★になった我が家産の更紗ちゃん・・

我が家の庭はキッチン&ハーブガーデンと、宿根草や多年草が混在する部分に分かれているのですが、今まで★になってしまった子は、宿根草や多年草の混在する部分の主に大きな木になる種類の木の根元へ埋めてあげることにしています。


更紗ちゃんは、洞庭藍(トウテイラン)
$そんなのってあり?

の根元へ埋めてあげました。


実は、我が家には体型的にすごくいい!と思った子しか残していないんですが、分譲した子の中にはすごく柄が綺麗な子が多くいるみたいで。。

更紗ちゃんもとても綺麗な赤白の割合のバランスがいい子でした。


その他にも、裏のお宅にはキャリコっぽい色合いの丸い子もいたりして・・

分譲しておいてちょっとうらやましかったりします。

O型の私・・結構いざとなったら太っ腹でおおざっぱだったりするもんで(笑)貰いにきた時、いい子ばっかりあげてしまっていた気がします。


いや・・貰いたいと言ってくださる方には是非一押しの子を胸を張って差し出したいと思うのも私らしいんですが(笑)


だけど、この春から今までのことを考えるにつけ、仔引きを経験することで私は金魚に対するいろんなことを学んだんだな~と思いました。


去年の今頃って、まだ雨水を使って睡蓮鉢でメダカと一緒にメダカの餌のおこぼれを食べさせて金魚飼ってましたもんね。
しかもエアレーションも濾過もなし。
よく元気で大きくなりました。


睡蓮鉢の中では越冬は無理でしょ?ってことで小さな水槽(一番小さな規格のガラス水槽)を買って家の中で飼いはじめた去年の晩秋。

メダカ用と金魚用を分けたことで、餌も金魚にはフレーク餌を与えるようになり、横見するようになって金魚の餌クレダンスが始まり・・



その後、小さな新人を迎えて。
小さな水槽の中でも充分かと思える程、新人は小さくて。

それでも、先住のちょっと大き目な仔を追い掛け回しはじめて私は初めて「追尾」という言葉にたどり着き、「追星」という言葉にたどり着く。


オスは小さくてもちゃんと自然のタイマー通りにメスを追い回し、ちゃんと「お父さん金魚」になった。


それが3月終わり。



それから本当に楽しかったな~
子供の頃からの夢が叶った一年でした。


亡くなった更紗ちゃんも、金魚掬いで貰われていった仔たちも、お客様のお家で元気に餌クレしてる子も、みんなかわいい初めての我が家産。


金魚すくいの小赤や黒出目を見つめて、この金魚に卵を産ませて育てるぞ!って毎年思っていた子供時代。


何十年も経ってやっと夢が叶った一年でした。


我が家の土となり、宿根草の肥料となってしまった仔も、決して無駄じゃない。
ちゃんと命の先を繋いでくれています。