バットの起動3
前回の続きになりますが、ヒットの確率を上げるというより、正確に言えばバットに芯に当たりやすいか。。。ですね。
それでは、どのようにすればよいか。
正直、プロの世界でも三割打てば上出来ですから、いかにヒットを打つのが難しいか分かりますよね。
ヒットを打つためには、ひとまずバットの芯に当てなければなりません。
バットの芯は、バットの中で一番弾きの良い場所だと言われています。
ですから、必然的に良い打球が飛びます。
野手の正面に飛んでしまえば、アウトで残念な結果になりますが、次の打席で期待できる打席となるでしょう。
よく、ボールを点でなく線でとらえなさい!
と聞いた事があると思いますが、まさにそのとおりだと思います。
少し、頭を柔軟的に考えて下さい。
そしてイメージして下さい。
ここに、10メートルの長さの平均台があります。
もう一つは、途切れ途切れの10メートルの平均台があります。
どちらが、ゴールするのに簡単でしょうか。
答えは簡単ですね、普通の平均台です。
途切れ途切れの平均台は、踏み外すと下に落ちますね。
なので、凄く慎重になります。
普通の平均段は、少しバランス感覚の良い人は2メートルくらいなら目をつむっても歩けるのではないでしょうか。
なので、普通の平均台は普通にしていればいつかはゴールに到達します。
バットも同じで、「平均台のように水平にバットを振ればボールの起動に合う!」という事ですね。
これを一般にレベルスイングと呼ばれています。
だけど、これを意識してもなかなかレベルスイングになりません。。。
なので、多くの指導者は上から叩けといいます。
上から叩く事によって、レベルスイングが維持できるからです。
このバットの起動は、本当に大切な事でこのように記事で書くのはとても難しいです。
いづれ、直接指導できる日がくればいいな。。。と考えています。
次回につづく