待ち合わせは新幹線の中に設定した。

東京から乗ってくる3号と途中から乗り込む私。

写真のやりとりをしているし、そんなに私に会いたいならみつけてくれるでしょ?って思っての設定だった。

私はもし車中で出会えなかった時のために、次の駅で降りて落ち合うことも提案してあった。

でも、彼はいなかった。

新幹線から降りてくる人の中から彼らしき人がいないことを確認した私は帰途についた。


帰宅後に、私が待っていたこと・・会えなかったことなどを綴ったメールを送った。

もういいや、この人嘘ばっかりだ・・

そういう心中を分かっていたのだろうか?わかんないだろうな。


しかし、翌日メールがあった。

待ち合わせをした駅の前のホテルに泊まったという。

会いたいとも・・


はぁ?私がどんな思いでいたのかご存知ですか?
不誠実な人は勘弁して欲しいんですけど・・


ありえないな~なんて思いながら、折角東京から来たんだから会ってみるかと思ってその駅まで向かった。


普段は観光客で賑わう駅も、朝の時間は通学の高校生で溢れかえっていた。

改札を通りぬける前に3号の姿が正面にいるのがわかった。

もらっていた写真のイメージとは違って、なんだか軟弱な感じ。

それでも私は3号の傍に歩いていった。

随分違うな・・こんな人だったのか。

10時の新幹線に乗って帰るという3号。

仕事があるから帰らないといけないという。

ここでもえ?って思った。

年収800万以上、自営業というその彼の言葉の裏は簡単に見破ることが出来るほど矛盾に溢れていて、きっとお金がないんだろうなということを安易に想像させた。

だって、昨日今日と連休だっていうから会いに来るって筈じゃなかったの?って思った。

もし、お金に困っていなかったら前日のディナーも、当日のランチも一緒にって思うのが普通でしょ?

お茶一杯だけだもん。500円の。

きっとランチしたくなかったんだろうな。


しかも、私のために買ったプレゼントも持っていなかった。

別に、プレゼントが欲しかったわけではないけれど、あれだけ楽しみにしててって言うから勿論持ってくるんだと思っていたら・・手ぶらだった。

消えたな・・

そう思ったけれど、一応もう少し様子を見てみたいなと思って、メールと電話のやりとりを続けた。
 





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彼が出来た私ですが、水着を着て海で一緒に泳ぐという約束をしたのでお酒やご飯の量を減らしてトレーシーメソッドを頑張っています。
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