正式決定しましたね!
長い道のりであった元プロ野球選手の高校野球指導。
短期研修の受講で指導資格を得ることが出来る制度を
一昨日、日本学生野球協会が全会一致で承認しました。
これで晴れて教諭歴がなくても学生野球を指導出来る道
が開けました。
新制度は来月7月1日に施行。
プロ側の日本野球機構の1日研修を受け、筆記テストと審査
を通過したうえで、学生側の日本学生野球協会の研修2日間
を受講。適性審査を受けたのち承認されます。
早ければ年内に新制度での元プロ指導者第1号が。
プロで培った高いレベルの技術を学生にも指導できる機会が増える
事になるのは素晴らしいですよね。
でも、学生野球はそれだけじゃない!
学生として学ぶべきものがあるのを忘れてはいけない。
その気づきをしっかり、元プロ野球高校野球監督第1号の後原富さんが
やってくれていたので、今回の雪解けまでいったのでしょう!
以下は、『論スポ』編集長、本郷陽一さんの記事にある、後原さんの
語りの引用です。
「高校野球は学校の部活じゃけん。例えばで言えば、試験前には練習ができないなどの学校のルールというものが色々とある。彼らも高校野球を経験しているからわかるじゃろうが、高校野球監督は野球だけを教えていればいい仕事ではない。人間教育も大事だと思う。プロという社会で生きてきた人だから、わしは安心しているのだが、プロの技術を教え、甲子園に出ることだけが、高校野球のすべてじゃないけん。私は、野球をますます好きになる3年であって欲しいというのが、指導のポリシーじゃった。甲子園利権というものに浸らないように、そこは気をつけて欲しいがな」
後原さんのような方がいたからこそ、今があるんですよね!
これから指導者となる元プロの方々、これを忘れちゃいけません!
野球界を盛り上げるためにも!
野球で日本を元気に!
Power of Baseball !