
(上:ROOTS RECOARDS RRKE-0001、2009.8.9
下:ROOTS RECOARDS RRKE-0002、2011.7.9)
19日の「カルマの積み木」vol.1 で購入した
KOH-EAST のミニ・アルバム2枚です。
オフィシャルHPにも書いてありますが
あらためて書いておくと
KOH-EAST は
長崎県五島列島出身の北川梢(通称KOHさん)と
神奈川県川崎市出身の石塚敬晃(通称・塚P)さんとの
ユニットです。
ただし、塚Pは2011年からの参加だそうで
最初は北川梢音源化プロジェクト名でした。
1st アルバムの
第2~4曲はピアノ、キーボード伴奏ですし
第6曲は [36°5] の店長だった國光さんが
ギター・サポートを担当しています。
(2nd の6曲目もクニさんのサポート)
塚Pの初クレジットは
2nd アルバムの第1、3、5曲の
ギター・サポートとしてです。
2nd アルバムは
いろいろと音をいじっていて
1曲目「SOU」の1コーラス目には
雑踏っぽい感じのSEがかぶってて
これ、ちょっといいですね。
2nd 2曲目の「Message」は
打ち込みが加わっていて
多重録音でコーラスが入り
これはライブでは聴けないヴァージョン。
2nd 3曲目の「Blindness Love」も
打ち込みで音が増えていて
さらにエフェクトかけたコーラスも加わり
軽快さが増している感じ。
この曲の「解読できない暗号のような」
というフレーズが
ミステリ者の琴線に触れるところがあって
印象に残ってたりします。
Ticori's fairground の前田知香さんが
「カルマの積み木」でカバーした
「Teardrops」は
1st アルバムの第2曲目に入ってます。
KOH さんの声質だと
昼メロではないにしても
火サスという感じでしょうか(笑)
両アルバムとも、それぞれ
アカペラ・ヴァージョンと
ライヴ・ヴァージョンを
1曲ずつ収めているのが特徴。
ライヴ・ヴァージョンって
ほんとにライヴ会場で録ってるのかなあ。
2nd の「運命の人(Live ver.)」になると
お客さんの手拍子まで入ってるけど(笑)
あと、ライナーが
いわゆる歌詞風の表示ではなく
改行なしのベタで印刷されているのが
とても印象的な特徴になってます。
上の写真のCD、
表紙ジャケの写真の下に
文字が詰まってますけど
それって表題曲の歌詞なんですよ。
1st アルバムには
金丸敏明の紹介文が載ってて
「その楽曲には
R&Bのテイストこそ感じられるが
日本という島国独特の節が
色濃くある」
と書かれており
また 2nd アルバムには
朝田将助(mona records の人みたい)が
「時にはローラ・ニーロや
ジョニ・ミッチェルのようでもあり
また時には日本の何処かの
島唄のようでもある」
といってます。
KOH さんのライブでの歌唱から感じられる
演歌的なコブシや揺りが
「島国独特の節」や
「島唄のよう」なものに
あたるのかなあ、とも思ったり。
もっとスタイリッシュなものを
めざしているのだとしたら
「演歌的」というのは
ちょっと引っかかる感想かもしれませんね。
すんませんm(_ _)m
で、こちらが
19日にしていただいたサインです。
