昨日は我が家に来て1週間のペコリがおっぱいに出来た出来物と卵巣を取る不妊手術のため、朝から入院しました。
昼間は私もまるまるも、とても心配で・・
先生から手術後に連絡があるということで、連絡があるまではとても落ち着かない感じで
仕事に出かけるとあまり連絡してくることのないまるまるからお昼に電話があったり。
連絡が来たのは午後3時半頃。
手術はとてもうまくいきました、とのことだったのですが、とにかくペコリに会いたくて面会をお願いして、夕方まるまると一緒に出掛けました。
私達がケージの前に行くと、横たわっていたペコリが弱々しく尻尾を振って立ち上がり、
ちょっとだけ嬉しい仕草で迎えてくれました。
ケージの扉を開いてもらうと、おとうさんとおかあさんが来たのが分かっているかのように
クーンクーンと甘えたような声を出していました。
歯周病が酷くなっていて、チュッチュ大好きで私達の顔を舐めようとしてきてはみんなに顔を背けられてしまう程お口が匂っていたので、歯のスケーリングをしてもらったそうなのですが、そのせいでよだれが止まらず。
お口のまわりが涎で常に濡れている状態だったので、ティッシュでふきふきしながら話しかけたりしていました。
先生が手術の説明に来て、私達の関心が先生に向いてしまうとクーンクーンと甘えた鳴き声は更に一層激しくなったりして。
よく頑張ったね!と言いつつ、帰り際に扉を閉めたところで力尽きるように横になりました。
なんだかその様子が本当に可哀想で心配で、大丈夫なんだろうか?と思い、指を差し入れてお鼻のあたりを触ってみたりするんですが、ピクリともしない。
何度か触って話しかけているうちに、そっと目を開けてバイバイの挨拶をしてくれたような気がしたので、後ろ髪を引かれるような気分で帰ってきました。
まだ手術が終わったばかりで、フラフラしているんだろうに、扉を閉めるまでのかなり長い間立って私達の来訪に応えてくれたんだと思うと本当に涙が出そうでした。
今日は朝から引き取りに行ってもいいことになっているのですが、うちに帰ってくると嬉しさのあまり、はしゃいでしまったりしそうなので、夕方まるまるが帰ってくる少し前の時間に引き取りに行くことにしました。
あの痛々しい姿を見ると、家に居る時に何か事故でもあったら耐えられないと思ってしまう。
見にいくだけだと思っていた譲渡会。
気に入ったみたいだけど、本当に譲って貰ってくるなんて思わなかった。
でも、まるまるの本当に嬉しそうな姿を見ていると私も嬉しかった。
実際、ペコリはとっても聞き分けのいい子で、私が飼った歴代のワンコの中でも1,2を争う程
私達の言うことを理解して従順な子。
それでいて、はしゃいだり喜んだり、人間の食べ物を絶対にあげない私達にちょっとがっかりしたような素振りを見せたりと、天真爛漫な天使みたいな子で。
まるまるの犬、私の猫・・といった感じであくまでのまるまるの責任みたいに最初は割り切っていたつもりなのに、すっかり魅了されていって、猫のブランも犬のペコリもどの子も私達の子で、どの子もいないと本当に寂しい我が子といった感じになっています。
買ってからあまり使わないので畳んで仕舞っていたケージを出してきて、ベッドを用意してあげようと思います。