クリストーフォリ・ピアノの
レプリカによる演奏だけを収録したCDを
3枚持っていると前に書きましたが、
もう1枚出てきましたf(^^;
都合4枚の内、1枚は前に紹介した
久保田彰製作のレプリカによる渡邊順生演奏盤です。
そもそもクリストーフォリ・ピアノに関心を持ったのは、
伊藤信宏編『ピアノはいつピアノになったか?』
(大阪大学出版会 飯台リーブル1、2007.3.30)
という本を読んだからです。
この本には附録として「歴史的ピアノの音」という
収録時間が約28分のCDが付いていました。
(写真のCDケースは自前のもの)

その附録CDに、小倉貴久子の演奏による
史上初めてピアノのために作曲された
L・M・ジュスティーニの
「チェンバロ・ディ・ピアノ・エ・フォルテ
すなわち、いわゆる小さなハンマー付きチェンバロのための
ソナタ集 作品1」の第4番・第1楽章が入っていて、
無性に欲しくなった、もとい聴きたくなったわけです。
だって、第1楽章だけじゃ、物足りないでしょう?(藁
その第1楽章を含むジュスティーニの曲を収めたのが、
山本宣夫製作のクリストーフォリ・ピアノを
小倉貴久子が演奏した
『ピアノの発明者 クリストーフォリの
グラヴィチェンバロ コル ピアノ エ フォルテ』です。

(CRISTOFORI JAPAN RECORDS CJRY-1001、2001)
L・M・ジュスティーニのソナタ集(全12曲)から
第3番と第4番を収めている他に、
スカルラッティのソナタ4曲と、
ヘンデル、B・マルチェッロ、プラッティの
チェンバロのためのソナタが各1曲ずつ
録音されています。
このCDは店頭で見つけたのではなく、
小倉貴久子のHPからの入手でした。
CD店には置いてない商品です。
(見つからなかったはずだよーorz)
渡邊順生の『スカルラッティ・ソナタ集』は
すでに出てましたが、
(まだ買ってなかったかと思います)
ジュスティーニのソナタを収めたCDはなく、
興味津々で求めたものです。
ただ、ジュスティーのソナタが全曲
収められていたのではなかったのが、
ちょっと残念でした。
全体的に、渡邊順生の楽器より
チェンバロに近い音を出しています。
ハンマーの材質などによるものと思いますが、
まだピアノになり切っていない
改良されたチェンバロであることが
よく分かる音だと思います。
とにかく音の違いが分かればいい、
という人には、阪大出版会の本で充分でしょう。
「歴史的ピアノの音」には
クリストーフォリ・ピアノも含めて
4種類のピアノの音が聴けます。
(内2曲はライブ録音なので拍手入り)
ただ、マルチェッロやヘンデルの
クリストーフォリ・ピアノ演奏ヴァージョンは
珍しい(と思うw)ので
これを聴かないのはもったいないですよん。
特にマルチェッロのソナタはカッコいいです。
スカルラッティのソナタ第1番も軽快でいいですね。
音的には、チェンバロに近いこともあり、
渡邊の演奏よりも好みかもしれません。
聴き慣れている音だからかもしれませんが。
もちろんジュスティーニのソナタも、
1楽章だけじゃなくて、
ぜひ、通しで全楽章、聴いてみてください。
レプリカによる演奏だけを収録したCDを
3枚持っていると前に書きましたが、
もう1枚出てきましたf(^^;
都合4枚の内、1枚は前に紹介した
久保田彰製作のレプリカによる渡邊順生演奏盤です。
そもそもクリストーフォリ・ピアノに関心を持ったのは、
伊藤信宏編『ピアノはいつピアノになったか?』
(大阪大学出版会 飯台リーブル1、2007.3.30)
という本を読んだからです。
この本には附録として「歴史的ピアノの音」という
収録時間が約28分のCDが付いていました。
(写真のCDケースは自前のもの)

その附録CDに、小倉貴久子の演奏による
史上初めてピアノのために作曲された
L・M・ジュスティーニの
「チェンバロ・ディ・ピアノ・エ・フォルテ
すなわち、いわゆる小さなハンマー付きチェンバロのための
ソナタ集 作品1」の第4番・第1楽章が入っていて、
無性に欲しくなった、もとい聴きたくなったわけです。
だって、第1楽章だけじゃ、物足りないでしょう?(藁
その第1楽章を含むジュスティーニの曲を収めたのが、
山本宣夫製作のクリストーフォリ・ピアノを
小倉貴久子が演奏した
『ピアノの発明者 クリストーフォリの
グラヴィチェンバロ コル ピアノ エ フォルテ』です。

(CRISTOFORI JAPAN RECORDS CJRY-1001、2001)
L・M・ジュスティーニのソナタ集(全12曲)から
第3番と第4番を収めている他に、
スカルラッティのソナタ4曲と、
ヘンデル、B・マルチェッロ、プラッティの
チェンバロのためのソナタが各1曲ずつ
録音されています。
このCDは店頭で見つけたのではなく、
小倉貴久子のHPからの入手でした。
CD店には置いてない商品です。
(見つからなかったはずだよーorz)
渡邊順生の『スカルラッティ・ソナタ集』は
すでに出てましたが、
(まだ買ってなかったかと思います)
ジュスティーニのソナタを収めたCDはなく、
興味津々で求めたものです。
ただ、ジュスティーのソナタが全曲
収められていたのではなかったのが、
ちょっと残念でした。
全体的に、渡邊順生の楽器より
チェンバロに近い音を出しています。
ハンマーの材質などによるものと思いますが、
まだピアノになり切っていない
改良されたチェンバロであることが
よく分かる音だと思います。
とにかく音の違いが分かればいい、
という人には、阪大出版会の本で充分でしょう。
「歴史的ピアノの音」には
クリストーフォリ・ピアノも含めて
4種類のピアノの音が聴けます。
(内2曲はライブ録音なので拍手入り)
ただ、マルチェッロやヘンデルの
クリストーフォリ・ピアノ演奏ヴァージョンは
珍しい(と思うw)ので
これを聴かないのはもったいないですよん。
特にマルチェッロのソナタはカッコいいです。
スカルラッティのソナタ第1番も軽快でいいですね。
音的には、チェンバロに近いこともあり、
渡邊の演奏よりも好みかもしれません。
聴き慣れている音だからかもしれませんが。
もちろんジュスティーニのソナタも、
1楽章だけじゃなくて、
ぜひ、通しで全楽章、聴いてみてください。