春真っ盛り

あり♫地方、春真っ盛りです。
今日は、朝の散歩の時から暖かくて気持ちいいな～などと思っていたら、2～3日前にはまだ咲いていなかった桜が8分咲きくらいになっていました。

現場への道すがら、車窓から見える千曲川の堤防には桜の並木が・・
千曲川を源流へとさかのぼるルートなのですが、一時間以上車を走らせている間ずっと桜・桜・桜！！

桜のピンクの木の足元に黄色いレンギョウの花も満開。
黄色とピンクのコントラストに思わずうっとりしたり、白いコブシの中に咲くピンクの桜の学校の校庭やら、本当に素敵な季節・・でもこれもあっという間。

それでも、現場近くの千曲川源流の里はようやく早い桜が咲き始めたところで、少しだけ長く春を感じていることが出来そうな今年の春です。

現場の作業は、室内の壁の仕上げがほぼ終了してあとは電気や設備の器具を取り付けて、タイルのお風呂を作り、玄関タイルを張り、ドアを吊りこんで終了。

明日あたりから外部の仕上げをして、まだ塗っていない木部の塗装をすれば外部は終了です。

私とお客様は、外部の壁に接する木部の塗装をしています。
つい少し前まで寒くて外で塗装をするなんて考えられないくらいでしたが、暖かくなると外の仕事もはかどります。


お客さま＠奥様は、なんでも出来ることは自分でやる！！という方。
大きく予算が動く部分の追加などがあっても、塗装工事は全部一緒にやります！と言ってくださり、お子さんも小さくて手がかかる上、高原野菜の仕事も忙しくなってきたこの季節に、出来る限りやろうとして、高い足場の上でも頑張って作業してくださるので利益度外視で私も頑張っています。


家を建てる上で、少しの部分でも自分達の手をかけて作った家というのは後々の愛着も全然違うと思います。
家を作る専門職と、お客様との間の通訳になろうと思ってやっている仕事ですが、慣れてくるときちんと通訳に徹することが出来なくなってしまったりすることがあるけれど、一緒に手を出し汗をかいていくことを厭わないお客様には後々のメンテのポイントや気を付ける点などがきちんと伝わって、　長く自分の「家」を大切にしてくださる気がします。

今日は一緒に塗装をしていて「これ、なんですか？」と通気用の部材を発見されたようで、使用目的と役割等のお話をしました。

この現場が始まってから、こういった話をどれくらい奥様としたことか。
私よりも現場で職人さんと仲良くなって、本当に家づくりを楽しんでいるお客様を見ると本当に幸せです。