もうずいぶんと
日にちが経ってしまいましたが
11月24日(日)は
高田馬場にあるライブハウス
四谷天窓に行ってきました。
Ticori's fairground のライブが
あるということで。

以下、遅ればせの感想レポートです。

$圏外の日乘-四谷天窓入口(2013.11.24)

今回はオノマトピアとのツーマン・ライブで
企画はオノマトピアさんです。

まずはオープニングMCとして
Ticori's fairground の前田知香さんと
オノマトピアのケイコさんが登場して
全体構成の紹介があってから
Ticori's のセッティングがあり
第1部が始まりました。


第1部 Ticori's fairground

サポートはお馴染み、
カホンのせっきんさんです。

以下、セット・リスト。

01.お菓子の家(Gt, Cajon)
02.break up(Key, Gt & Cajon)
03.Humming train(Gt, Cajon)
04.雨、心っ足らず(Gt, Cajon)
05.帰り道(仮)(Key, Gt & Cajon)
06.Sing-along(Gt, Cajon)
07.アナタノ為ダケ(Key, Gt & Cajon)
08.You and I(Gt, Cajon)
09.セカイイチ(Gt)

最初の「お菓子の家」は
オノマトピアの持ち歌で
Ticori's fairground によるカバーですが
演奏後のMCで言われるまで
Ticori's の新曲かと思っちゃいました(^ ^ゞ

ヴォーカル、ギターとも座っての演奏。

オノマトピア版の方は
CDで聴いたかぎりでは
ケイコさんのヴォーカルと
ピアノとパーカッションのみ。
(その他、コーラスがあり
 ストリングスも加わってる感じですが
 後者はシンセかな?)
ピアノの軽快な演奏で始まり
ケイコさんがさわやかに歌い上げています。

Ticori's 版は
1コーラス目はギターのみ、
2コーラス目から
カホンが加わっての演奏。

鈴木岳人さんのメイン・ヴォーカルで始まり
Bメロの途中(?)から知香さんが引き取って
残りはずっと知香さんのみのヴォーカル、
1コーラス目をスローテンポで
しっとりと歌い上げており
カホンが加わってからはリズミカルとなり
アクセントがはっきりとしたアレンジで
Ticori's らしい感じで良かったです。

演奏後、知香さんがキーボード前に移動。
岳人さんも立って調弦。
(以後、ギター、キーボードとも
 立っての演奏でした)
センッティング中に、知香さんからMC。

知「最初に歌った曲は
 オノマトさんの
 『お菓子の家』という歌を」
岳「いやあ、緊張しましたね」
「(笑)」
「企画として、お互いの曲を
 それぞれのライブと、あと第3部で
 披露するんですが
 やっぱり緊張するね、人の曲は。
「そうですね、緊張しました(笑)」
とカバーの感想を述べてから
知「私たちトップバッターということで
 しっかり盛り上げていきたいと思いますので」
岳「ぜんぜん盛り上がる感じがしませんが」
「(笑)
 (オネエ的に声のトーンをあげて)
 盛り上がっていきたいと思いますので
 最後まで、しっかり楽しんでいきましょう」
「(調弦しながら)もうちょっと、
 もうちょっと喋ってください、前田さん」
「タイミングが(笑)
 私たち、オノマトペさんと出会ったの
 ここ、四谷天窓だったんですけど
 (本年4月14日のことです)
 そのあとすぐ、私たちのワンマン
 遊びに来てくださって、そこで
 ぜひ、一緒にツーマンやりませんか
 というお話をいただいてですね
 私たちも、ぜひやらしていただきたいな、
 ということで
 今日(こんにち)に至りました」
「『こんにち』に至りました……。
 (会場笑)
 そろそろ限界が」
「そろそろ限界ですね。歌に託します」
と言って「break up」に。

先日の「カルマの積み木」vol.2
披露された曲ですが
テンポの良さが心地好い曲です。

演奏後、キーボード前から
ステージ前面に移動して
立ってのMCで、メンバー紹介と
サポートせっきんさんの紹介をしてから
「Humming train」に。

今回の「Humming train」は
ギターの低音弦がよく響いている感じでした。

続く「雨、心っ足らず」も立っての歌唱。
アカペラっぽい1コーラス目のあと
カホンが加わってからの2コーラス目から
リバーブが強調されたようでした。

演奏後、キーボード前に移動してMC。
知・岳「それでは……」
岳「すみませんね、なんか、暗くて」
(知香・会場笑)
「どんどん盛り上がってますから、
 ぼくらの中では。いつも以上に」
「心の中は熱く思ってます(笑)
 それが歌で伝われば、
 いいかなと思ってます」
「次はですね、もう冬にもなって来てるんで
 冬の曲を一曲やりたいと思います」
と言って「帰り道」に。

セトリで「(仮)」とあるのは
岳人さんから付けてくださいと
あとで言われたからです。

メイン・ヴォーカルは岳人さん。
というか、知香さんは
コーラスにも加わらないという
Ticori's としては珍しいパターンの曲でした。

演奏後、知香さんがステージ前面に移動してMC。
知「皆さん、今日、美味しいお酒、呑んでますか。
 ちょっと……」
岳「すごい、どんよーりしてる」
(会場笑)
岳「ぼくの歌が原因だと思うんですけど」
知「ああ……」
岳「もうちょっと、パアッと」
知「パアッと。
 (ぱきぱきした口調で)
 皆さん、美味しいお酒、呑んでますか」
岳「(同じような口調で)呑んでますか」
(会場笑)
知「CM風ですね」
岳「今、お代わりチャンスってやってて
 くじで、いろいろ景品が当たるんで」
知「何と特賞は、せっきんさんが
 どうしても行きたいと言ってた
 東京ディズニーリゾートアフター、
 ペアチケットでございます」
(会場拍手)
せ「誰か、当ててください」
岳「行く相手がいないんで募集中です」
知「募集中です」
せ「そういうこと言わんように」
岳「何、急に照れてんですか」
知「美味しいお酒を呑んで、たくさん呑んで
 最後にへべれけになって帰るくらい
 音楽とお酒を楽しんで帰っていただきたいな
 という思いで作りました。次の曲」
岳「ちょっと肩の力抜いて聴いていただけると」
知「この歌の最中でも全然
 いつでも大丈夫なんですけど、
 なくなったら買いにいってください」
と話して、待望の新曲「Sing-alone」の演奏に。

歌詞がすべて英語という
「In this world」タイプの曲でした。

あちらよりも軽快で
カントリーっぽい感じのアレンジでした。
そこらへんは「Humming train」タイプ。

低音部の歌詞が聴き取りにくい感じがしましたが
ボイレコだと、とてもクリアに聞えるんだよなあ。

演奏後、キーボード前に移動してMC。
「新曲、初めて聴いた方は
 どれも新曲だと思うんですけど
 さっきの歌は『Sing-alone』という
 みんなで一緒に歌おうよ
 という歌でした」

ちなみに
最初は「Sing around」と聞こえたのですが
正しくは「Sing-alone」のようで。
ただそれだと、みんなで一緒に歌おうよ
ということになるのか知らん?
歌詞が英語ということもあり
こちらもよく理解してなかったり(苦笑)

ここでカホンのリズムが入り、
それをバックにしてMCが続きます。

知「私が東京に出てきたのは約……何年前だろ。
 18歳の頃なんで……え? 11年前?!」
岳「ええ!」
「いや、それはちょっと辛いですね。
 (会場笑)
 11年前ですね。
 大学生のとき、18歳のとき出てきました。
 香川県の坂出市という
 讃岐うどんが美味しいところで生まれました。
 家族と、ずっと遠距離で11年、
 暮らしてるんですけど
 (ここでギターもバックに入り)
 そのありがたさも分かりながら
 時には、こうはねのけてしまう時もあって
 苦しく思うこともありました。
 でも、その家族がいたからこそ
 今の私があって、たくさんの人に出会えて
 ここにいれてるなあというのを
 すごく実感してます。
 次の曲はいちばん一緒に長くいた
 人生の中でいちばん一緒にいた人に
 送る歌です。
 聴いてください、『アナタノ為ダケ』」
と言って、だんだんカホンの音が大きくなって
キーボードの演奏が入ってヴォーカルに。

こちらは「カルマの積み木」vol.2
一瞬、歌詞が途切れた曲ですが
今回はペルフェクトでした。

キーボードはキーによる和音の他に
シンセ風の伴奏も流していたようです。

失礼ながら
知香さんにしては頑張った(苦笑)

演奏後、ステージ前面に出て
カホンのリズムをバックにMC。
知「私たちトップバッター、緊張しましたね。
 残すところ、あと2曲になりました」
岳「このあとも、オノマトピア、
 素晴しい、なんて言うんですかね
 壮大な楽曲、ぼくらリハーサルで聴きましたけど」
「しびれましたね」
「いろんな楽器が増えて、壮大で」
「ええ、かっこよくなってます」
「楽しめるんじゃないかと思ってます。
 それで3部でですね、また一緒にやりますので」
と岳人さんが話したあと
知香さんからフライヤーとホームページ、
CD(物販)の告知があって
知「最後、そこらへんに立ってますので
 声をかけてきてください。
 て言って、みなさんあんまり
 来ないので
 絶対来てくださいね(笑)
 絶対、話をして欲しいなと思います」
せ「よろしくお願いします」
知「よろしくお願いします」
と言って、「You and I」に。

いつもの間奏部は
せっきんさんの台詞なしヴァージョン。

いつも気になる
「♪選りすぐりの 愛しい世界」の
語尾の部分
今回は、上手く流してました。

全体的に肩の力が抜けた感じの演奏でしたね。

これであと1曲あるのか、
なんだろうと思っていたら
「セカイイチ」でした。

トリに持ってきたということは
2コーラス目もできた完全版かと思ったら
これまで同様、1コーラスのみでした(苦笑)

初めて聴いた人は
そういうものかと思ったでしょうけど。


というわけで
例によって長くなったので
第2部以降は、またあらためて。

To be continued . . .


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