NHK BS プレミアムで10日に放送された
「特集 名曲探偵アマデウス
オーケストラのすべて」第3回は、
「背中で語るソリスト魂」という副題で
ドヴォルザークのチェロ協奏曲 ロ短調を題材に
協奏曲の魅力に迫るという内容でした。
ソロを務めるチェリストの堤剛の演奏が
非常に見物だったというか、
時には身体を傾け、
時には感極まった恍惚の表情を浮かべ、
とにかくすごかったという印象です。
通称「ドヴォコン」と呼ばれるらしい
チェロ協奏曲 ロ短調 自体も、
なかなか良さげな曲でした。
フルーティストだったかが、
チェロは高音域から低音域まで出せる
完璧な楽器なので、嫉妬すら覚える
というような話をしていたのが
印象に残ってます。
ちなみに、
まだ観てない人で、再放送で観ようか
という人もいるでしょうから
曖昧に書いときますが、
ドラマ部分のオチにおける
天出臼夫と響カノンの反応、
おそらくは脚本家に由来する
ないしは演出に由来する
ある種の凡庸な偏見が感じられて
な~んかヤな印象でした。
(NHKっぽいかな、と、あえて皮肉ってみるw)
あれが逆だったら、
つまり演奏家が若い女性で
マネージャーが中年男性だったら、
あれほどの反応を見せることは
(ああいうふうに大げさに演出することは)
なかったのではないでしょうか。
NHK BS プレミアムで昨11日に放送された
「特集 名曲探偵アマデウス
オーケストラのすべて」第4回は、
「巨大化するオケ その天国と地獄」という副題で
マーラーの交響曲 第2番《復活》を題材に
究極の交響曲と呼ばれる
その秘密に迫るという内容でした。
テーマは交響曲の歴史、ってとこかな。
いつもの解説者・野本由起夫先生の他に
岡田暁生が出演してて、
おおっ! と思っちゃった(ミーハーw)
それはともかく、100人を超える
巨大オーケストラの作品は
個人的にあまり好きではありませんので、
マーラーの交響曲のCDは持っておりませんし、
(『大地の歌』は必要があって持ってるけど)
死の問題に答を出したんなら
もう書く必要がないでしょうに、
そのあとも9番まで交響曲を書いたのは
なぜやねん、と意地悪なことを考えながら
観てた次第です。
(マーラー・ファンの人には
申し訳ないですが【^^;ゞ )
西洋音楽の流れを簡単に振り返る際に、
モンテヴェルディのオペラ《オルフェオ》の
冒頭の映像が流れたり、
バッハやハイドンが引き合いに出されて、
その楽曲がちらっと流れたりしたのは
ちょっと良かったかな~。
ベートーヴェン以前の交響曲は
芸術ではなく娯楽音楽だった、という規定は、
音楽史的に間違いではないんでしょうけど、
(素人にはよく分かりませんなあ)
芸術至上主義的価値観が感じられて
やや鼻白んでしまったことでした。
さすがNHKというべきですかな(苦笑)
「特集 名曲探偵アマデウス
オーケストラのすべて」第3回は、
「背中で語るソリスト魂」という副題で
ドヴォルザークのチェロ協奏曲 ロ短調を題材に
協奏曲の魅力に迫るという内容でした。
ソロを務めるチェリストの堤剛の演奏が
非常に見物だったというか、
時には身体を傾け、
時には感極まった恍惚の表情を浮かべ、
とにかくすごかったという印象です。
通称「ドヴォコン」と呼ばれるらしい
チェロ協奏曲 ロ短調 自体も、
なかなか良さげな曲でした。
フルーティストだったかが、
チェロは高音域から低音域まで出せる
完璧な楽器なので、嫉妬すら覚える
というような話をしていたのが
印象に残ってます。
ちなみに、
まだ観てない人で、再放送で観ようか
という人もいるでしょうから
曖昧に書いときますが、
ドラマ部分のオチにおける
天出臼夫と響カノンの反応、
おそらくは脚本家に由来する
ないしは演出に由来する
ある種の凡庸な偏見が感じられて
な~んかヤな印象でした。
(NHKっぽいかな、と、あえて皮肉ってみるw)
あれが逆だったら、
つまり演奏家が若い女性で
マネージャーが中年男性だったら、
あれほどの反応を見せることは
(ああいうふうに大げさに演出することは)
なかったのではないでしょうか。
NHK BS プレミアムで昨11日に放送された
「特集 名曲探偵アマデウス
オーケストラのすべて」第4回は、
「巨大化するオケ その天国と地獄」という副題で
マーラーの交響曲 第2番《復活》を題材に
究極の交響曲と呼ばれる
その秘密に迫るという内容でした。
テーマは交響曲の歴史、ってとこかな。
いつもの解説者・野本由起夫先生の他に
岡田暁生が出演してて、
おおっ! と思っちゃった(ミーハーw)
それはともかく、100人を超える
巨大オーケストラの作品は
個人的にあまり好きではありませんので、
マーラーの交響曲のCDは持っておりませんし、
(『大地の歌』は必要があって持ってるけど)
死の問題に答を出したんなら
もう書く必要がないでしょうに、
そのあとも9番まで交響曲を書いたのは
なぜやねん、と意地悪なことを考えながら
観てた次第です。
(マーラー・ファンの人には
申し訳ないですが【^^;ゞ )
西洋音楽の流れを簡単に振り返る際に、
モンテヴェルディのオペラ《オルフェオ》の
冒頭の映像が流れたり、
バッハやハイドンが引き合いに出されて、
その楽曲がちらっと流れたりしたのは
ちょっと良かったかな~。
ベートーヴェン以前の交響曲は
芸術ではなく娯楽音楽だった、という規定は、
音楽史的に間違いではないんでしょうけど、
(素人にはよく分かりませんなあ)
芸術至上主義的価値観が感じられて
やや鼻白んでしまったことでした。
さすがNHKというべきですかな(苦笑)