書店でこんなDVDを買いました。

圏外の日乘-名曲紀行6/バッハの風景
(永岡書店 V678[CLD-206]、2009年6月)

DVD本体には「名曲紀行」
としかありませんが、
「クラシック名曲紀行」シリーズ
全10枚の内の1枚らしく、
パブロ・カザルス指揮、
プラド音楽祭管弦楽団による、
バッハ作曲、ブランデンブルグ協奏曲の
第1番、第3番、第4番が収められています。
録音は1950年。

曲が流れている間、バッハの生誕地や
ゆかりの土地の風景の映像が流れます。

まあ、それだけです(苦笑)

カザルス指揮というのに釣られたのですが、
演奏の方は、さすがにもう古い。
アレグロ楽章は、アダージョ並みに遅い。
バロック奏法でないことは、
楽章と捉えられない場合もある、
第3番の第2楽章の演奏からも明らか。

第4番の演奏は、テンポも納得でき、
今の自分の好みに合っている感じでしたが。

映像の方は、これも、あまり面白くない。
同じ映像をリピートしているところもあり、
テロップによる解説も少ない。

せめて演奏風景がインサートされていれば、
まだしも、だったんですけどね。

税込500円だけのことはあります。