そうですね」
有「なるほど」
岳「特にオノマトピアの皆さん、温かく
 年齢もやっぱり、
 ま、そんなに変わんないんですけど」
(会場笑)
岳「そういうと語弊がありますけど
 すごいなんか、その、
 ケイコさん、そんなに睨まないでください。
 (会場笑)
 そういうことではなくて、
 すごくね、ぼくらの我がままを
 いろいろ聞いていただきまして
知「ちょっと間違っても
 『いい、大丈夫大丈夫大丈夫』って言う
 その心の優しさが」
ケ「リハが楽しくて」
知「楽しかったですね。
 幸せなひと時でした(笑)」
ケ「本番もきっと何かしら……」
知「今日来るまで、
 ほんとに早かったですね。時間が」
有「Ticori は次ライブあるんですか」
知「あります。あ、そう、
 それ言うの忘れてて、さっき(笑)」

と言って12月10日(火)に
幡ヶ谷の [36°5] で Ticori's のライブがある
という告知がありました。
それが今年最後のライブだそうです。

そのあと、ケイコさんから
ライブ後に打ち上げがあって
鍋が出るので
時間がある人は残って
食べていくといいよ
という告知がありました。

そのあと、
岳人さんのチューニングが終わって
有限さんのMC。

第1部、第2部でも
お互いのカバーをやりましたが
せっかくこの5人が集まるということで
もう1曲ずつ用意しましたんで
と言って、タイトル・コールを
知香さんにお願いしたいと渡して
「delfina」に。

知香さんが立って歌唱。
(というか、以下はすべて
 両人とも立っての歌唱でしたが)
リード・ヴォーカルをつとめ
ケイコさんが2コーラス目から
コーラスに加わりました。

途中、歌詞が
アチャラカになったようでした(苦笑)

PapPapPa というスキャットは
知香さん的には珍しいですね。

ラスサビでお客さんから手拍子。
誰かコールしたんだっけかな?(笑)

演奏後、
知・ケ「上手くいった、上手くいった」
岳「心の中ではいろいろ思ってますが
 上手くいった、たぶん。
 (会場笑)
 気にしない、気にしない」

続いて有限さんのMC。

リハーサルの休憩時に
みんなどんな音楽を聴いてきたか
学生時代、どんな曲を聴いてた
という話になって
鈴木さんが基本、洋楽しか聴かない
という話が出て、それを聞いて
せっかくなんで、この集まりで
なんか面白いことができたら
いいなと思って
この曲を選んだと話して
「Time after Time」に。

1コーラス目は
ケイコさんがメイン・ヴォーカルで
知香さんがコーラスに回ってました。

ケイコさん、途中で歌詞が
アチャラカになったようで(笑)
(本人も笑ってましたが)

2コーラス目以降は
知香さんがメイン・ヴォーカル。

この歌は前にも歌ったことがあるし
やっぱ洋楽は強いよね、知香さん。

演奏後、ケイコさん
「やっちゃった」と一言照れ笑い(会場笑)
有「ステージの上で
 やっちゃったって言っちゃいけない。
 やっても。何もない」
知「何も、みてない」
ケ「何もない」
有「何も見てはない」
知「大丈夫」

というやりとりのあと(笑)
有限さんのMC。
「初めて天窓で対バンした時に
 このバンドとは上手く
 何か一緒にイベントできるんじゃないかという
 ほんとに直感的に思いました。
 こう言うとケイコちゃんは
 じゃ他の対バンさんはどうなんですか
 みたいなこと言ってくるから(会場笑)
 ぼくは、すいません、て(会場笑)
 でもですね、そういう中でも
 直感的にピンと来るものはあると思うんです」
ケイコ「ひと聴き惚れだったんですね」
有「そう、ひと聴き惚れってやつです」
知香「ありがとうございます」
有「皆さんの中でも、日常生活の中で
 ほんとにこう、どうでもいいことを
 やっている時でも
 なにかピンと来てですね
 あ、こういう瞬間はいいのかもしれない
 こういう人と何かするのもいいかもしれない
 というのは、あると思います。
 なんか次の曲への上手いつなぎになる予感がして
 俺は、今俺はドキドキしているんですけど(会場笑)
 今日、Ticori's fairground とツーマンライブできて
 ホントに良かったと思います。
 みなさん、ほんとに来ていただけて
 観ていただけて、嬉しかったです。
 ありがとうございます」
ケ・知「ありがとうございます」
(会場拍手)
天窓のスタッフさんへのお礼の言葉のあと
有「ということで、ふとした瞬間でも
 ああ、この人とならということが
 あるかもしれません。
 Ticori's fairground のカバーを最後にやって
 お別れしたいと思います。
 ありがとうございました」
ケ・知「ありがとうございました」
といって「You and I」に。

この時のピアノ・アレンジは
甲斐知優さんが
Ticori's のサポートに参加した時の
ヴァージョンと同じかしらん。

ケイコさんのメイン・ヴォーカルで
知香さんはコーラスに回ってました。

ケイコさんの
妙にゆらぎがあるヴォーカルが
ちょっと面白かったです。

ラスサビのスキャットも独特でしたけど
Yeah から Fu に移る流れを
背筋をピッと伸ばしたまま歌っていたのには
感心させられました。

知香さんの場合、前屈になりながら
全身で歌い上げる感じなものですから。

前田知香の迫力を取るか
ケイコのスマートさを取るか
究極の選択だったり(笑)


演奏後、出演者全員、はけたのですが
拍手がそのままアンコールの手拍子となり
5人が再び登場。

有限さんに振られて
知香さんのMC。
「せっかくアンコールをしていただいたので
 どんな曲を歌おうかなと思ってたんですけど
 最近ね、よく CHARA さん、
 テレビに出ていると思うんですけど
 あたしたち、あたしとケイコさんが
 好きだった曲が一緒で
 CHARA さんの『Swallowtail Butterfly』
 最後に一緒に歌えたらなというので
 用意してきました」
 (会場笑)
 これ言ってしまったらあれなんですけど
 でも、良かったです。
 皆さんからアンコールいただけて。
 じゃあ、いきますか」

1コーラス目は
ケイコさんのメイン・ヴォーカル、
2コーラス目は
知香さんのメイン・ヴォーカル、
サビはダブル・ヴォーカルでした。


演奏後、
「Swallowtail Butterfly」の伴奏をバックに
ケイコさんが
今日のサポート・メンバーを呼びまして
なんか、せっきんさんだけ
出かけたの、どうしたのという感じで
ちょっと遅れて登場。

サポートも含めた
それぞれのユニットのヴォーカルから
当日全員のメンバー紹介が
ありました。

「じゃあ、このあとはみんなで
鍋するよ」というケイコさんの一言で
全編の終了となりました。


$圏外の日乘-ティコマト Vol.1 物販コーナー

ライブ終了後
物販でオノマトピアのCDを購入。

$圏外の日乘-『message in a bottle』
(私家版、2012.1.25)

このCD、
ジャケがなかなかオシャレでして
1枚の紙を折り込まれていて
なんか、女子高生が授業中に回す
お手紙のような感じ。

$圏外の日乘-『message in a bottle』ジャケ裏

上の、ジャケ裏の上蓋を開くと

$圏外の日乘-『message in a bottle』ジャケ裏展開その1

こうなってて、歌詞カードも
ちゃんとポケットに入る感じになってる。

さらに、裏ジャケ下の部分を展開すると

$圏外の日乘-『message in a bottle』ジャケ裏展開その2

こうなってて、中のCD
実はレーザーで読みとる面が真っ黒なのです。

これにもびっくり。

シュリンク代わりの
ビニールの袋がキチキチで
一度抜き出すと入れ直せないのが難ですが
これ、ビニール袋なくても
バラけなくていい感じです。

このジャケを考えた人、すごい!


というわけで、
Ticori's のお二人
オノマトピアの皆さん
両ユニットのサポートの皆さん
スタッフの皆さん
お疲れさまでした。

とっても楽しいライブでした。
Vol.2 が楽しみです。


以上、両3日にわたっての長文レポ
いつものことながら、深謝です。
おつきあいいただき、ありがとうございました。

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