阪大リーブルの附録CDを聴いたあと、
CRISTOFORI JAPAN の小倉盤を探したのですが、
店頭にはなく、
(そのときはネット販売のみとは知らなかったので【- -; )
じゃあ代わりにと思って買ったのが、
『浜松市楽器博物館 コレクションシリーズ 5
 クリストーフォリ・ピアノ』です。

$圏外の日乘-クリストーフォリ・ピアノ
(浜松市楽器博物館 LMCD-1785、2005.3.31)

こちらも小倉貴久子の演奏で、
楽器は1720年のもの
(現存しているものの中では最古のピアノ)
を基にしたレプリカ。
楽器製作は河合楽器製作所舞阪工場となっています。

ジュスティーニ、プラッティ、スカルラッティ、
マルチェッロ、ヘンデルといった5人の他、
ガルッピのチェンバロ・ソナタを収録。

CRISTOFORI JAPAN 盤とほぼ同じメンツですが、
曲自体は重ならないようになっていて、
ジュスティーニは作品1の第8番、
プラッティは作品4の第5番、
マルチェッロは第3番を収録。

ヘンデルは有名な(はずですが、自分もあまり聴かないw)
「調子の良い鍛冶屋」を含む
組曲 第5番が演奏されています。

ヘンデルはやや物足りないのですが、
てか、あえてクリストーフォリ・ピアノで弾く意味が
よく分からないのですが、
他のイタリア勢の曲はいずれも良く、
例によってマルチェッロのソナタが実にいい感じ。

これは比較的入手しやすい(はずの)1枚ですので、
クリストーフォリ・ピアノの音を堪能したい人は、
とりあえず、このCDから入ってもいいかもしれません。