「HEART OF SATURDAY NIGHT」
弾き語りに近い、味のあるブルース。
「カワイコちゃんを、ちょいと、くどいて、自慢の車の中で、
その娘の肩に、腕をまわす、そんなこと思いながら、
土曜の夜の相手を求めて、車を飛ばす」
「金曜には給料が入った、ポケットが、
チャラチャラと、音を立てる、
街の灯を思い浮かべるだけで、胸が疼いてきちまうのさ」
「髪にクシを当て、顔を綺麗にシェーブする、
平日の間に、ついた汚れや埃を、一つ残らず拭い去るのさ」
「ネオンの瞬きのせい?
~オレの眼に光る、憂鬱そうな涙のせいか~あの頃の土曜の夜は、楽しかったなぁ」
と、詩人ですね~。
この方の詩には、生活感が滲んでますが、
それが、カッコ良いんですよね~。
生活感が滲んでても、カッコ良いと思える、数少ない方!

「FUMBLIN WITH THE BLUES」
すごく味がある、哀愁溢れる、渋いジャズ・ブルース?
「金曜の夜、相も変わらず、ブルースに取り憑かれてる、
~夜のたまり場じゃ、魂まで吸い取られ、
最後にゃ、壁に頭をぶつけるザマだ、
~オレはインチキ玉突き野郎、
まともな暮らしを、したいと思っても、
ちっとや、そっとじゃ、足は洗えやしない」
と、詩人ですな~。


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