本日放送の
TV放送回・前半のラスト・エピソード、
仕事が早く終わったので
ライブで観ることができました。

以下、ストーリーにふれた感想です。




今回は

 ティガダークからの逃走(瞬間移動)
 瞬間移動能力を使い
  熱暴走を起こして倒れるタロウ(ウケたw)
 一条寺友也の、父との思い出
 タロウの、父と思い出
 ジャンキラーとの戦い
 ティガダークとの戦い
 バルキー星人が巨大化して参戦
 ジャンキラーがジャンナインとして復活
 ギンガとジャンナインとの共闘

という流れでエピソードがてんこ盛り。

それでも詰め込みすぎという感じはせず
話がぎゅっと詰まっている印象を受けました。

おそらく
一条寺友也の、父親とのエピソードと
タロウの、父親とのエピソードが
人間ドラマ的に良かったからだと思います。

ウルトラの父母とちびタロウという
ファミリードラマな世界は
個人的には好みではないのですけどね。
(懐かしいと思う人がいるのは
 なんとなく分かりますけど)


優れた父親を持つ子供の気持ちは分かる
とかタロウは言ってましたが
そら、ウルトラの父だからねえ
偉大すぎるだろ(苦笑)

お父さんみたいになる、と言われるよりも
お父さんを超えるのが夢、と言われる方が
父親的には嬉しいというのは
(まあ、これはウルトラの母の解釈ですが)
最近は、そういうものなのかあ
とか思って観てました。

昔のドラマだと
お父さんみたいになる
と子どもに言わせるパターンが
多かったような気もしますけど。

タロウの場合にせよ
一条寺友也の場合にせよ
息子が父と同じ道に進むことが
前提となっていて
これだけは
昔と変わらないなあと思ったり。

要するにそれが
(同じ道に進むことが)
一般的な父親世代の夢なんでしょうか。
それとも、そういってしまわず
物語類型と考えた方がいいのかな?

ちなみに、ウルトラの父の場合
息子が危険な使命に就くこと自体は
OKなんでしょうかね。

さらにちなみに、
一条寺友也の父親が
夢のない者に会社は任せられない
と言ったこと自体は
ウルトラの父と同じことを
考えていたのかどうかは分かりませんが
普通の企業人の言葉として
なかなかいい線いっているのではないかと
思ったんですが……。


夢はそんなに簡単に叶わない
ということを知らせるために
ギンガに変身してジャンキラーと戦うという
無茶な展開でしたが
ジュヴナイル・ドラマとしては
まあ、ありかな、という感じで。

といより、そういう無茶ぶりに
慣れたということか(苦笑)

ギンガもそれに応じて
ヒカルに変身させちゃうし( ̄▽ ̄)


ジャンキラーの頭部(コックピット)に
ギンガの手が侵入できた理由(理屈)は
よく分からんのですけど。

一条寺友也が
ジャンキラーを手に入れた経緯は
謎のままだし……。


あと、ジャンキラーを倒してから
ジャンナインとともに
ティガダークとバルキー星人をやっつけるまで
ずーっとカラータイマーが赤いままというのは
ちょっと長過ぎやしませんかねえ(苦笑)


次週はバルキー星人をナビーゲーターとして
これまでウルトライブされた怪獣たちの
かつての登場シーンを編集した
『新ウルトラマン列伝』本来の
総特集番組になる予定。

それから9月7日公開の映画まで
『新ウルトラマン列伝』本来のスタイルで
総集編が続くのでしょう。

その映画が
今回に続くエピソードかどうかは
分かりませんが
(時系列的には
 6話の後の話なんでしょうけど)
その映画か第6話かを受けて
さらに10~11月放送の5作に続く
という展開になるようです。