昔・・といっても、9年くらい前のこと。

仕事の絡みでとあるセミナーに行くことになった。

結果的に、私はそのセミナーに半年にわたってかかわり、その後もきっかけがあってお手伝いに行ったりしたこともある。

今日、ピグ友と他愛ない話をしていて、そのピグ友も同じようなセミナーに参加していたことがわかった。

その中で、とても私が伝えたかったことが同じようなセミナーを受講していることで、砂漠の砂に水が浸透するような感じでピグ友に伝わったことがある。

許す・・という言葉だ。

なんだか、恋愛以外にこんなまじめな話を書く自分に照れくささを感じてはいるけれど・・

でもすごく大事なことだから書いておきたい。



・・・私達は誰もが、過去の経験から心が作られている。
一番わかりやすい言葉は「トラウマ」という言葉かもしれない。
健全に健やかに、なんの憂いもなくはつらつとしている人にも、過去に自分でも分らない心の傷があるという。

そんな過去の心の傷はたいてい子供時代に作られることが多いようだ。

妹や弟が出来てお父さんやお母さんがこちらを向いてくれにくくなった・・とか、保育園で最初の登園の日にブランコに乗りたいのに、なかなか空かなくて乗りたいのに「我慢しなさい」と言われたなど。。

今になってみると、そんなことで?って思うようなことでさえ、小さな子の心には傷として残る。

それを抱えてる大人になった私達は、なぜだか分らないことに考え苦しむことになる場合もある。



そんな時に、大事なこと。
毎日行うだけで気分がラクになること。
ピグ友とはそんな話をした。



お母さんは、その時「早くしなさい!!保育園に(学校に)遅れるわよ」とか
お父さんは、その時「なんで食事中食卓に肘をつけるんだ!!お行儀が悪い」とか
いつも学校から帰ったら、自分で鍵を開けて家に入り、一人で用意してあった夕飯を寂しく食べたり・・

辛かった体験はいっぱいあると思う。

でも、その時の恨みがいっぱい篭った思いをもう一度思い浮かべる。
私はあの時、本当に辛かったんだよー
なんで私だけそんなに辛い思いをしたの?お母さん、仕事なんかしないでずっと家に居て!!・・

いろんな思いを吐き出してみる。


そして。。その時の母親や父親の立場に立ってみる。

多分、経済的に苦しかったかもしれない。
生まれてきた妹や弟の体が弱かったかもしれない。
それがもし、自分だったら?と考えてみる。

そして、ああ・・あの時は仕方なく自分を孤独にしたんだな
ああ・・あの時は私をしっかり躾けたくて厳しいこと言ったんだな
ああ・・あの時、両親はお金のことで苦しくて夫婦喧嘩してたんだな

その時の両親の気持ちにその時にかかわっていた嫌な目にあった相手の立場に立って見る。

そうすると、少し気持ちが楽になってくる。
そう、相手の立場がわかると相手を許そうと思うやさしい気持ちになってくる。

・・長くなったので、続きは次回書きます。