
(白泉社 HC SPECIAL、2011.12.10)
『キス』(1996-2001、全8巻。
白泉社文庫版は全4巻)を
花とゆめコミックスで読んで以来
お気に入りのまんが家さんです。
『キス』は音楽教室のピアノ講師と
女子高生との恋愛ものですが、
天然小悪魔なヒロインの魅力もさることながら、
とにかくキス・シーンの絵が
実にクールで綺麗だった。
(個人の印象ですけど【汗】)
いい大人のくせにドキドキしました。
というわけで、しばらくは
新作が出ると買い続けてましたが、
ここ数年はご無沙汰で、
買ってもすぐに読まなかったり(^^;ゞ
『制服図鑑』は、自分の知る限り
マツモトトモ初の大判コミックスです。
制服絡みの短編が3編・全6話。
こちらは、ホテル職員、バスガイド、
スーパーのレジ打ち、女性白バイ警官など、
いずれも社会人が主人公です。
それに、プレ・シリーズともいうべき
高校生が主人公の短編「背中の男」と
オムニバス形式の「制服」が、それぞれ1編。
そして書下しの
社会人もの「制服図鑑 EX」を1編加えて、
全6編を収録しています。
いやあ、「制服図鑑」vol.1の最初の1編、
キャラが実にいいです。
それに、9~10ページのカットには
打ち抜かれちゃいました(^^;ゞ
vol.2 のレジ打ちの話や白バイ警官の話もいい。
そして「制服」に至っては……( ̄▽ ̄)
話もびっくりでしたが、
97、99ページのキス・シーンのカットや、
94ページのカットが、実にいい。
「背中の男」の
バレーのカット(124ページ)も
さり気に綺麗だよなあ……
『キス』以来の
ツボを突かれる作品集でした。
そして、カバーを外すと
びっくりさせられる要素もありまして……
まあ、これは購入してのお楽しみ
ということにしておきましょう。
●0:55ごろの修正
花とゆめコミックス最終巻の発行年、
ミスってたので直しときました。
ついでに文庫版の情報も足しときました。
現物が出てこないので
こういうミスをする。
すいませんです(^^;ゞ