著者と題名を正確に書くと、

那須田務・松本學・加藤拓未・澤谷夏樹
『知ってるようで知らない バッハおもしろ雑学事典』

となります。長い……

圏外の日乘-バッハおもしろ雑学事典
(ヤマハミュージックメディア、2009.8.15、1800円+税)

別に、バッハだったら何でも買う
というわけではないのですが、
曽根麻矢子の序文が付いており、
釣られてしまいました(苦笑)

バッハの伝記が、生活人としてのものと
音楽職人としてのものとに分けて書かれていますが、
忘れてはいても、ほとんど知っていることばかり。

ただ、新しく発見された事実が
二、三、加わっていて、
それについては、ほほうと感心。

あとは、バッハの作曲した音楽ジャンルの
ジャンルごとの説明と、
オススメ30曲が
推奨盤と共に紹介されています。

買ってすぐにチェックしたのは、
推奨盤として何があげられているか
ということでした。

オススメ30曲の解説執筆は
松本學と加藤拓未で、
推奨盤を選んだのが
項目執筆者の2人なのかどうか、
分かりませんが、
ちょっとクセがある感じ。

てか、当方の持ってるのとのダブりは
3分の1程度でした。う~ん。

モノクロですが、図版もそこそこ多いし、
何より、CGで復元されたバッハの肖像画は、
一見の価値ありです(藁

バッハについて知らないんだけど、
ちょっと知るのに手軽な本ある?
とか聞かれたら、
奨めてしまうような本、てとこかなあ。