曽根麻矢子の所属事務所(?)が公開している
YouTubeの映像を紹介したとき、
なんか、曽根さんのCDが
買いたくなってきたぞ~、
と書きましたが、
2009年リリースのゴルトベルク以来
ソロの新譜は出ていないようです。
ただ、通奏低音などの
サポートに回ったCDは出ていて、
危うく買い損ねるところでした。
昨2010年に2枚出ていたようですが、
その1枚がこれです。
『上野学園 石橋メモリアルホール
オープニング・ガラ・コンサート』

(キングレコード KICC-878、2010.10.6)
録音は2010年5月14日。
CDタスキ背中のタイトルは
『ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番 他』
となってますので、
店頭で探す時はご注意ください。
ブラームスの棚に置いてあるかもしんない。
上野学園の石橋メモリアルホールが改築されて
そのお披露目のコンサート・プログラムそのままに
ライブで録音したもののようです。
演奏者は皆、上野学園の大学教授たち。
つまり曽根さんも大学の先生なわけです。
収録されているのは
ブラームスのピアノ四重奏曲 第1番と
ジャック・ヴィーダーケアの
ピアノとオーボエのためのデュオ・ソナタ ホ短調、
そしてバッハの
ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ 第1番で、
このうちヴィーダーケアとバッハのソナタに
曽根さんが参加しています。
ヴィーダーケアというのは
初めて聴く名前ですが、
モーツァルトと同時代人の
フランスの作曲家なのだとか。
そのデュオ・ソナタでは
バッハのオーボエ・ソナタ集でも共演した
広田智之と組んで演奏しています。
これが、メインがオーボエということもあり、
なかなか哀愁あふれる良い曲でした。
ただ、本来はピアノとのデュオ曲なので
フォルテピアノとのデュオで
聴きたかった気がします。
バッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタは
ヴィオラの今井信子との共演。
これは定番中の定番の名曲で、
曽根さんの通奏低音奏者ぶりが楽しめるのですが、
ややチェンバロの音が弱い感じ。
チェンバロは通奏低音だけでなく、
二つの主旋律をヴィオラと共有しているので
(要するにオブリガート・チェンバロなわけです)
もうちょっと強めの音でも良かったかなと。
でも、まあ、これはなかなか良いCDでした。
石橋メモリアルホールって、
ライナーの沿革を見ると、
割と古楽に理解があるみたいですね。
ホグウッドとかブリュッヘンとか
ピノックとかアーノンクールとか
お歴々の名前が目を引きます。
オーボエとピアノのためのデュオ・ソナタを
チェンバロでやらせちゃうし、
使用楽器は、チェンバロ以外、
みんなモダン楽器だと思うし、
このCDの感じだと、
あまり古学にこだわりがないような
印象だったので
ちょっと意外でした。
ちなみに、このCDの他の演奏者に比べると
曽根さんは若手の教授(演奏者)
という扱いのようです。
曽根さんの演奏風景のスチールは
ライナーに載っておらず、
CDタスキ背からも分かる通り、
メインは明らかにブラームスのようだしね。
ちなみにブラームス曲のピアノは横山幸雄、
ヴァイオリン矢部達哉、ヴィオラ今井信子、
チェロ原田禎夫というクァルテットです。
これが石橋メモリアルホールと
キングレコードの
共同制作プロジェクトの
1枚目のようなのですが、
今後、古楽の、そして曽根さんの
リリースがあるのかどうか、
ちょっと期待したいところです。
YouTubeの映像を紹介したとき、
なんか、曽根さんのCDが
買いたくなってきたぞ~、
と書きましたが、
2009年リリースのゴルトベルク以来
ソロの新譜は出ていないようです。
ただ、通奏低音などの
サポートに回ったCDは出ていて、
危うく買い損ねるところでした。
昨2010年に2枚出ていたようですが、
その1枚がこれです。
『上野学園 石橋メモリアルホール
オープニング・ガラ・コンサート』

(キングレコード KICC-878、2010.10.6)
録音は2010年5月14日。
CDタスキ背中のタイトルは
『ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番 他』
となってますので、
店頭で探す時はご注意ください。
ブラームスの棚に置いてあるかもしんない。
上野学園の石橋メモリアルホールが改築されて
そのお披露目のコンサート・プログラムそのままに
ライブで録音したもののようです。
演奏者は皆、上野学園の大学教授たち。
つまり曽根さんも大学の先生なわけです。
収録されているのは
ブラームスのピアノ四重奏曲 第1番と
ジャック・ヴィーダーケアの
ピアノとオーボエのためのデュオ・ソナタ ホ短調、
そしてバッハの
ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ 第1番で、
このうちヴィーダーケアとバッハのソナタに
曽根さんが参加しています。
ヴィーダーケアというのは
初めて聴く名前ですが、
モーツァルトと同時代人の
フランスの作曲家なのだとか。
そのデュオ・ソナタでは
バッハのオーボエ・ソナタ集でも共演した
広田智之と組んで演奏しています。
これが、メインがオーボエということもあり、
なかなか哀愁あふれる良い曲でした。
ただ、本来はピアノとのデュオ曲なので
フォルテピアノとのデュオで
聴きたかった気がします。
バッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタは
ヴィオラの今井信子との共演。
これは定番中の定番の名曲で、
曽根さんの通奏低音奏者ぶりが楽しめるのですが、
ややチェンバロの音が弱い感じ。
チェンバロは通奏低音だけでなく、
二つの主旋律をヴィオラと共有しているので
(要するにオブリガート・チェンバロなわけです)
もうちょっと強めの音でも良かったかなと。
でも、まあ、これはなかなか良いCDでした。
石橋メモリアルホールって、
ライナーの沿革を見ると、
割と古楽に理解があるみたいですね。
ホグウッドとかブリュッヘンとか
ピノックとかアーノンクールとか
お歴々の名前が目を引きます。
オーボエとピアノのためのデュオ・ソナタを
チェンバロでやらせちゃうし、
使用楽器は、チェンバロ以外、
みんなモダン楽器だと思うし、
このCDの感じだと、
あまり古学にこだわりがないような
印象だったので
ちょっと意外でした。
ちなみに、このCDの他の演奏者に比べると
曽根さんは若手の教授(演奏者)
という扱いのようです。
曽根さんの演奏風景のスチールは
ライナーに載っておらず、
CDタスキ背からも分かる通り、
メインは明らかにブラームスのようだしね。
ちなみにブラームス曲のピアノは横山幸雄、
ヴァイオリン矢部達哉、ヴィオラ今井信子、
チェロ原田禎夫というクァルテットです。
これが石橋メモリアルホールと
キングレコードの
共同制作プロジェクトの
1枚目のようなのですが、
今後、古楽の、そして曽根さんの
リリースがあるのかどうか、
ちょっと期待したいところです。