『仮面ライダー』放送開始40周年ということで
いろんなイベントがあったり本が出たりしてますが、
その内、本の一冊です。

$圏外の日乘-『仮面ライダー怪人列伝』
(竹書房文庫、2011年5月2日発行)

1ないし2ページで
旧1号からV3までの
各怪人を紹介した本です。

こういう
1~2ページで紹介しちゃうタイプの本は
特撮に限らず
ついつい読み進んじゃいますね。

ことに採点中、
ホワイトが乾く間読むのに
ちょうど良かったりする。

そして、読むのが止まんなくなって、
採点が滞ったりする( ̄▽ ̄)


同じような構成の本で
TURKAS 編『仮面ライダー大研究』

$圏外の日乘-『仮面ライダー大研究』

(二見 WAi WAi 文庫、2000.3.25)
というのがあります。
(う~ん、もう10年以上前の本なのか【しみじみ】)

『大研究』は、『怪人列伝』の巻末にも
参考文献としてあげられてる本ですが、
(ちなみにこの参考文献リスト、
 版元がまったく書かれていないのが困りもの)
あちらがエピソード中心で
モノクロながら全作からのスチールを
掲載していたのに対し、
『怪人列伝』は怪人中心で
写真ではなくイラストを使用。

ただし全怪人ではありませんし、
カラーイラストは巻頭のライダーたちのみ。

だから本全体としての魅力は
天下の? 竹書房の本にもかかわらず(藁
『大研究』に一歩譲る感じですかね。

全作の簡単なストーリーを書いているのと
V3までフォローしたのと、
V3までのプロデューサーの一人である
阿部征司インタビューが載っているのが
ポイントかな。

各怪人の鳴き声を文字で起こしているけど、
これはまったく不毛のような気が(苦笑)

鳴き声は、特徴的なものだけを紹介すれば
それでいいんじゃないか、と思います。


ちなみに『怪人列伝』は
普通の文庫本より、やや横幅が長いです。

$圏外の日乘-『怪人列伝』の横幅

だから本棚に入れると、他の本より
ちょ~っと飛び出します(藁

今は平積み状態かもしれませんが、
(自分が買ったとこではそうでした)
書店で確認してみてください。