黒川さんが名曲探偵のアシスタント
響カノンを演じる
音楽エンターテインメント番組
『名曲探偵アマデウス』。

久々の放送(NHK BSプレミアム)は
オーケストラの秘密に迫る
4回連続のスペシャル・バージョンです。


その第1回は
「特集 名曲探偵アマデウス
 オーケストラのすべて 第1回
 指揮者が明かすあの秘密・この不思議」
と題して
ベートーヴェンの交響曲第5番、
通称「運命」を題材に、
指揮者の秘密に迫ってました。

「運命」を指揮する円光寺雅彦
寡聞にして知りませんでしたが、
(というか、古典派以降の交響曲系は
 あまり聴かないし買わない【^^;ゞ)
指揮者が大変な仕事だということは
よっく分かりました。

「運命」は最も指揮が難しい曲の
ひとつなんだそうで、
「運命」交響曲の難しさの
秘密に迫る構成も面白かったです。

ま、第1楽章だけですけどね。( ̄▽ ̄)

音大の女学生や高校の吹奏楽部の女生徒、
音楽マニアの男性にタクトを振らせるという
実験は面白かったですけど、
(特撮ファンには『仮面ライダーX』の
 GOD総司令の声でおなじみの、
 ナレーションの阪脩[さか・おさむ]も
 降ってましたw)
オーケストラの奏者たちが
なぜそれらの指揮者の降りに対して
そう反応(演奏)するのか、も
説明してほしかったなー。


ちなみに黒川さんですが、
所長の命により清掃婦に変装して
円光寺雅彦のリハーサルを探ってましたが、
(BGMは『スパイ大作戦』のメインテーマw)
ノリが『0093 女王陛下の草刈正雄』を彷彿とさせて
楽しかったです。

オープニングの、事務所での衣裳が、
膝上丈のレースふりふりな白のワンピースで、
年齢以上に若く感じられたことでした(苦笑)


ウチにある第5番のCDは
フランス・ブリュッヘン指揮
18世紀オーケストラの演奏のものです。

$圏外の日乘-ブリュッヘン指揮『ベートーヴェン:交響曲 第5番』
(日本フォノグラム PHCP-5044、1992.7.25)

録音は1990年12月。
そんな前っすか……(遠い目)

こんな超有名曲でも
古楽演奏版にこだわるという(^^;ゞ

スタンダードな演奏を知らずに
いきなり古楽で聴いても
違いが分かるわけもなく、
意味ないんですけどね。

久しぶりに聴き直してみますか。