
(パナソニック デジタル ネットワークサーブ
BBBS-1775、2001.9.25)
最近のカラーライズド版ではなく
「デジタル ウルトラ シリーズ」版、
たぶん最初のDVD版です。
出たとき買っておいたものですが
発行年月日の記載がどこにもなく
ネットで調べました。
この後でBOX版が出たり
廉価盤が出たりしたんですよね。
それはともかく
先に紹介した『ウルトラの金言』の
第20話「海底原人ラゴン」の回からのものが
どうにも気になって
観直してみることにしました。
ということができるから
DVDは買っておくべきものなのです(笑)
そしたら、
「誰が持ってってやるんだね」
「……私が行くわ」
というやつ、
てっきり兄妹でのやりとりかと思ってたら
島の村長と学者の妹との間での
やりとりだったんですねえ。
「……」の部分にはワン・カット入るし
やっぱ金言というのは、ちょっとなあ(苦笑)
「海底原人ラゴン」では
日本沈没を唱える学者が出てくるんですが
初めてDVDで観たときは
びっくりしたものでした。
ラゴンの初放送が1966年5月15日で
小松左京の『日本沈没』が
1973年だから、かなり早い。
(6年程度なら、むしろ
誤差の範囲なのかもしれませんが)
DVDの5巻は、ラゴンの他に
ケムール人が登場する
「2020年の挑戦」とか
パゴスが登場する「虹の卵」、
社会諷刺SFの「1/8計画」が
収録されていて、観応え充分。
「1/8計画」の冒頭、
ラッシュアワー・シーンでは
当時の山手線・渋谷駅の様子が確認できて
これは貴重な映像か、と。
昔も混んでたんですねえ……。
「虹の卵」みたいな
子どもが中心となるエピソードは
昔はあまり好きではなかったものですが
飯島敏宏監督ということを知って観ると
何となくいい感じがされ
ほのぼのとしてきます。
その飯島監督が一転して
サスペンスフルな「2020年の挑戦」も
撮っているんですから
たいしたもんですなあ。
毎日新報カメラマン
江戸川由利子を演じた桜井浩子、
このころ二十歳、実に綺麗です。
今さらながら、びっくりでした。