こちらのブログで以前、
チェンバロ奏者・曽根麻矢子が演奏する
ドメニコ・スカルラッティの手稿譜に基づいて
曽根さん自身がアレンジした
「ファンダンゴ」のCDを紹介したことがあります。

『情熱のファンダンゴ』(1994)と
『ラティーナ』(2002)です。

その曽根さんの、「ファンダンゴ」実演の映像を
YouTubeで見つけました。

曽根さんは1996年に出光音楽賞を受賞しました。
その関係で出光興産がスポンサーになっている
音楽バラエティ番組『題名のない音楽会』に
出演した時のもののようです。

ですから、上のCDでいえば
『情熱のファンダンゴ』の演奏に近い頃ですが、
これが、まあ、実にいい!

まだ髪の長い、若い頃の曽根さんです。
意外と声が低いのはともかく、萌えます!
(しょうもない感想でスミマセンw)

映像は、おそらく
テレビ放送のビデオ録画から取り込んだもので、
(タイム・スタンプが映り込んでいるしね)
ややクリアさに欠けますが、
フィンガリングのすごさはよく分かります。
(手の交差があるとは思わなかった……)

演奏直前に、椅子をちょっと引くシーンも
萌え~な感じで( ̄▽ ̄)

これはファンでなくとも必聴・必見でしょう。



演奏は溌剌(はつらつ)として実に軽やか。
この軽快さが、曽根版ファンダンゴの魅力です。

これに妖艶さが加わると
2002年版の演奏になるわけです。

こういうのがいつでも簡単に観られるなんて、
いい世の中になったもんだ~(しみじみ)