昨日、テレビ東京で放送された
「水曜ミステリー9」という
2時間ドラマ枠で放送された
『ガンリキ 警部補・鬼島弥一』、
おとといは前田知香さんのライブに行っていたため
リアルタイムで観ることがかなわず、
昨晩、録画しといたやつで観ました。
黒川さんが出演されているということで。
役柄はタイトルロールである
警視庁中央港湾署の警部補
鬼島弥一とコンビを組む、
警視庁捜査一課の落合七海刑事です。
『ケータイ刑事』以来の刑事役になるのかな?
まあ、あのときは警視正でしたけど(藁
中村梅雀演じる鬼島弥一は、
実力はあるけど奇人として有名という設定で、
周囲と歩調を合わせない天然キャラ。
どこまで天然なのか分かりませんが(苦笑)
いってみれば和製コロンボといったイメージ。
鬼島とコンビを組まされる落合刑事の方は
単なるお守り役のバカというわけでもなく、
最後の最後の謎解き場面では
落合の方が犯人を追い詰めてました。
鬼島は、さも今気づいたかのように
そうか、なるほど、と落合に合わせてましたが、
あるいはシナリオ上の主旨は
韜晦していたということなのかもしれません。
ただ、観てると黒川さんの追及がハマりすぎで
(さすが元ケータイ刑事w)
どちらが主役か、分からない感じもしたり(藁
もっとも、人情派の先輩刑事が持つ
人間的な機微に触れ、実力を知り、
だんだん態度を軟化させていき、
最後は鬼島のやり方を受け入れていくような
若手女性刑事の心理の機微を演じるというのが
ポイントだったのかもしれません。
鬼島も意識的にか無意識的にか
落合を指導する立場を維持していたわけで、
だとしたら、最後の謎解き場面は
鬼島は韜晦していたともいえますかね。
内田樹的な先生論からすれば、
意識的か無意識的かは
どうでもいいんですけどね(藁
落合が鬼島を認め、学ぼうと思った時点で
鬼島はすでに先生であるわけですから。
肝腎のミステリとしての出来ですが、
ノンフィクション作家の死の原因があれなら、
検屍で分かっちゃうんじゃないかなあ。
あと、被疑者の自宅を訪問した際、
部屋のゴミを取ってきて
DNA検査にかけるというのは、
違法捜査に当たらないのかなあ。
さらにいえば、DNA検査の結果が
あんなに早く出るとは思えず、
まあ、それは2時間ドラマですから
いうだけ野暮かもしれないですけどね(苦笑)
あと二番目の殺人事件の被害者が
耳に付けていた梵字のアクセサリー、
最後までどういう意味か
説明してなかったように思いますが、
ストーリー的には問題ないけど
やや気になりました。
(問題ないのが問題だと思うんですw)
被疑者を訊問中に、
取調室でビデオを回すというのは
もう実現してるんでしょうか。
ちょっと新鮮でした。
捜査一課の管理官(警視)を出し、
しかもそれが女性で、
分署の刑事の能力を高く評価しているとか、
警察側の設定で
妙に細かいディテールが出てくるのは
最近の警察小説ブームを反映しているのか
興味深かったのです。
ただ、管理官を Wikipedia で調べると、
どうも描写に違和感を覚えるのですけど……
まあ、全体としては
黒川さんの出番が多かったので
良かったかな、と。
(オチはそれかーい Σ\( ̄ー ̄;
「水曜ミステリー9」という
2時間ドラマ枠で放送された
『ガンリキ 警部補・鬼島弥一』、
おとといは前田知香さんのライブに行っていたため
リアルタイムで観ることがかなわず、
昨晩、録画しといたやつで観ました。
黒川さんが出演されているということで。
役柄はタイトルロールである
警視庁中央港湾署の警部補
鬼島弥一とコンビを組む、
警視庁捜査一課の落合七海刑事です。
『ケータイ刑事』以来の刑事役になるのかな?
まあ、あのときは警視正でしたけど(藁
中村梅雀演じる鬼島弥一は、
実力はあるけど奇人として有名という設定で、
周囲と歩調を合わせない天然キャラ。
どこまで天然なのか分かりませんが(苦笑)
いってみれば和製コロンボといったイメージ。
鬼島とコンビを組まされる落合刑事の方は
単なるお守り役のバカというわけでもなく、
最後の最後の謎解き場面では
落合の方が犯人を追い詰めてました。
鬼島は、さも今気づいたかのように
そうか、なるほど、と落合に合わせてましたが、
あるいはシナリオ上の主旨は
韜晦していたということなのかもしれません。
ただ、観てると黒川さんの追及がハマりすぎで
(さすが元ケータイ刑事w)
どちらが主役か、分からない感じもしたり(藁
もっとも、人情派の先輩刑事が持つ
人間的な機微に触れ、実力を知り、
だんだん態度を軟化させていき、
最後は鬼島のやり方を受け入れていくような
若手女性刑事の心理の機微を演じるというのが
ポイントだったのかもしれません。
鬼島も意識的にか無意識的にか
落合を指導する立場を維持していたわけで、
だとしたら、最後の謎解き場面は
鬼島は韜晦していたともいえますかね。
内田樹的な先生論からすれば、
意識的か無意識的かは
どうでもいいんですけどね(藁
落合が鬼島を認め、学ぼうと思った時点で
鬼島はすでに先生であるわけですから。
肝腎のミステリとしての出来ですが、
ノンフィクション作家の死の原因があれなら、
検屍で分かっちゃうんじゃないかなあ。
あと、被疑者の自宅を訪問した際、
部屋のゴミを取ってきて
DNA検査にかけるというのは、
違法捜査に当たらないのかなあ。
さらにいえば、DNA検査の結果が
あんなに早く出るとは思えず、
まあ、それは2時間ドラマですから
いうだけ野暮かもしれないですけどね(苦笑)
あと二番目の殺人事件の被害者が
耳に付けていた梵字のアクセサリー、
最後までどういう意味か
説明してなかったように思いますが、
ストーリー的には問題ないけど
やや気になりました。
(問題ないのが問題だと思うんですw)
被疑者を訊問中に、
取調室でビデオを回すというのは
もう実現してるんでしょうか。
ちょっと新鮮でした。
捜査一課の管理官(警視)を出し、
しかもそれが女性で、
分署の刑事の能力を高く評価しているとか、
警察側の設定で
妙に細かいディテールが出てくるのは
最近の警察小説ブームを反映しているのか
興味深かったのです。
ただ、管理官を Wikipedia で調べると、
どうも描写に違和感を覚えるのですけど……
まあ、全体としては
黒川さんの出番が多かったので
良かったかな、と。
(オチはそれかーい Σ\( ̄ー ̄;