黒川さんが出ているというので、観てきました。

上の写真のパンフ、8ページしかありません。
せめて出演者全員の名前と劇中の役名との
対応表を付けてほしかった……
(以下、ネタ割りになるであろう話もしますので、
未見の方は御注意ください)
主役は、柳 浩太郎くん。
役柄はマンガ喫茶の雇われ店長・椛島。
メイド喫茶の「苺ちゃん」に惚れていて、
ひょんなきっかけから
彼女を拉致監禁することに……。
『痴漢男』で奈央ちゃんと共演した彼が、
こういう役をやるとは……びつくりです。
もう一人の主役が、亜矢乃さん。
グラドルだそうですが、
申し訳ないことに知りませんでした。
『ライオン丸G』に出たそうですが、
記憶にありません。スマソ。
本映画では、椛島が惚れるメイド喫茶の店員
苺ちゃんの役で登場して、
体当たりの演技を見せてくれています。
で、黒川さんは、
椛島が店長を務めるマンガ喫茶の
女性店員として登場しています。
『ボーイズ・オン・ザ・ラン』とは違い
純粋な(?)脇役です(藁
映画自体は、古い革袋に新しい酒を注いだ
というやつで、観ている間、
題名忘れたんですが、昔、観た
監禁ものの映画を思い出してました。
例によってググってみましたが、
たぶん伴直弥が主演の1977年に公開された
東映東京の映画ですね。
主役青年を演じていたのが伴直弥だとは
思わなかった……びつくりです。
それはともかく、
そんなマニアックな映画は
それと知らずに観ているのに、
これまでの『完全なる飼育』シリーズは
ひとつも観たことがなかったりします(^^;ゞ
今までのは中年男性が
美少女を監禁するという話だったらしい。
それが今回は、秋葉原を舞台に
若者がメイド喫茶の店員を監禁する
という話になっています。
でも、そのためなのかどうか、
なんか既視感にとらわれそうになる話に
なってました。
最初に椛島が苺ちゃんを
メイド喫茶の裏の路地で昏睡させるのですが、
そこから椛島の勤め先のマン喫まで
どうやって運んだのか。
そこからして、もう気になっちゃう(藁
で、マン喫の個室に監禁するというのが
あり得ないシチュエーションなんだけど、
これは、あり得ないなりにすごかった。
あれはエロ劇画並みの無茶なシチュエーションで、
それなりに妄想を喚起させます(藁
けど、ミステリ小説読みとしては、
ありえね~、って感じ。
露見するのが見え見えなんで。
だから、お話自体はありがちと感じてしまい、
何で社会的に許容される範囲で
打開策を見出そうとしないかなあ、
と思わずにはいられなかったり。
それ(社会を無視して
自分だけの世界で充足するの)を
ピュアというのは、おかしいと思う。
と、こんな野暮な感想しか出てきません(^^;ゞ
柳くんは『痴漢男』の時と変わらない活舌でしたが、
深作健太監督がパンフで書いている
「目ヂカラ」を感じさせるシーンは、
こんな表情もあるのかと、印象的でした。
やっぱり苺ちゃんに固執する
椛島のライバル的な存在である
サラリーマン坂田を演じたのが
お馴染(?)前田健。
怪演でした(藁
ナイフで背中刺されたのに、
ナイフを抜かないままアキバを彷徨し、
椛島と苺を探し回るシーンは
思わず笑いを誘われました。
レインコートがナイフのために
テントを張ったようになっているのは、
「せむし男」のイメージなん?
それとも男性のエレクトを
イメージさせたかったんでしょうか。
黒川さんの登場シーンで印象的だったのは、
椛島と苺が個室ブースで何をいたしているところを
みんなで発見するシーンのリアクションと、
椛島が坂田を刺して、苺と一緒に逃亡した後の
テレビ・クルーのインタビューを受けるシーン。
両方とも、妙にユーモラスでした。
椛島と苺のメイン・ストーリー以外は
ユーモラスな印象を受ける場面が意外と多く
(まんがの2巻ばかり借りまくるオジサンとか)、
それが逆に、メイン・ストーリーの古風さを
際立たせていた気がしないでもなかったり。
OPとEDで、苺が務める
メイド喫茶「ホームパーティ」の
メンバー全員による歌(監督の作詞らしい)と、
それを応援する観客のヲタ芸が映るんですが、
観てて複雑な気持ちになったことでした(藁
何だかんだ書いてると、長くなるなー。
まあ、これくらいに、しときましょう(^▽^;)
ちなみに往年のパート・カラーを連想させる
(といっても実見したことないですよ、念のためw)
パート3D、個人的にはウザかったです。
こちとら裸眼じゃなくて眼鏡かけてることもあり、
3D用めがねの掛け替え、面倒だったもんで。

上の写真のパンフ、8ページしかありません。
せめて出演者全員の名前と劇中の役名との
対応表を付けてほしかった……
(以下、ネタ割りになるであろう話もしますので、
未見の方は御注意ください)
主役は、柳 浩太郎くん。
役柄はマンガ喫茶の雇われ店長・椛島。
メイド喫茶の「苺ちゃん」に惚れていて、
ひょんなきっかけから
彼女を拉致監禁することに……。
『痴漢男』で奈央ちゃんと共演した彼が、
こういう役をやるとは……びつくりです。
もう一人の主役が、亜矢乃さん。
グラドルだそうですが、
申し訳ないことに知りませんでした。
『ライオン丸G』に出たそうですが、
記憶にありません。スマソ。
本映画では、椛島が惚れるメイド喫茶の店員
苺ちゃんの役で登場して、
体当たりの演技を見せてくれています。
で、黒川さんは、
椛島が店長を務めるマンガ喫茶の
女性店員として登場しています。
『ボーイズ・オン・ザ・ラン』とは違い
純粋な(?)脇役です(藁
映画自体は、古い革袋に新しい酒を注いだ
というやつで、観ている間、
題名忘れたんですが、昔、観た
監禁ものの映画を思い出してました。
例によってググってみましたが、
たぶん伴直弥が主演の1977年に公開された
東映東京の映画ですね。
主役青年を演じていたのが伴直弥だとは
思わなかった……びつくりです。
それはともかく、
そんなマニアックな映画は
それと知らずに観ているのに、
これまでの『完全なる飼育』シリーズは
ひとつも観たことがなかったりします(^^;ゞ
今までのは中年男性が
美少女を監禁するという話だったらしい。
それが今回は、秋葉原を舞台に
若者がメイド喫茶の店員を監禁する
という話になっています。
でも、そのためなのかどうか、
なんか既視感にとらわれそうになる話に
なってました。
最初に椛島が苺ちゃんを
メイド喫茶の裏の路地で昏睡させるのですが、
そこから椛島の勤め先のマン喫まで
どうやって運んだのか。
そこからして、もう気になっちゃう(藁
で、マン喫の個室に監禁するというのが
あり得ないシチュエーションなんだけど、
これは、あり得ないなりにすごかった。
あれはエロ劇画並みの無茶なシチュエーションで、
それなりに妄想を喚起させます(藁
けど、ミステリ小説読みとしては、
ありえね~、って感じ。
露見するのが見え見えなんで。
だから、お話自体はありがちと感じてしまい、
何で社会的に許容される範囲で
打開策を見出そうとしないかなあ、
と思わずにはいられなかったり。
それ(社会を無視して
自分だけの世界で充足するの)を
ピュアというのは、おかしいと思う。
と、こんな野暮な感想しか出てきません(^^;ゞ
柳くんは『痴漢男』の時と変わらない活舌でしたが、
深作健太監督がパンフで書いている
「目ヂカラ」を感じさせるシーンは、
こんな表情もあるのかと、印象的でした。
やっぱり苺ちゃんに固執する
椛島のライバル的な存在である
サラリーマン坂田を演じたのが
お馴染(?)前田健。
怪演でした(藁
ナイフで背中刺されたのに、
ナイフを抜かないままアキバを彷徨し、
椛島と苺を探し回るシーンは
思わず笑いを誘われました。
レインコートがナイフのために
テントを張ったようになっているのは、
「せむし男」のイメージなん?
それとも男性のエレクトを
イメージさせたかったんでしょうか。
黒川さんの登場シーンで印象的だったのは、
椛島と苺が個室ブースで何をいたしているところを
みんなで発見するシーンのリアクションと、
椛島が坂田を刺して、苺と一緒に逃亡した後の
テレビ・クルーのインタビューを受けるシーン。
両方とも、妙にユーモラスでした。
椛島と苺のメイン・ストーリー以外は
ユーモラスな印象を受ける場面が意外と多く
(まんがの2巻ばかり借りまくるオジサンとか)、
それが逆に、メイン・ストーリーの古風さを
際立たせていた気がしないでもなかったり。
OPとEDで、苺が務める
メイド喫茶「ホームパーティ」の
メンバー全員による歌(監督の作詞らしい)と、
それを応援する観客のヲタ芸が映るんですが、
観てて複雑な気持ちになったことでした(藁
何だかんだ書いてると、長くなるなー。
まあ、これくらいに、しときましょう(^▽^;)
ちなみに往年のパート・カラーを連想させる
(といっても実見したことないですよ、念のためw)
パート3D、個人的にはウザかったです。
こちとら裸眼じゃなくて眼鏡かけてることもあり、
3D用めがねの掛け替え、面倒だったもんで。