黒川さんが出ているというので
観てきました。
パンフはこちら。

(バンダイビジュアル発行、2013.2.23)
奥付はありませんが
公開日が発行日ということで。
また、キャスト紹介以外に
特に黒川さんをフィーチャーした記事や
黒川さん本人のキャスト・コメントなどは
ありません。
2時間近くあると聞いて
(後で知ったところでは2時間40分)
うーん、とか思いながら
劇場に足を運んだんですが
あっという間の3時間だったというか
ええっ、これで終わりなの?!
とか思ったくらいでした。
だからエンディングの見所らしい
長回しとか
世之介の母のモノローグとか
エンディングとは思わず
何となく流して観てしまいましたよ。
だってあの終わり方じゃあ
世之介と祥子がなぜ後に別れたのか
分からないじゃないですかー
世之介の死んだ後
人々は泣くのではなく笑うだろう
というテーゼからすれば
悲しいシーンというのは
基本的には、ないことになりますけどね。
でも、二人の行方が気になるー
とか思ってパンフを読んでたら
世之介を演じた高良さんや
祥子を演じた吉高さんも
気になってたみたいで
監督の答や吉高さんの解釈が載ってました。
という感じで
予想外に良かったです。
黒川さんを観るためにいったのですが
事前に作品の情報には接しない人間なので
出てることは知ってても
何の役で出てるのかは知らずに観てました。
気づいたのは洞窟? のシーンでかな。
だからその前の、水着のシーンとかは
ボーッとして意識せずに観てしました。
不覚ー(> <)
時代設定は1987年だそうですが
世之介のアパートとか
倉持の引っ越し先のアパートとか
自分が住んでた頃(80年代前半)のアパートと
全然変わらない感じでしたね。
畳でなく、フローリングかあ
というくらいで。
でも、あんな青春ではなかったなあ。
それだけが観終わって
悔しいかもなあ(苦笑)
吉高由里子は
お嬢様には見えなかったけど
(こちらがイメージしているお嬢様像が
偏っているのかもしれませんが)
良かったです。
成金のお嬢様だから
あれでいいのかも。
16年後の祥子がタクシーの中から
世之介とホテルに行く学生時代のひと駒を
幻視するシーン、
含み笑いしつつ眼に涙するお芝居は
サイコーに良かったです。
考えてみれば祥子だけに
泣くシーンがあるわけで
そこも意味深というか
それだけ関係性が深かった
ということでしょうか。
個人的に大ウケしたのは
世之介の従兄弟(かな?)
川上清志の部屋のシーン、
世之介が
柄谷行人の『意味という病』を
手に取っているシーンのやりとりで
ズッキューーーンというか(笑)
あの部屋の、世之介と清志と小沢の絡みは
心の中で大笑いしながら観てました。
「マスコミは第三の権力」という
清志の言葉を聞いて
第一と第二は何? と聞く
世之介のリアクションが最高でした。
ちなみに検索してみたら
第一は国民、第二は国家でした。
(逆かと思うとったよ【汗】)
新宿ピカデリーで観たので
帰り道、冒頭の俯瞰カットで映っていた
新宿駅東口の、みずほ銀行の支店が
今はないことを思い
ついつい写真を撮ってしまいました。

先日紹介した
『猫の舌に釘をうて』も
新宿の紀伊國屋書店あたりが
舞台のひとつなのですが
あの頃(1960年代)からも
ずいぶん風景が変わってるよなあ
とか思うと、しみじみしてきます。
観てきました。
パンフはこちら。

(バンダイビジュアル発行、2013.2.23)
奥付はありませんが
公開日が発行日ということで。
また、キャスト紹介以外に
特に黒川さんをフィーチャーした記事や
黒川さん本人のキャスト・コメントなどは
ありません。
2時間近くあると聞いて
(後で知ったところでは2時間40分)
うーん、とか思いながら
劇場に足を運んだんですが
あっという間の3時間だったというか
ええっ、これで終わりなの?!
とか思ったくらいでした。
だからエンディングの見所らしい
長回しとか
世之介の母のモノローグとか
エンディングとは思わず
何となく流して観てしまいましたよ。
だってあの終わり方じゃあ
世之介と祥子がなぜ後に別れたのか
分からないじゃないですかー
世之介の死んだ後
人々は泣くのではなく笑うだろう
というテーゼからすれば
悲しいシーンというのは
基本的には、ないことになりますけどね。
でも、二人の行方が気になるー
とか思ってパンフを読んでたら
世之介を演じた高良さんや
祥子を演じた吉高さんも
気になってたみたいで
監督の答や吉高さんの解釈が載ってました。
という感じで
予想外に良かったです。
黒川さんを観るためにいったのですが
事前に作品の情報には接しない人間なので
出てることは知ってても
何の役で出てるのかは知らずに観てました。
気づいたのは洞窟? のシーンでかな。
だからその前の、水着のシーンとかは
ボーッとして意識せずに観てしました。
不覚ー(> <)
時代設定は1987年だそうですが
世之介のアパートとか
倉持の引っ越し先のアパートとか
自分が住んでた頃(80年代前半)のアパートと
全然変わらない感じでしたね。
畳でなく、フローリングかあ
というくらいで。
でも、あんな青春ではなかったなあ。
それだけが観終わって
悔しいかもなあ(苦笑)
吉高由里子は
お嬢様には見えなかったけど
(こちらがイメージしているお嬢様像が
偏っているのかもしれませんが)
良かったです。
成金のお嬢様だから
あれでいいのかも。
16年後の祥子がタクシーの中から
世之介とホテルに行く学生時代のひと駒を
幻視するシーン、
含み笑いしつつ眼に涙するお芝居は
サイコーに良かったです。
考えてみれば祥子だけに
泣くシーンがあるわけで
そこも意味深というか
それだけ関係性が深かった
ということでしょうか。
個人的に大ウケしたのは
世之介の従兄弟(かな?)
川上清志の部屋のシーン、
世之介が
柄谷行人の『意味という病』を
手に取っているシーンのやりとりで
ズッキューーーンというか(笑)
あの部屋の、世之介と清志と小沢の絡みは
心の中で大笑いしながら観てました。
「マスコミは第三の権力」という
清志の言葉を聞いて
第一と第二は何? と聞く
世之介のリアクションが最高でした。
ちなみに検索してみたら
第一は国民、第二は国家でした。
(逆かと思うとったよ【汗】)
新宿ピカデリーで観たので
帰り道、冒頭の俯瞰カットで映っていた
新宿駅東口の、みずほ銀行の支店が
今はないことを思い
ついつい写真を撮ってしまいました。

先日紹介した
『猫の舌に釘をうて』も
新宿の紀伊國屋書店あたりが
舞台のひとつなのですが
あの頃(1960年代)からも
ずいぶん風景が変わってるよなあ
とか思うと、しみじみしてきます。