前にも書いた通り、
『ムーラン・トゥ・ラ・ギャレット』の千秋楽公演には、
劇中音楽を確定する意気込みで臨んだのですが、
幕が開いた途端にフルートの旋律を耳にして、
あ、これは自分の音楽的素養ではだめだと
すぐに諦めたのでした(藁
あの時のフルート曲は何だったのだろう……。
こちらでも何度か、
バッハのフルート曲のCDについて書きましたが、
『ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット』と
同時代のフルート曲となると、
途端に手持ちのCDが少なくなります。
それでもCDの棚をあさっていたら、
こんなのが出てきました。

(コジマ録音 ALCD-3048、1998.2.25)
発売月日は Amazon で確認しました。
タスキにもある通り、
ベル・エポック時代、すなわち
19世紀末から第1次世界大戦までの
パリの文化華やかなりし頃の
フルート曲が収められています。
タイトルの《見えない笛》というのは、
『ムーラン』では《白鳥》が選曲されていた
サン=サーンスの楽曲名です。
でも、『ムーラン』冒頭曲は何なのか、
やっぱり分かりません...orz
ちなみに、なぜ、バロック好きの人間が
こんなCDを買っているかというと、
CDショップのポップ(広告)に
同時代の楽器(歴史的楽器)による演奏だと
書いてあったからだと思います。
つまり、
ベル・エポックの時代に作られた楽器で、
ベル・エポックの時代に作られた曲を
演奏しているわけです。
ライナーを読んでみたら、遠藤剛史は、
フラウト・トラヴェルソの奏者
有田正広のお弟子さんでした。
さもあらん。
ここでは1880年頃製作されたフルートを使用。
伴奏に使用されたのは、
1920年頃製作されたエラール・ピアノ
(エラール社製のピアノ)です。
収録曲は、まあ、はっきりいって
ほとんど馴染のない曲ばかりです。
ラヴェルの《亡き王女のためのパヴァーヌ》と
サティの《ジュ・テ・ヴ(お前が欲しい)》
くらいかな、かろうじて知ってるのは。f(^^;
バロック系のスタイルではないので
個人的な好みとしては今ひとつなのですが、
打ち込みやらのアレンジがないのは
当方の趣味に合っています。
無意味に超絶技巧な感じがしないのもいい。
当時の人が聴いていたのと
同じ響き(たぶん)を耳にすることができるのは、
歴史的楽器による演奏ならではの楽しみですし
(それメインの楽しみは邪道かもしれないけれど)、
この時代の曲が好きな人なら、
至福の時を過せるのではないでしょうか。
『ムーラン・トゥ・ラ・ギャレット』の千秋楽公演には、
劇中音楽を確定する意気込みで臨んだのですが、
幕が開いた途端にフルートの旋律を耳にして、
あ、これは自分の音楽的素養ではだめだと
すぐに諦めたのでした(藁
あの時のフルート曲は何だったのだろう……。
こちらでも何度か、
バッハのフルート曲のCDについて書きましたが、
『ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット』と
同時代のフルート曲となると、
途端に手持ちのCDが少なくなります。
それでもCDの棚をあさっていたら、
こんなのが出てきました。

(コジマ録音 ALCD-3048、1998.2.25)
発売月日は Amazon で確認しました。
タスキにもある通り、
ベル・エポック時代、すなわち
19世紀末から第1次世界大戦までの
パリの文化華やかなりし頃の
フルート曲が収められています。
タイトルの《見えない笛》というのは、
『ムーラン』では《白鳥》が選曲されていた
サン=サーンスの楽曲名です。
でも、『ムーラン』冒頭曲は何なのか、
やっぱり分かりません...orz
ちなみに、なぜ、バロック好きの人間が
こんなCDを買っているかというと、
CDショップのポップ(広告)に
同時代の楽器(歴史的楽器)による演奏だと
書いてあったからだと思います。
つまり、
ベル・エポックの時代に作られた楽器で、
ベル・エポックの時代に作られた曲を
演奏しているわけです。
ライナーを読んでみたら、遠藤剛史は、
フラウト・トラヴェルソの奏者
有田正広のお弟子さんでした。
さもあらん。
ここでは1880年頃製作されたフルートを使用。
伴奏に使用されたのは、
1920年頃製作されたエラール・ピアノ
(エラール社製のピアノ)です。
収録曲は、まあ、はっきりいって
ほとんど馴染のない曲ばかりです。
ラヴェルの《亡き王女のためのパヴァーヌ》と
サティの《ジュ・テ・ヴ(お前が欲しい)》
くらいかな、かろうじて知ってるのは。f(^^;
バロック系のスタイルではないので
個人的な好みとしては今ひとつなのですが、
打ち込みやらのアレンジがないのは
当方の趣味に合っています。
無意味に超絶技巧な感じがしないのもいい。
当時の人が聴いていたのと
同じ響き(たぶん)を耳にすることができるのは、
歴史的楽器による演奏ならではの楽しみですし
(それメインの楽しみは邪道かもしれないけれど)、
この時代の曲が好きな人なら、
至福の時を過せるのではないでしょうか。